2008-09-22 日替り日誌・月曜熊篠編
■[Diary]敬老の日だから休んだ

物忘れが激しくてマジでヤバい、月曜担当の熊篠です。
このところ、このブログのアクセス数が鰻登りなんですが
どうやら「エロ」とか「陰唇」という単語がヒットしているようです。
エイズチャリティの「エロは地球を救う2008」や
女性障害者向け導尿用自助具の「陰唇開大器」なので
きっと皆さんの期待には応えられません。
が、理由はどうあれ、ここに辿り着いたからにはあちこち色々ご覧ください。
で、先週は敬老の日だから休みました(笑)。
いや、笑ってらんないんです。
11月分の仕込みを忘れていたことに気付いて泡吹きました。あわわ。
22日現在、場所も企画も全くメドが立っていません。あわわ。
24日(水)から3日連続で国際福祉機器展へ行くので、
何か妙案があったらそっと耳打ちしてください。
お礼にノアールオフィシャルステッカーを差し上げます。
綺麗なおネエさんには熱い抱擁もおまけしちゃいます。
その国際福祉機器展見学会&懇親会の参加申し込みは
今夜、日付が変わると同時に締め切ります。
10月の勉強会はまだまだ参加受け付けてます。よろしこ。
おしまい。
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熊福・福祉学部@『忘れて〜』上映会
NPO法人ノアール プレゼンツ Vol.43
熊篠福祉専門学校・福祉学部@『忘れてほしゅうない』上映会
裏企画であった『忘れてほしゅうない−隠されてきた強制不妊手術』の上映をします。
現在ゲスト等はお願いしていませんが、いろいろな意見交換が出来ればと思います。
日 時:10/4(土)
14:30開場 15:00開始 18:00終了
場 所:東京都障害者福祉会館2F・教室
参加費:一般・500円
学生、ノアール会員・無料(要学生証、会員証提示)
※同行介助者1名様まで無料
※先着40名限定とさせて頂きます。
参加表明は、下記メールアドレスまでご連絡下さい。
※情報保障、介助等の手配は参加者ご自身でお願いします。
☆参加申込み先着30名様にTENGA1本プレゼント
☆参加者全員にエロポン1個プレゼント
☆障害者手帳提示で巨乳AV1本プレゼント
★懇親会
近隣の居酒屋にて午後6時半頃から2時間程度。午後9時までには終了。
予算は2000円前後の予定。
※懇親会のみの参加はご遠慮下さい。
参加表明は・・・、
1:勉強会のみ参加
2:勉強会、懇親会ともに参加
のいずれかを明記して下さい。
複数名参加の場合はその人数・お名前も合わせてお知らせ下さい。
なお連絡なく欠席される方がいらっしゃいます。
体調不良や交通事情によるドタキャンは考慮しますが、
限られた会場空間の空席は今後の運営にも影響を及ぼしかねません。
今回以降、連絡なく欠席された方は次点(キャンセル待ち)扱いとさせて頂きます。
誠に勝手ながらご理解の程よろしくお願い致します。
主 催:特定非営利活動法人ノアール
noir_staff@yahoo.co.jp
http://www.geocities.jp/npo_noir/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=720974
熊篠福祉専門学校・ミクシィコミュニティID
http://mixi.jp/view_community.pl?id=149172
※学校法人ではありません。特定非営利活動法人ノアールの事業名です。
■[News]「真相を明らかに」 取り押さえ死から1年 遺族会見 付審判請求 署名8万人に 県警は防止策公表

