フェリー

昨年はとうとう津軽海峡を越えることなく過ぎてしまったが、今年は東北にはまらずに海を渡りたいと思っている。
秋から初冬にかけての時期が釣りとしても面白いかと思う。
昔は東京から釧路なんていう30数時間かかるフェリーが存在したが今は無い。


北海道は上陸した港によってそれぞれ自分の定番のプランが出来上がっているから、どこに行きたいか何をしたいかで目的の船が決まる。

まず北一硝子が目的であれば小樽上陸で、早朝4時頃から展望風呂に入ってレストランで朝食後、船から少し離れたところでチョイ投げ。
北海道でハゼが釣れる北限に近いんじゃないかな。小樽港の色内埠頭で釣ったのが私の最北限だった。北に行くと、カレイやカジカの釣れる確率が高くなり、アイナメ(クジメか?)やマルタも結構いる。

小樽では、北一硝子の開く時間になったら、ぶらぶらと半日観光。
2年くらい前あたりから、折り畳み自転車を車に積んでいく様になったので、街中の散策が楽しくなった。

道東を一直線に目指すのなら、大洗か仙台か八戸から苫小牧を目指し、道南を絡めたい場合は青森か大間から函館港入りする。
自分的には八戸→苫小牧の夜行便が一番オトクな感じがする。
仕事が引けた後、夜中に東北道を北上して翌日は船の時間まで秋田から青森付近を走り温泉三昧。(^o^) …確か、昨年はそのまま東北で沈没してしまった。青森か大間から渡ろうかなと思いつつ、船を見送った。大間では船を見ながら釣りしてたしね。


ところで、航路があるうちはまだいい、と感じたのは昨日のこと。
田舎に帰る予定を組もうと、バイクで楽に行く方法を考えていたが、あるはずの川崎→那智勝浦→宮崎便が6月18日で打ち切りになっていた。それでは、四国縦断しながらと思い東京→高知を捜すがこれもない。
残るのは東京→徳島だけになった。う〜ん(^_^;) これだと和歌山に渡るのに小松島からまた船に乗らなきゃならない。東名を走るより疲れそう。
関東→関西の航路はほぼ絶滅となったか。ちっ(-"-;)


…ふるさとは遠きにありて想うもの。。。 せっかく慣れ親しんだ熊野古道世界遺産に登録されたのに、こんなにアプローチが悪いとは困ったもんだ。

写真は数年前の東京FT
左矢印の下には、苫小牧、那智勝浦、高知、の文字。右矢印の下には、徳島、北九州の文字。 出航時間間近なのにがらがらで寂しいところでした。