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日々のメモ@はてな

2012-12-09

VCSやスプライトの記事

スプライトの起源 (1)

http://d.hatena.ne.jp/hally/20041010/

ずはっきりさせておきますが、最初にスプライト技術を実用化したのはナムコの「ギャラクシアン」でも、テキサス・インストゥルメンツのVDP (TMS9918) チップでもありません。たしかにこの両者は、スプライト技術の浸透に筆舌しがたく貢献しましたが、技術としての下地を整えたのは、実はアタリなのです。

スプライトの起源 (2)

http://d.hatena.ne.jp/hally/20041027

8244は2系統のスプライト表示機能を備えた、ユニークなチップです。ひとつは自由にデザインしたキャラクタを横方向に4枚まで表示できる、ごく普通のスプライト機能で、インテルの関連特許はこれを「マイナー・システム」と呼んでいます。もうひとつはチップ内部に収められた64個の固定キャラクタセットを、横方向に12個まで同時表示することのできるもので、こちらは「メジャー・システム」と呼ばれています。

オデッセイ2には8244だけでなく、インテルのROM, RAM, 8048マイクロプロセサが入っています。つまりインテル満載だったわけです。

スプライトの起源 (3)

http://d.hatena.ne.jp/hally/20041203

時期的にはアーケードの「タンク8」とほぼ同じ頃合に開発されていたことになりますが、両者のスプライトの採用事情はまったく異なります。アーケード機におけるスプライトが「より多くの移動キャラクタを効果的に表示するための手段」だったのに対し、家庭用機のスプライトは「高価なメモリを極力グラフィクスに割かないで済むようにする工夫」でした。

スプライトの起源 (4)

http://d.hatena.ne.jp/hally/20041209

このパソコンについてはご存知なくとも、そのヴィデオチップ・TMS9918, 通称VDP (Video Display Processor) の世話になった人は多いでしょう。のちにMSXからアミューズメント機まで幅広く採用され、スプライト技術のスタンダード化に大きく貢献したグラフィクスチップです。

VDPって製品名だったんだ・・・

コモドールはスプライトのことを「ムーバブル・オブジェクト・ブロック」(MOB) と名付けていました。最初はVDPにあやかって「スプライト」と呼んでいたのですが、これに対してテキサス・インストゥルメンツからクレームが付いたため、不本意ながらこの名に改称しました。

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