佐賀市の路上で昨年9月25日、知的障害者の安永健太さん=当時(25)=が警察官5人に取り押さえられた直後に死亡した問題で、発生1年を間近に控えた19日、遺族と県警がそれぞれ同市で記者会見した。健太さんの父孝行さん(47)は「1年がたつが、(死亡の真相は)何も明らかになっていない」と憤った。
遺族や支援する市民団体は発生当初から、「自転車で停車中のミニバイクに追突し、逃げようとするなど挙動不審だったので駆け付けた警察官が取り押さえた。対処は適正だった」とする県警の説明に疑問を持ち、現場近くなどに目撃情報の提供を求める看板を設置するなどしてきた。
取り押さえにかかわった警察官5人の起訴を佐賀地検が見送ったことを受け、佐賀地裁に付審判請求をしている孝行さんは会見で「警察と(警察官が暴行したとする)目撃者の話は食い違っている。真相を明らかにしてほしい」と語気を強めた。
会見に同席した市民団体のメンバーは、付審判請求を認めるよう求めた署名が8万人に上っていることを紹介。孝行さんは「力添えはうれしい」と話した。
一方、県警の伊藤智本部長は同日の定例会見で「健太さんの死を悼んでいる」とコメント。障害者への理解を深めるために若手警察官を対象に以前から取り組んできた知的障害者入所施設での体験研修に、県内各署の教養担当者を今年初めて参加させたことなど再発防止策も公表した。
■[News]日本とガーナの懸け橋に 青年海外協力隊 看護師染矢さん 延岡市長に抱負

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてアフリカのガーナに2年間派遣される延岡市出北の看護師、染矢裕美さん(33)が19日、同市役所を訪れ、首藤正治市長に出発のあいさつをした。
染矢さんは、高校時代から海外ボランティアに関心があり「視野を広げたい」と、協力隊への参加を決意。現地では英国の非政府組織(NGO)に配属され、ガーナ北部の集落で活動する身体障害者グループを回り、職業訓練や衛生教育の改善などに取り組むという。
19日、協力隊のワッペン付きブレザーを着て市役所を訪れた染矢さんは「帰国後、看護師の仕事にも役立つだろうし、現地の人たちと交流を深め、日本とガーナの懸け橋になりたい」と抱負を語り、首藤市長は「日本の日常と懸け離れた世界に飛び込むのは、よほど好奇心が強くなければできない。いろんな成果を持ち帰ってほしい」と激励した。
■[News]知的発達障害者たちの冬季世界大会 日本選手団の合宿始まる

来年2月、米国アイダホ州で開催される知的発達障害者たちのスポーツの祭典「第9回スペシャルオリンピックス冬季世界大会」に向けた日本選手団の合同合宿が19日、豊中市の服部緑地公園で始まった。国内での認知度はまだまだ低いが、予選落ちがなく、全員が表彰される、世界で最もやさしいオリンピック。合宿も競技の強化ではなく、3日間選手が家族を離れ、普段一緒に生活していない他の選手やコーチとコミュニケーションを高めるのがねらいだ。 (上岡由美)
◇
スペシャルオリンピックスは、スポーツを通じて知的発達障害者の自立や社会参加を支援する国際的なボランティア組織。昭和37(1962)年にケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバーさんが自宅の庭を開放して開いたデイ・キャンプが始まり。現在、165カ国や地域が加盟し、約250万人の選手と70万人のボランティアが活動に参加している。
オリンピック同様に4年ごとに夏季・冬季の大会が開かれ、日本からは、平成3年夏の大会に熊本県から参加したダウン症の10歳の少女が体操競技で銀メダルを獲得。これが日本でも感動を与え、6年に「スペシャルオリンピックス日本」が設立された。
この日、集まったのは選手60人とコーチ26人。今年3月、山形市で行った全国大会で選考されたメンバーで実施競技はアルペンスキー、スノーボード、クロスカントリースキーなど7種目。大阪地区からは交野市の三宅剛さん(20)が、15年の夏季大会に続いて出場する。
初日は、天候が悪かったため室内でオリエンテーションを行った。「チームワークをつくろう」をメーンテーマにゲーム形式で自己紹介をしたり、海外でのマナーを教わったりした。2、3日には体力づくりや英会話を学ぶ予定になっている。
今回の合宿前には、選手によっては、飛行機独特の浮遊感に慣れるために、遊園地で遊具に乗って訓練も。
スペシャルオリンピックス日本の三井嬉子会長は「選手たちには、コーチとがんばってきた成果を発揮してほしい。そして何よりもスポーツを通じて新しい友達をつくり、世界を広げてもらいたい」と話していた。
■[News]【特報 追う】アイドル駅長が救世主? IGRいわて銀河鉄道

