2014-04-18
旅の記憶;デュッセルドルフの地ビール「アルト」;シューマッハ醸造所
デュッセルドルフの旧市街にアルトビアーの自家醸造所&レストランが連なる「世界で一番長いカウンターバー」と呼ばれる通りがあります。
「ハインリッヒハイネアレー」駅をおりてライン河に向かって南下していく通りで最初に右手に出会うのが「シューマッハー」
1838年創業の老舗です。数年前にここの外の机?なんと呼ぶのでしょう、折りたたみ式の大きなテーブルでビールのみを美味しそうに飲んでいる様子にみとれつつ
どうやって注文したらよいのかもわからず常連ぽいおじさんたちの間にに混じり近くを通りがかったケルナー(サービスする人のことをこう呼びます)に合図をしても「ここは僕の担当じゃないから」と素通りされ、ようやく運ばれて来た液体は琥珀色をしていてよい香りがするものでした。
「こんな味わいのビールもあるのだなぁ」とちょっと感動したのです。
今回も1杯だけ飲んで別のお店をはしごするつもりでいたのですが最初の1杯があまりに美味しかったので奥のレストランで食事をすることにしました。
レストランに入るのは初めてです。
折しも2013年、開業175周年でこの1年は記念ビールがあるそうです。ケルナー(給仕のお兄さん)に「どうちがうの?」と尋ねると「使っているポップがちがうんです」とのこと。
これは比較試飲するしかないですよね。で飲み比べてみました。記念ビールはラベンダーやレモンの皮のような香りがしてワイングラス出されたらカクテルと間違えてしまうかもしれない不思議な味わいでした。
注文したお料理もとても美味しかったです。
化粧室に行くとドアノブがビア樽のモチーフでその遊び心に嬉しくなりました。
きびきびと働くケルナーさんたち
デュッセルドルフを訪れる機会があったらぜひ立ち寄っていただきたいお店です。
2014-04-17
旅の記憶;デュッセルドルフのビール「アルト」
2007年の3月にワイン見本市「プロワイン」を訪ねたのがこの街に来た最初でした。
最近は「アルト」と呼ばれるこのエリアで造られているビールに魅せられています。
まずはスーパーマーケットで瓶ビールを調達。広い売り場にたくさんの銘柄(しかしもちろんこの街周辺でしか購入でいない地ビールです)が並んでいます。何本か抱えレジに並んでいると前のおじさんが覗き込んで色々解説してくれました。彼の一押しは「ディーベルス」のようでした。
よくわからないのでラベルで選んでいたら「これよりあっちがいい」などなどアドバイスをいただいて3本購入。
「フレンスハイム」これはシェアが大きいのでしょうか、街のあちこちで看板もよくみかけました。
「ガッツ」あれ?看板は「ガッツヴァイラー」色もちがいます。でもマークは一緒です。ひょっとして名前が長いので改名したのでしょうか???
この3本を飲み比べてみました。
「フレンスハイム」は優しい飲み口で疲れているときには美味しく感じますがアルトの特徴である普通のビールより苦みの利いた味わいを期待すると少し物足りないかもしれません。
「ディーベルス」は男性好みなのかなぁ、キリッとしていますがもう少しふくよかさがほしいかも。。。いつか樽ビールで試してみたいです。
「ガッツ」一番バランスがよく飲みやすい味わいでした。
王冠もキレイです。
2010-03-21
開栓4日目、室温15度
バーデンのエコワインの造り手クルンプさんのリースリングを4日ぶりにグラスを注ぎ初日に楽しんだのとは別の姿の美味しさに酔いました。
4日前に美味しいワインが飲みたくなって(もちろんワインフォーラムにあるワインはみんな美味しいのですけれど(^_^)
料理と合わせずに単独で数日かけて変化を楽しめるもの。。。と貯蔵庫を眺めて手に取ったのがこの2つ星のリースリング2007年(121番)
ちょうど3年前の2007年の今頃、デュッセルドルフのワイン見本市「プロワイン」でご縁をいただいたのがきっかけで輸入するようになりました。
最初は滑らかで透明感にあふれるスタイリッシュな赤ワインに惹かれていましたが蔵本訪問を重ねる毎にドイツの白ワインの底力を再認識するような味わいに目から鱗で
昨年は赤よりも白ワインの輸入が増えました。
まだまだ肌寒い春の宵に素敵な1杯です。
2009-09-08
エスプレッソ
最近の私の贅沢はドイツで買ってきたエスプレッソビーンズをデロンギのエスプレッソグラインダーで挽いてコーヒーを淹れて飲むことです(^o^)
じつはこのグラインダー2年以上前から我が家にあるのですが使い始めたのはごく最近。
2007年3月、デュッセルドルフのワイン見本市会場に出店していたエスプレッソ豆の焙煎会社のエスプレッソがとても美味しくて豆を分けてもらい帰国、
しかし我が家にあった豆ひき機(ミル)?では思うような味がでませんでした。
そこで挽き立ての豆で本格的なエスプレッソが飲みたい!とグラインダーを購入したのですがその頃には極上のエスプレッソ豆はなくなり私の情熱も冷め長らく放置されていたのです(ゴメンネ、グラインダー)
そして今回夏のワインツアーで訪ねたノイシュタットやハイデルベルクで美味しいエスプレッソに再会。また豆を買って帰り2年越しで待ってくれていたグラインダーの出番がきたのでした。
14段階に豆を引き分けられるグラインダー、豆のタイプによって上手に挽いて美味しい時間を増やしたいと思います(^o^)
2008-07-20
ハーブの思い出 カルダモン
デュッセルドルフに住むドイツ人の友人のお宅を初めて訪ねた時です。玄関を開けるとほのかにエキゾチックな香りがして一瞬、ここはどこなんだろう、と幻惑しました。ブータンで2年暮らしたことのある彼女はカルダモン入りのミルクティーが大好きで外出から戻ってきたときや朝食にカルダモンの実をかるくつぶしてミルクティーを作ってくれます。カルダモンが入るとなんともいえないホッとする味わいになります。以来カルダモンの香りを嗅ぐと友人との会話や旅先でリラックスした充実した時間を思い出します。
残念ながらこの時期そちらには伺えないのですが、
新着ワインを皆楽しみにしています。
カタログなど出来上がりましたら是非是非お送りください。
今年度もよろしくお願いします。