NHKスペシャル2016年9月17日放送「自動運転革命」

 NHKスペシャル。自動運転革命。自動車業界の自動運転者開発をめぐる競争。実は米国のグーグルが開発に急ぐ。モニターや画像を中央のコンピューターに集積し、ドライブやストップをする。センサーの読み取り等高度な技術を必要とする。グーグルは自動車メーカーを目指しているわけではない。グーグルは中央のコンピューターソフトを標準化することで、その商品を自動車メーカーに販売する意図を持つ。スマートフォンのアンドロイド規格をシェアするのと同じ原理。自動で判断するのは、高速道路など比較的障がいが少ない場合には容易。それでもカーブでは曲がりきれなかったりする。まして、市街地では突然駐車を行う車、道を横切る歩行者など、あらゆる障がいがでる。それを認知するのは至難の業。ただし、そうした状況も読み取れる自動運転も開発されている。人間の知能水準は驚くほど高い。それを代替することも容易ではないが、そのような開発競争が世界中でなされている。高齢者の運転や、障がいのある人の運転など、新しい市場の創出の可能性もあるとはいえ、ここまで進んでいるとは思わなかった。

NHKスペシャル2016年9月17日放送(https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160917

Google(グーグル)は2015年6月25日、自社開発の自動運転車が米シリコンバレー地域で公道試験走行を開始したことを明らかにした。ハンドルもアクセルペダルもブレーキペダルもない、完全な自動運転を可能にするこの“近未来車”の公道テストからは、Googleの壮大な野望が透けて見える。

日本経済新聞』2015年7月27日付(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO88742400R00C15A7000000/)。