□奥中山高原駅のマロンちゃん
岩手県一戸町のIGRいわて銀河鉄道・奥中山高原駅に、通勤・通学客のアイドル的存在のワンちゃんがいる。ヨークシャーテリアのマロンちゃん(オス、7歳)だ。6月の同駅名誉駅長就任以来、同社のホームページなどを通じて広く知られるようになり、夏休みには全国各地から観光客が訪れた。同社は第3セクター鉄道としては健闘しているが、本年度は厳しい経営を強いられているだけに、関係者はマロンちゃんの“誘客効果”に期待をかけている。(石川裕司)
◇
マロンちゃんが奥中山高原駅の名誉駅長になるきっかけを作ったのは、飼い主の本木ヨコさん(65)。平成13年の秋、生後間もないマロンちゃんは同駅の駅員を委託されていた本木さんの元に譲り受けられ、以来、自宅でも、駅でも、本木さんのそばにいつも寄り添うようになった。小さくて愛らしいしぐさをみせるマロンちゃんはすぐに、通勤・通学客の人気者になった。同駅近くには、県立子どもの森や障害者通園施設などもあり、遠足に訪れる園児・児童や障害者にとってもマロンちゃんは心を和ませる存在となった。
すっかり地元のアイドルとなったマロンちゃんに、IGRも着目。照井崇社長が名誉駅長への就任を要請し、6月24日に同駅で盛大に就任式が行われた。
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マロンちゃんの“勤務時間”は、ストレスに配慮して、原則毎週火、木、日曜日の午後1時から3時まで。勤務中は会社が用意した特注の帽子と駅員の制服を身に着け、改札口の脇にちょこんと“正座”。利用客が来ると本木さんに知らせ、電車が到着するたびに本木さんと一緒に乗降客の送り迎えをするのが主な仕事だ。「生まれて間もないころから駅にいるので、ホームに出ても黄色い線の内側には絶対入らない」と本木さん。
勤務日以外でも、本木さんが休みの日を除いて一緒に出勤しているため、マロンちゃんにめぐり会える機会は多い。午前6時半ごろ、本木さんの自転車のかごに乗って自宅を出、午後5時すぎに帰宅するのがマロンちゃんの日課で、駅に滞在している時間は長い。
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IGRはマロンちゃんの勤務日をホームページで公開している。全国放送のテレビ番組で紹介されたこともあって、今年の7、8月には多くの愛犬家や家族連れが同駅を訪れた。「遠い人は沖縄、宮崎などから見えられた。首都圏を中心に多い日は一日で約50人が入れ替わり、立ち替わりでマロンに会いに来ました」と本木さんも驚くほどだった。
同社総務部広報・企画担当の長坂真理子さんは「ホームページのアクセス数は1日500件以上。マロンに会いに来た人からはがきやファンレターも届いています。マロンを通じてIGRを知ってもらえて、とてもうれしい」と笑顔をみせる。
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動物駅長というと、和歌山県の和歌山鉄道貴志駅の三毛猫の「たま」ちゃんが有名。昨年1月に就任以来、テレビの旅番組などで取り上げられ脚光を浴びているが、マロンちゃんの人気もいまや“全国区”に迫っており負けてはいない。
本木さんによると、マロンちゃんは未熟児で生まれたせいか、現在の体長は約30センチ、体重1・6キロで、兄弟のほぼ半分の大きさだ。2、3年前には歯が抜けたり、花粉症のような症状にかかったことがあったが、いまは健康上これといった不安材料は見あたらないという。
長坂さんは「地元の人や犬好きの人のアイドルで、大事にされており、いつまでも名誉駅長を続けてほしい」とマロンちゃんに期待している。
本木さんは「食が細いのがやや気になるが、私もマロンも健康管理を徹底して、できるだけ長く一緒に務めていたい」と、愛犬とともに駅を守り抜く覚悟だ。
■[News]【リリース・通信業】花王、WEB版「花王暮らしのボイスガイド2008年版」を発信

