2014-05-13 レシピ「空豆のサラダ」

5月の八百屋さんには「新」がつく野菜が目白押し。なかでも豆類の豊富さ、この時期だけといってもいいくらいですね。
今月のワイン教室では「空豆のサラダ」をお出ししています。4月12日付け朝日新聞に掲載されていた「ワインに合う和レシピ」です。
おろしたてのパルミジャーノレッジャーノチーズをたっぷり使うのでこくのある辛口の白ワインがよく合うと思います。
今月はシュトークさんのリースリング(9番)と合わせています。
材料(4人前)空豆(さやをむいて200グラム)、新タマネギ2分の1個、木綿豆腐1丁、おろしニンニク小さじ2分の1、イタリアンパセリ2枝、塩小さじ2分の1、パルミジャーノレッジャーノ30グラム、オリーブ油大さじ1
作り方;
1)木綿豆腐は水切りしておく。空豆はさやをむく。新タマネギは1センチ角に切る。
2)ボウルに豆腐を手で握りつぶしながらいれる。おろしたニンニクと半量のパルミジャーノレッジャーノを混ぜておく。
3)鍋に湯を沸かし、1%(1リットルに対して10グラム)の塩を加え、空豆を入れる。2分ほどして豆がぷっくりふくれてからさらに1分ゆでる『柔らかめがよい」新タマネギを加えて30秒したら一緒にざるにあげて広げる。
4)空豆の薄皮をむく。温かいうちに粗みじんに切り、タマネギをともに2)を加える。
5)塩を振り入れて混ぜ、刻んだパセリも加える。塩味をみてからチーズの残りを加減して混ぜる。オリーブオイルを全体にからめるように混ぜる。
2014-04-20 レシピ「春野菜の豆乳バーニャカウダソースがけ』

きょうはイースター、そして24節気の「穀雨」百穀を潤す雨の通り昨夜からしとしと雨が降りました。お昼過ぎから晴れるらしいです。
今月のメニューは春野菜をふんだんに使ったヘルシーメニュー。
材料(作りやすい分量)
玉ねぎ中くらいを4分の1&ニンニク2片(みじん切り)オリーブ油大さじ2、豆乳300ML、チーズ(ゴーダやエメンタールなどいろいろ取り混ぜ)70グラム、白みそ大さじ2と2分の1、白こしょう適宜
作り方
1)玉ねぎとニンニクをみじん切りにしてオリーブ油でゆっくりと炒めます。
2)しんなりしてきたら豆乳、チーズ、白みそを加えゆっくりと溶かします。
3)最後に白こしょうで味を整えます。
バーニャカウダソースはもともと北イタリアピエモンテ地方の郷土料理でアンチョビとニンニクをオリーブオイルに溶かし込んで新鮮な生野菜やパンを浸していただくものですがこれはベジタリアンの方用にアレンジしてアンチョビを使わずに作ったソースですがベジタリアンでなくてもチーズと隠し味の白みそが作り出す独特のコクで美味しくいただけます。
4月のワイン教室では果実味が一段とまろやかになり華やかな香りと深みある味わいが心地よいクノッドさんのピノノアール(22番)とのマリアージュを楽しんでいただいています。
2013-12-26 レシピ「かぶ、しめじ、ポークのトマト鍋」

レシピのアップをお約束していたみなさまお待たせいたしました!
11月のメインディッシュ「カブ&しめじ、ポークのトマト鍋」はクルンプさんのオクセロワ(82番)とのマリアージュが絶妙で大好評でした。
スープを残してご飯を足してチーズを加えてリゾット風にしたものにはリースリングの中辛口、ロゼなどと抜群の相性で1品で2度楽しめる、簡単美味しい冬の定番になりそうです。
材料(3人分)
豚薄切り肉300グラム、カブ(葉つき)4〜5個、しめじ1パック、
A{牛乳大さじ2、にんにく(みじん切り)1片}
B{トマト水煮缶(カットタイプ)1缶、水2カップ、固形コンソメ1〜2個、トマトケチャップ大さじ2、赤唐辛子(小口切り)2本、塩少々
作り方;
1)豚肉にAをからめて10分おく。しめじは小房にわける。
2)かぶは皮をむいて4〜8つ割にする。かぶの葉はよく洗い、4センチ長さに切る。かぶを鍋にいれてかぶるくらいの水を加えて火にかけ10分ほど下茹でする。ゆであがる2、3分前にかぶの葉も入れ、ともにざるに揚げる。
3)鍋にBを合わせ、20分ほど煮込む。1)2)を加えさらに10分ほど煮る。
最初に具をいただきスープになったところでご飯とチーズを加えてリゾットでいただく。
2013-08-27 夏のワインツアー

