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退屈しているおっさんの日記

大学演劇合同公演「髑髏城の七人」2010/08/21 ソワレ

     将来楽しみ、演劇を続けてくれると嬉しいな、と思う役者が数人。そこが嬉しい。
     全体的に、芝居が荒削りというか雑というか。殺陣はよく頑張った!。

     新感線の、特にいのうえ歌舞伎系の芝居は、荒唐無稽を押し切るだけのパワーが必要なのさ。だけどそれが無いから、上滑りしていく。本来なら特効とか欲しいよね。
     特に音。全編通して音が小さすぎて、残念な感じ。スピーカーが小さいのかな?。ロールバック客席が振動するほどの音を出して良いと思うんだけど。台詞の頭とケツ、曲のリズムに合わせてフェーダーを動かす技術がないのか。そこをしょうがないからやらない、でいいのか。
     殺陣の音はズレなくて当たり前。精進精進。

     大道具が意味わかんなかった。
     衣装、小道具も雑な箇所が目についてどうもね。
     そんなこんなも含めて、大学演劇ね、と思って観た。不満とはちょっと違う。

    「時間の妖精の同級生」は15年前か。当時の参加者のうち、いまでも演劇をやる側に立っているのは何人?。見るだけの人は何人?。見もしない、まったく興味を失った人は何人?。

     今回の講演に参加した人が、10年後、俺に面白い芝居を見せてくれると嬉しいなあ。 シーン2、無界の里は、兵五とその郎党、女たちの動きが揃ってとても楽しい。よく練習した!。

    ≪10年後の俺へメモ≫
    無界屋蘭兵衛的野佑美
    抜かずの兵庫中村宏
    犬神泥師西山太一
    服部半蔵川添俊輔
    贋鉄斎西田翔一