【リリース・通信業】視覚障害者のための音声情報をWEBで発信
WEB版「花王暮らしのボイスガイド2008年版」を発信
花王株式会社(社長・尾崎元規)は、WEB版「花王暮らしのボイスガイド2008年版」をホームページで発信いたします。DAISY版CD※「花王暮らしのボイスガイド」は毎年作成し無料で配布していますが、DAISY対応の音声読書機という特殊な機器を使用して音声情報を取り出すため、利用者が限られています。これをWEBで掲載することで、パソコンを扱うことのできる視覚障害者の方にご利用いただけるだけでなく、一般の方にも広くご利用いただけるようになります。
DAISY版CD「花王暮らしのボイスガイド」は1999年に初版を発行して以来、今年で10版を重ねました。全国の点字図書館、盲学校、個人の希望者へ配付してご好評をいただいており、2008年版はすでに約1,200枚を無料配布しています。
■花王暮らしのボイスガイド2008年版
<内容> 総収録時間約8時間
ご挨拶・総合目次
第1章 暮らしのワンポイント 花王社員の選ぶ私のイチオシ商品
第2章 生活情報「おそうじBOOK」
第3章 花王の家庭品 新製品・改良品
第5章 容器包装リサイクル法について
第6章 あわあわ手あらいのうたのご案内
第7章 索引
<2008年版のポイント>
2008年版では、生活情報に「おそうじBOOK」を掲載しました。「おそうじBOOK」は、「おそうじの基本」「住まいのお手入れ」の2部構成で、お掃除の基本と、毎日のお掃除に役立つ住まいのお手入れのコツを紹介しています。「あわあわ手あらいのうた」は、子どもたちに正しい手洗い方法を覚えてもらうために花王が作成したものです。これは、歌詞にあわせて順番にポーズをつくって洗うと上手に手洗いができるというもので、全国の保育園や小学校でも活用されています。また、これまでどおり「花王社員の選ぶイチオシ商品」、新製品・改良品情報(約140点)も掲載しています。
なお、「おそうじBOOK」はより多くの方々にも聞いていただけるよう、来春には音楽用CDに再編集し、「くらしの中のサイエンスシリーズ」として配布する予定です。
<参考>
現在提供しているその他のCD音声情報(音楽用CDプレーヤーで聞けます。)
■「くらしの中のサイエンス」
■「くらしの中のサイエンス お洗たくBOOK版」
■「くらしの中のサイエンス メタボリックシンドローム予防のための実践ノート版」
■「からだのノート おとなになるということ」
※DAISY版CDの特徴
皆さまにお届けしたい情報がCD1枚に収録されています。約10時間にも及ぶ情報の中から、目次や索引で聞きたいページ、欲しい情報に瞬時にたどりつけるデジタル録音図書「DAISY」(Digital Accessible Information System)で編集しています。これは、DAISY専用の音声読書機で聞くことができます。
お問い合わせ
花王株式会社 コーポレートコミュニケーション部門 社会貢献部
Tel :03−3660−7057 Fax : 03−3660−7994
■[News]常設の共同店舗開設 ピエリ守山に障害者6施設

滋賀県守山市今浜町に20日から開業するショッピングモール「ピエリ守山」に、同市内の障害者施設が共同で店を開き、手作りの工芸品やクッキーなどを販売する。常設の共同店舗は市内初で、障害者の収入アップや社会参加のために、多くの来客を期待している。
市内の障害者施設でつくる通所施設連絡協議会が同モールの開発業者と話し合った結果、1階の12平方メートルの店舗を無償で借りられることになった。店舗名は「LAKE SHOP もりやま」。知的障害者の通所施設など六施設が参加し、このうちの「特定非営利活動法人ぷくぷく」が運営を担当する。
プレオープンの18日には、真新しい店舗内にクッキーや陶器のはし置き、ペーパーホルダーなど約30品を並べ、「ぷくぷく」の職員やボランティアが接客に当たった。
様子見の客も多かったため、店頭に立った田巻明美さん(56)は「店の特徴が分かる工夫がもっと必要かな」と話し、「通所者らが時間をかけて作ったのでそれぞれ表情が違う。手作りの良さを見てほしい」とアピールしていた。
運営費を除く売り上げの8割が各施設の収入になり、障害者の賃金に還元される。
■[News]北京パラリンピック:自転車 金・銀・銅の石井さん、患者仲間から握手攻め /神奈川