8月17日から25日日曜日にかけての7泊9日「ドイツワイン文化を訪ねる旅」に参加してくださったみなさんと無事帰国しました!
日中の気温が24、5度、夜は18度と日本の10月半ばのような爽やかな毎日で日頃ワイン教室でご紹介しているワインの蔵元さんを訪問し、じっくりとお話を伺いながら楽しい交流、たくさんのワインのテイスティング、と充実した毎日をすごすことができました。
旅の始まりは8月17日土曜日、フランクフルト空港からスタート。
ドイツ新幹線で最初の目的地「ノイシュタット アン デア ワインシュトラーセ」へ。
現地への到着は21時すぎでしたがまだうっすらと明るく宿に荷物を降ろした足で軽食と乾杯のビールですっかりドイツモード!
今回は長期滞在者用のアパートメントに滞在
8月18日日曜日、土曜日の朝市で準備した果物、ハム、チーズ、パンで朝食です。
朝食の後、10時すぎノイシュタットから列車で20分のバード デュリュクハイムにカステルペーター醸造所を訪ねます。
バーバラさんとトニーが迎えてくれました。
ウェルカムに「シャルドネのゼクト」を開けてくれましたが、写真がありません。。。
この日お昼から天気が崩れるとの予報で晴れているうちに葡萄畑にご案内しましょう、と自家製の幌馬車で葡萄畑に向かいます。
みなさん一面の葡萄畑に魅せられ一斉にシヤッターを
農道だけでなくベンツやフォルクスワーゲンも走っている道路も通りながら葡萄畑へ。
たくさんの品種を植えている「フックスマンテル」の畑の頂に石のテーブルとベンチの特等席が
しかしまもなく雨が降り出しました。
普通だったら「じゃあ、帰りましょう」となるところですが雨よけシートをかけてワインプローベ続行です。
みんなもシートがけのお手伝いをしました。
葡萄畑の中でのワインプローベは最高!年々美味しさが増すバーバラさんの白ワイン(リースリング、ヴァイスブルグンダー&オクセロワ、ソーヴィニヨンブラン、カベルネブラン)を楽しみました。
バターが塗ってある外はカリッと中はモッチリの「プレッツェル」と
ワインがとっても合っていてついつい手が伸びてしまいます。
2013-07-27
ドイツの朝は鐘の音で始まります
3月の最後の日曜日から10月の最後の日曜日までは夏時間で日本との時差は7時間です。
日本の自宅を出てドイツの目的地にたどり着くにはほぼ1日がかり。重いトランクを持っての移動と到着の安堵感から友人宅に着いたらベットに吸い込まれるように眠りました。
おかげで翌朝は爽やかに目覚めることができました。
5時すぎには小鳥たちのさえずりも大きくなり7時になると教会の鐘の音が盛大に鳴り響きます。
朝ごはん用のパンを買いに近くのパン屋さんへ。食事パンの種類が多さと美味しさはドイツは世界一かも。
ジャム作りが趣味のひとつのヘルガが新作のジャムの試食をさせてくれました。
黄色のビンから時計回りに1)ホルンダーとリンゴ、2)グレープフルーツといちご、3)アンズとブラックベリー、4)南アメリカ産の梅、5)ホルンダーとブルーベリーとラズベリー、
普段は好んで食べませんが彼女の創作ジャムは甘さ控えめでワインとのマリアージュが浮かぶ美味しさです。
4)は美しいルビー色で酸味もしっかりしているのでジビエ料理のソースにしてシュトルツニコラウスさんのシラー(100番)と
3)や5)は18ヶ月以上熟成させてゴーダチーズのスライスと一緒にリースリングのデザートワイン(21番や29番)と合わせてみたいなぁと朝からワインとのマリアージュも浮かびます
2012-04-16
2012 4月のワイン教室
日が長くなってきましたね(*^_^*)
桜も散り、初夏の訪れを感じます。
「タケノコとイカのサラダ」
オリーブオイルとお塩だけで和えているだけですが
泉シェフの塩梅のよさでしみじみと美味しい春のご馳走に(*^_^*)
ワインはラインヘッセン・インゲルハイムの
ヴァーゼム醸造所のワインのシルヴァーナー(49番)
このシルヴァーナーのエチケットには
これから迎える白アスパラシーズンむけに
ラテン語で「アスパラにぴったりのワイン」と書かれ
白アスパラの写真が印刷されています。
二品目は「あさりのワイン蒸し」アサリを白ワイン(グラウブルグンダー)で蒸してパセリのみじん切りをちらしたもの
アサリを蒸すワインは
モーゼルのクノッド醸造所のグラウブルグンダー2010(16番)
グラウブルグンダーはフランスではピノ・グリ
イタリアではピノ・グリージョとよばれている品種です。
独特のコクと旨味があり
ハーブやガーリックなどをきかせたお料理を引き立てます。
スープもバケットに浸して美味しく召し上かれ!
3番目のお料理は「春野菜のバーニャカウダ風」蒸し野菜をソースでいただきます。バニャーカウダはご存じイタリア、ヒエモンテの郷土料理、ニンニクとアンチョビをオリーブオイルに溶かして造るソースですが今回のバーニャカウダ風は玉ネギとニンニクのみじん切りをオリーヴオイルでソテーして豆乳とチーズでコクを出して白ミソで仕上げるというソースです。
ファルツの女性醸造家バーバラさんが造る
デア・ローテ(75番)
カベルネ・クビーン(78番)
トレ・ジュー(79番)などとどれもよく合っていました。
最後はルクルーゼのお鍋でじっくり煮込んだ
「新玉ネギと手羽先のスープ」です。
とろとろになった玉ネギと手羽先のエキスが溶け込んだ心身共の温まる1品です。
合わせるワインはフランケンのライスさんの
パールワイン「マチネー」(90番)
マチネーはフランス語で「朝」のことだそうです。
造り手のライスさんが
「朝から楽しんでね」という想いで造っているのでしょう。
爽やかですがしっかりとした味わいで
赤ワインのあとに飲んでも楽しめます。
お料理とワインで春を満喫していただけたでしょうか。
まだまだ寒暖の差が大きい今日この頃
どうぞ体調を崩されませんように!!
18日からまたオランダ、ドイツの旅に出かけます。
今度帰国する頃にはお庭のバラも咲き始めていることでしょう。