篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

根室路

北海道文化選奨贈呈式のために根室へ出張しました。今回の受賞者は根室イースト・ポイント・ジャズオーケストラの皆様です。
お役目があり24日の贈呈式に向け私は23日に移動しました。朝7時20分発のJRで富良野を出発し4回乗り継ぎ根室着は16:00でなんと約9時間かかりました。
ほとんどが鈍行ですが覚悟して乗るとまた楽しい風景が見えてきました。初めて聞く駅名や鹿の軍団などなど。
やっと根室に到着したら道庁の担当者から「明日から暴風雪の予報あり贈呈式を中止する」とのこと。荒れる天候は想像もつかないくらいの穏やかな根室でしたが仕方がありませんね自然のことですから。
でもでもメセナ事業でもお世話になっているサトリーさん(ハンディーのある世界中の子供たちと絵を通して活動している)が偶然里帰りをしていたのでお会いしじっくりお話しができました。サトリーさんはいつも熱いです。

この日が北の勝生酒解禁日とのことでいただきました。なかなか手に入らないそうです。キリッとして美味しいしかった。
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予定を変更して今日5時20分発で帰ろうと駅に行くと「終日運休です」との張り紙が・・・が〜ん!
即タクシーの運転手さんに聞いてバスで釧路へ出ることにしました。
5時25分根室を出て無事釧路につきましたが、天候は全く穏やかで青空も出ていました。運休が信じられません!
その後も十勝晴れのなかうとうとしながら列車の旅を続け、16:00富良野へ帰還しました。帰りは11時間近くかかりましたが、天候はいたって穏やかでした。
晴れ女なり!
かくして一泊二日の根室路は移動時間20時間、根室滞在13時間でした。
贈呈式が中止になりジャズを聴くことができなかったのが残念でしたが、初めての鈍行の旅は楽しくもありました。
そうそう帰宅してNHKニュースを見NHKていたら釧路駅で特急を待っている私が映っているではありませんか(笑)。もっと大きく映っていましたが・・・前のほうにいる後ろ姿の部分をアップ。

帰宅難民を覚悟していましたが、順調すぎるくらいのスムーズさで帰宅しました。こんなところでまた「運」を使っちゃったかな(笑)。今年は「大吉」だった。