◇脳障害でリハビリの病院に報告
北京パラリンピックの自転車で金、銀、銅メダルを取った元競輪選手、石井雅史さん(35)=藤沢市=が18日夜、帰国した。一夜明けた19日、脳障害のリハビリを受けた東京慈恵会医大病院(東京都港区)を訪れ、患者仲間らに「メダル報告」をした。
同院に現れた石井さんはつえをついていた。世界新の金(千メートルタイムトライアル)、銀(三千メートル個人追い抜き)、銅(ロードレース)の後、最後のレースで落車したためだ。「腰を痛めた。四つもメダルを取ったら、帰りの飛行機が落ちると思った」と軽く笑った。
01年に交通事故で脳に障害を負い、4年前から同院の橋本圭司医師(35)が指導するリハビリサークルに週1回通う。この日は患者や家族ら約30人が集まり「よくやった」と石井さんを握手攻めにした。
石井さんは「まだ記憶に障害があり、北京でも大事な身分証明カードを忘れ、会場に入れなかったことも。ふさぎこんでいた自分がリハビリで再び自転車に乗れるようになり、北京まで行けた」と体験を語った。
妻の智子さん(33)と東祈(はるき)君(5)ら息子3人も同行した。最後に3個のメダルを披露すると、患者仲間らも触り、記念撮影が続いた。橋本医師は「初めはふさぎこんでいたが、自転車に触らせると、意欲が出てきた。厳しい練習を乗り越えたメダリストの誕生は、リハビリ患者の励みになる」と快挙をたたえた。【網谷利一郎】
■[News]JR多治見駅:南広場改修概要が決まる 「日本一暑い街」アピールへ寒暖計も /岐阜

◇タクシーと一般車分離
多治見市のJR多治見駅南広場改修工事の概要が決まった。総工費3億円で10年度中に完成予定。これまで一緒だった一般車とタクシーの乗り入れ口を別々にしてトラブルが起きにくいようにする。また「日本一暑い街」をアピールするため、駅舎2階からも見える巨大な寒暖計を広場前に設けるとともに、高気温対策を取り入れて「快適空間」を駅前につくりあげる。
高気温対策としては、細かな水の粒で人工的に霧を発生させ、液体が気体になる時に周囲から熱を奪う気化熱を利用して気温を下げるシステム「ドライミスト」を広場に設置する。また、保水性タイルを敷いたり、緑化を進める。
一方、一般車とタクシーが、停車場所をめぐって、たびたびトラブルが起きている車の乗り入れ口を分離し、駅利用者が安全に、安心して乗降できるようにする。また、身体障害者用駐車場、歩道の段差解消、歩行者用シェルター(屋根)の設置など、駅南全体をバリアフリー化する。
同駅は、南・北口の一体化を図り利用者の利便性を高めるため、新駅舎建設工事を進めており、市制70周年となる10年夏までに新駅舎と合わせたグランドオープンを目指している。【小林哲夫】
■[News]過疎地の高齢者らにNPOが買い物代行サービス

9月20日14時20分配信 両丹日日新聞
福知山市三和町寺尾の交流拠点施設・三和荘を運営するNPO法人丹波・みわは、10月1日から「買い物代行サービス」を始める。
旧町時代から過疎・福祉有償運送の認可を受け、町内の福祉移送サービスを担っている丹波・みわバス事業部の新たな試み。
バス事業部は現在、約80人の障害者や高齢者らの通院などの利便を図っているが、「移送だけでなく、日常的な買い物などの手助けも」との要望が多く、買い物代行にも取り組むことにした。
利用には、福祉移送と同じく特別会員登録(入会金・年会費各1000円)が必要で、利用料は1回につき500円。すでに会員の人は登録費用は不要。原則、町内の人が対象で、高齢者だけでなく交通手段を持たない人も対象にする。
河内一郎・専務理事は「高齢化が年々進み、一人暮らしも増えるなか、商店が減るなど日常生活に支障をきたす事態も生じています。買い物だけではなく、精米の手助けなど、便利屋としても活動していきたい」と話している。
■[News]発達障害児の療育に独自教材 京大霊長研・正高教授ら

