今日はつきいちの研究会。相対的過剰人口論がテーマ。議論は大変白熱し、横道にそれる場面も。自分的には、①資本の蓄積の上昇に伴い賃金が上昇するが、資本は労働供給そのものを過剰にすることで賃金の上昇を抑えられること、および、②過剰人口の諸形態が現役労働者層に影響を及ぼすこと、以上二点だけがよく整理できた。この二つを分けないと過剰人口論の意味が理解できない。・・・気がする。実は相対的過剰人口論と資本蓄積論との関係はいままであんまりよく分かっていませんでした。これは現代の不安定雇用問題を考えたり、授業に使ったりできるので、頭の整理にはなりました。
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