鈴木伸治の徒然記

永年の牧師、園長を隠退し、思い出と共に現況を綴ります

「隠退牧師の徒然記」<154>

隠退牧師の徒然記(2013年2月1日〜)<154>
2013年3月4日「振り返れば、お恵みの数々(その二)」



聖書の言葉
わたしのために聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。わたしが示す作り方に正しく従って、幕屋とそのすべての祭具を作りなさい。
出エジプト記25章8〜9節)




 もう少し六浦谷間の集会について記しておこう。2010年11月28日が第一回の礼拝であるが、週報なるものは考えも及ばなかったが、礼拝順序は必要である。簡単なものであるがプリントしている。賛美は讃美歌21を用いるのであるが、2012年4月22日の礼拝開始第53回目の礼拝から讃美歌54年版を使用することになった。そして、礼拝順序は第二回目からは前週の出席人数を記すようになる。礼拝順序の第七回目には集会記録表を掲載し、出席状況が一目で分かるようにする。礼拝順序のプリントは2011年5月22日の礼拝開始第16回まで続けたが、翌週の5月29日から「週報」を発行する。その時は礼拝順序のプリントと「週報」を同時に発行したのである。
 「週報」(第1号)には「週報について」として次のように記している。「2010年11月28日、六浦谷間の集会として、二人で礼拝をささげました。その時、礼拝順序を作成し、その後、回を重ねるごとに集会記録を記すようになりました。そして、六浦の家の写真を入れるようになりました。去る5月22日は子供たちと共に礼拝をささげましたが、子供達は写真が入っていることに興味を示しました。『前の大塚平安教会のような週報になっていくのかも』なんて言ってたことがヒントになり、礼拝順序を作るのだから、週報のようなものにすることにしたのです。週報といっても、ごく個人的な報告を掲載する程度です。それでも、私達を覚えてお祈りくださっている皆様への感謝報告になると思った次第です」。
その第1号週報の裏面には2011年4月4日から5月18日まで、スペイン・バルセロナに赴いたが、その時に記した「スペイン滞在記」を掲載する。それが現在に至るまで続いており、2013年2月24日の週報58号では「スペイン滞在記」(58)として掲載している。次週の3月3日の週報をもって、六浦谷間の集会の週報は6月16日までお休みになる。「スペイン滞在記」は60回をもって終了とし、次回からは「クワラルンプール滞在記」を記すことになるであろう。昨年、2012年9月10日から11月6日まで、再びスペイン・バルセロナに赴き、「『受難の門を見つめつつ』・バルセロナ滞在記」としてブログで公開した。本来、週報には「スペイン滞在記」の後に掲載するつもりでいたが、マレーシアの報告を先にした方が良いと思うにようになる。そのためには、マレーシア滞在記を書き続けることにしよう。



礼拝記名簿。2012年4月1日より礼拝出席の記名をする。



当初は讃美歌21であったが、現在は讃美歌54年版を用いている。



献金箱。2012年1月8日の礼拝より献金をささげるようになった。




聖餐式。2012年4月8日より執行する。



このブログは六浦谷間の集会について報告している。週報について記しておいたが、献金について記しておく。当初は献金をささげることは考えていなかった。連れ合いのスミさんと二人だけの礼拝は、献金をささげることに思いも及ばなかったのである。毎週の礼拝では、説教後に応答賛美があり、本来はそこで献金がささげられるのであるが、連れ合いのスミさんが感謝祈祷をささげていたのである。2012年1月1日は横須賀上町教会の礼拝担当であり、六浦谷間の集会の礼拝は1月8日であった。その日の礼拝から礼拝席上献金をささげるようになっている。それ以来ささげているが、ささげられている献金箱は開けてはいない。礼拝献金がささげられているので、六浦谷間の集会も収入が積み上げられている。それで、昨年9月にスペインに赴いたとき、バルセロナ日本語で聖書を読む会に六浦谷間の集会から献金三万円を献げたのであった。献金箱の中に、それだけのものがあるのか分からないのであるが。このまま開けないで献金をささげていれば、その額を超えていることは確かである。
聖餐式を執行したのは2012年4月8日である。丁度、羊子が帰国中であり、羊子が奏楽の礼拝において執行したのである。毎月、第二主日は横須賀上町教会の礼拝を担当しているのは、聖餐式を執行するためなのである。遣わされている牧者が 伝道師であるので、まだ聖餐式を執行できないからである。従って、毎月聖餐式に与っているが、六浦谷間の集会では聖餐式は執行してなかった。4月8日に執行して以来、時に応じて執行している。原則として第一主日に執行することにしているが、連れ合いのスミさんと二人だけの場合は執行しない。第一主日以外でも、子供たちや知人が出席すれば執行することにしている。実際、前週2月24日は小澤八重子さんや子供達が出席かしたので聖餐式を執行している。
付け加えておけば、2012年4月1日の礼拝から礼拝出席記名簿を用意し、皆さんに署名していただいている。このことに関しては2012年4月16日付で「隠退牧師の徒然記」(85)、「命の書に記される」と題して記している。
このように礼拝を報告するとなると、2012年は随分と改革が導かれたと思う。