京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の正高信男教授(53)=認知神経科学、写真=の研究室が京大こころの未来研究センターと連携し、軽度発達障害の子どもの療育を試みている。独自のパソコン教材を使った読み書きトレーニングで、苦手分野を克服させる。近くプロジェクトを本格化する予定で、療育希望の子どもたちを募る。
発達障害は、アスペルガー症候群などの自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの総称。複合的要素が多く個別対応が必要で、系統だった療育システムも求められている。
正高教授の研究室では、子どもたちの言語能力に着目。独自のパソコン教材を開発し、昨年10月から同センターで療育を始めた。
療育は、キーボードのひらがな入力で単語を打つところからスタート。一定時間で入力できるようになると、単文の入力や「□たす7は13」といった読み上げ算の□の数字を即答させたり、絵でも示されるなど、聴覚や視覚も活用して言語能力を高めるプログラムになっている。パソコン教材のため家庭でも学習でき、メールで結果をやり取りできる。
現在、同センターには、5歳から小学校5年生までの8人が週1回通い、1時間程度の療育を続けている。全員が入力時間が短くなったり、文字数の多い単文も集中して打てるようになったという。
このため、今秋からプロジェクトを拡充、療育希望の子どもを広く募ることにした。文部科学省の2002年の調査では普通学級に在籍し、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の割合は6・3%とされるが、正高教授は「学校現場での対応はまだこれから。周囲の無理解や誤解で障害を増幅させることのないよう、効果的なトレーニングを普及させたい」と話している。
対象は小学4年生まで。問い合わせは正高教授ファクス0568(62)9552、メールmasataka@pri.kyoto−u.ac.jpへ。
■[News]県警保護の青年死亡:丸1年、父が心境を語る「時間止まっている感じ」 /佐賀

佐賀市南佐賀の国道で昨年9月25日、知的障害がある安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡して間もなく1年となる19日、父孝行さん(47)が報道陣に心境を語った。
孝行さんは「『もう1年』ではなく、その時のままで時間が止まっているような感じがする」と振り返り、「時間がたつほど怒りがわいてきている」と感情を吐露した。
一方、関係した警察官を不起訴とした佐賀地検の処分について佐賀地裁に行っている不服申し立て(付審判請求)に8万人以上の賛同署名が集まっていることに力を得ているといい「真相をはっきりさせたい」と述べた。
県警の伊藤智本部長はこの日、定例会見で「安永さんの死は残念で不幸なこと。改めて県警として安永さんの死を悼む」と述べた。津田隆好警務部長は、この1年で警察学校生や担当者らに研修を行ったことを説明。「今後も障害者の特性に配意した警察活動をしたい」と話した。【高芝菜穂子】
■[News]出所の高齢・障害者支援 施設入居・給付に厚労省協力

法務、厚生労働両省が平成21年度から、刑務所を出ても自立して生活できない高齢者や障害者を更生保護施設で一時預かり、老人ホームなどの福祉施設への入所を支援する方針を決めたことが20日、分かった。更生保護施設は出所者が就労し社会復帰するのを支援してきたが、就労困難者の「司法」から「福祉」への“橋渡し”という新たな役割を担う。
法務省によると、刑期を終えても身元引受人がいない出所者は、18年は約7200人。うち約900人(入院治療が必要な人を除く)が高齢や障害のため福祉サービスが必要だが、前科があることから福祉施設が受け入れたがらず、再び窃盗などをして刑務所に戻るケースが多いという。
全国101カ所の更生保護施設のうち、57施設がこうした出所者を4人ずつ受け入れる。入所期間は約3カ月で、各施設には社会福祉士を配置し、集団生活に必要な訓練を実施する。
また厚労省は各都道府県に「地域生活定着支援センター」(仮称)を設置。法務省の保護観察所と連絡を取りながら、出所後すぐ障害者手帳の発給や年金受給が可能となるよう刑務所収容中から準備を進める。出所後は更生保護施設の社会福祉士とともに、福祉施設が受け入れてくれるようコーディネートを進める方針。
■[News]遺作展:正成さんの描きためた絵画25点 1周忌に合わせて企画−−水俣 /熊本

