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前説で「携帯電話とかは、別に、鳴っても良いですけど・・」って笑う。台所その手があったか!。卓球ラケットを持って行くべきだったな。台詞のリズムと表情が良い。すごく面白いと思った客は居るみたい(終演後、俺の隣の人は、「すっごい面白かった!」と言ってた。拍手の音量も大きかった)。
面白いと思った人は、以降を読むな(命令)。
金返せ。俺は激しくつまんなかったよ。これは、演劇?。演劇のつもりで見たけど、コンテンポラリーダンスまたは芝居好きに理解し得ない表現形式だったらごめん。でもさ、福岡演劇フェスに参加してるって事は、演劇として見てよい?。そのつもりで俺の評価、感想。
途中で帰ろうと思った。その誘惑は非常に強かったが、帰れなかった。なぜかというと、客席の対面、舞台の奥側が客席入り口。途中で帰る客がいると、この舞台を楽しんでいる客の興を削ぐだろう。それは俺の本意ではない。
帰ろうと思ったシーンはいくつかある。主に、卓球のシーンと、鯉を炎天下で煮た話のシーン。
前者は、芸人が遊んでる様は、TVで見ればよかろうがい、と思った。台所道具で卓球するのは、笑える。ボレーで打ち返すのは、スポーツの技術として面白い。終盤の音のリズムは良い。だけどそのおもしろさは、芝居のおもしろさじゃなかろうがい。スポーツが見たいときは、スポーツを見るさ。リズムを楽しみたいなら音楽を聴くさ。何しろ長い。第一飽きる。
後者は、伊集院光さんのラジオで言ってた話だ。パクりか?。知らずに面白い話が被ったのか?。どっちでもいいけど、俺の耳には、パクりとして聞こえたね。面白い/つまらないでなくて、表現者として盗作は恥ずかしくないの?。それで金を取るの?。
舞台ってのは、入場料を取られる。舞台の内容がどれだけお粗末でも、それは返金されない。舞台の内容がどれだけ退屈でも、ヤジは飛ばない。ということを前提とした舞台作りならば、これはなんという搾取だろう。卓球のシーンが延々続いて、いつまでやるんだよ、と思った。口に出さなかったのは、
「もしかしてこれを楽しんでいる客が居たら、その人に悪い」
と思ったからだ。
それは伊集院さんのpodCastで聞いたよ!。と思ったけど、初めて聞く人には面白いもんね(なにしろ、伊集院さんのネタだ)。俺にとっては金を払って聞くべきネタでなく。
このワークショップに喜んで参加しちゃって、更には本番として客の前に出ちゃってる福岡の演劇人てなんなの?。この先どうするつもりなの?。日本のどこかに、自分の手を使わずに食べれる焼き肉屋があるらしい。それはちょっと置いておくけど。そんなコントで表現力が向上するとでも思っているの?。
俺の見方が間違っているのかもね。どういうつもりで見たら前売り代金2500円分を楽しめたのか、誰か教えてくれ。教えてください。