◇水俣の支援施設「ほっとはうす」
水俣病胎児性患者らの地域生活支援施設「ほっとはうす」(水俣市浜町)で、昨年9月に23歳で亡くなった正成(まさなり)恭子さんが描いた絵画の遺作展が開かれている。施設の仲間だった正成さんをしのぼうと、亡くなって1年になるのに合わせて企画された。静物を中心に明るい色調の25点が展示され、関係者は「正成さんのまっすぐなまなざしを見てほしい」と話している。【西貴晴】
正成さんは出生時にダウン症と診断された。出水養護学校(鹿児島県出水市)高等部を卒業し、実習で訪れたことがあったほっとはうすで働くことを希望した。ほっとはうすは障害の区別を超えて受け入れており、現在もメンバー13人のうち水俣病以外の一般障害者が3人いる。正成さんは2人目の一般障害者として加わり、押し花に使う布のアイロンがけなどを担当した。
絵は養護学校時代から好きだったが、ほっとはうすに通い始めて約半年後に水俣市内の絵画教室に入った。才能が開き、07年のきょうされん(旧・共同作業所全国連絡会)のカレンダーコンクールにも入選。「にぎやかなミニバラたち」と題した作品はカレンダーの図柄になった。
昨年9月4日、気管支に異物をつまらせ、急性肺炎で亡くなった。作品の多くはほっとはうすが額に入れて保管していた。写実的な作品から、後には抽象的な趣も交えた作風になっている。ほっとはうすのロビーや絵本コーナーの壁面に作品が飾られている。
加藤タケ子施設長(57)は「優しさを振りまき、精いっぱい生き抜いた正成さんのことを多くの人に知ってほしい」と話している。23日まで。無料。問い合わせはほっとはうす0966・62・8080。
■[News]世界ろう者陸上:やり投げ 日本代表の佐藤將光さん、金メダル狙う /愛媛

◇母校の県立宇和聾学校で壮行会−−生徒ら祝福
トルコで23日に開幕する「第1回世界ろう者陸上競技選手権大会」を前に、日本代表のやり投げ選手として出場する西予市臨時職員、佐藤將光さん(27)=西予市在住=の壮行会が19日、母校の県立宇和聾(ろう)学校(同市宇和町)の体育館で開かれた。児童、生徒らが花束や寄せ書きのTシャツを贈り、出場を祝福した。
同大会は、トルコのイズミルで23日から28日まで開かれ、世界35カ国から372人が参加する予定。日本からは27人が出場する。
壮行会では、湊幸和校長が「体調に気をつけて、普段の力を発揮してほしい」と激励。全児童・生徒15人が、一文字ずつ書いたプラカードを持って「健闘をいのって、やり投げ、ファイト」と応援した。
佐藤さんは、健常者と同じようにチャレンジするため、同校高等部1年の時、やり投げを始めた。昨年10月にあった全国障害者スポーツ大会に出場し、61・23メートルの大会新記録で優勝した。自己ベストは62・34メートル。
佐藤さんは「結果や順位にこだわらないで、とにかく楽しんで自己ベストを狙い、金メダルを取りたい」と健闘を誓った。【門田修一】
■[News]北京パラリンピックマラソン「銀」 上与那原さん凱旋

北京パラリンピックの陸上男子マラソン(車いすT52)で、県勢過去最高の銀メダルを獲得した上与那原寛和選手(37)=沖縄市=が20日午後、凱旋(がいせん)した。家族や多くの支援者らが横断幕を掲げて待ち受ける中、那覇空港に到着した上与那原選手は「こうやって仲間に迎えられ、心からうれしく思う。みんなに早く報告したかった。銀メダルは重い」と、達成感に満ちた晴れやかな笑顔で語った。
上与那原さんが日本代表の赤と白のポロシャツで到着ロビーに現れると、出迎えの支援者らから大きな拍手がわき起こった。「メダルを見せて」との声に応じて、車いすのポケットから銀メダルを取り出すと、次男寛南君(10)=室川小5年=の首に銀色に輝くメダルをかけた。
長男寛人君(12)=同6年、寛南君と出迎えた妻みさおさん(35)は「一言、お疲れさまと言いたい」とほほえんだ。
父寛忠さん(72)、母米子さん(72)は「よく頑張った。大勢の皆さんの激励のおかげでここまで来られた。感謝している」とうれしそうに話した。県身体障害者陸上競技協会の荻堂盛助会長は「人間として一回りも大きくなって帰ってきたと思う。本当にありがとう」と感極まった様子で話した。
横断幕を掲げた沖縄市南桃原自治会の山内盛宏会長は「地域の大きな誇り。とても名誉なことだ」と喜んだ。車いす陸上クラブ・タートルズの宇栄原和雄さんは「プレッシャーに耐えてよく頑張った。銀メダルで苦労が報われた」と、チームメートの活躍をたたえた。
初めてのパラリンピックで陸上4種目に出場した上与那原選手。マラソンでは、1時間40分10秒の自己新記録を打ち出し、1位とはわずか3秒差だった。200メートル、400メートルではそれぞれ6位、800メートルで4位と、出場全種目で入賞という快挙を成し遂げた。
琉球新報社は県民に勇気と自信、大きな感動を与えた上与那原さんに対して「琉球新報特別賞」を贈る。20日午後2時半から那覇市天久の琉球新報社で贈呈式を行う。(座波幸代)
■[News]霧島の娘虐待:重度の障害負わす 内装業者に懲役4年−−地裁判決 /鹿児島

我が子を虐待して、重い障害を負わせたとして傷害の罪に問われた霧島市隼人町住吉、内装業、中村栄治被告(38)の判決公判が19日、鹿児島地裁であった。平島正道裁判官は「余命数カ月の重傷で、結果は死亡と同視できるほど重大」として、懲役4年(求刑懲役5年)の実刑を言い渡した。
判決によると、中村被告は7月17日午前0時15分ごろ、同居していた内妻方で、女児(4)の顔を殴って、コンクリートの土間に転倒させ、頭部に回復見込みのない重傷を負わせた。平島裁判官は「ささいなことに激怒して殴ったと認められ、動機に酌むべきところなどない」と断じた。【大塚仁】
■[News]田辺市、プラごみ収集品目を検討 リサイクル率向上目指し(和歌山)

9月20日17時11分配信 紀伊民報
真砂充敏田辺市長は19日、容器包装プラスチックリサイクル施設(田辺市元町)が稼働して1年、当初計画していたリサイクル処理量の目標を約1割下回っていることを明らかにした。食べ残しなどで汚れたごみが多いことが障害になっており、ペットボトルと容器包装プラスチック(容器包装プラ)に限定したプラスチックごみ(プラごみ)の収集を検討していると説明した。
市議会9月定例会の一般質問で、松下泰子議員(無)の質問に答えた。
市はリサイクル施設の稼働によって、プラごみ全体の約7割を容器包装プラとしてリサイクルし、三四六最終処分場に埋め立てるごみの約3割を軽減する計画を立てた。しかし、昨年9月の稼働から今年8月末までの状況を見ると、収集したプラごみ約1500トンのうち、リサイクルできた容器包装プラは824トンで割合は6割弱。埋め立ての軽減も2割強にとどまっており、真砂市長は「施設稼働の初年度ということと合わせて、リサイクルできない廃プラスチックや不適物が当初の想定より多かったことや、容器包装プラであっても汚れがひどいものが多いことなどが原因」と説明した。
松下議員からも障害者らが手作業で行っている選別作業の軽減を図ることなどを目的として、現在の4分別の収集形態を変えずにプラごみをペットボトルと容器包装プラに限定し、その他のプラスチック類を埋め立てごみと燃えるごみに分ける方法の提案があった。
真砂市長は「リサイクル施設の円滑な運営のみならず、埋め立てるごみの減量など合理的なごみ処理の推進といった点からも重要な課題。現在、担当部局で積極的に研究に取り組んでいる」と述べた。
■[News]障害者ら歌や演奏 生き生き 伏見でまつり 人形劇、バザーにぎわう

障害者福祉や高齢者福祉への理解を深めてもらおうと、京都市伏見区の市伏見社会福祉総合センターで20日、「第8回ふれあいまつり」が開かれた。舞台発表や模擬店、バザーなどの催しでにぎわった。
同センター内にある市伏見区社会福祉協議会やデイサービスセンターなど8施設でつくる実行委が主催した。
舞台では、6団体が音楽や人形劇などを発表した。市伏見障害者デイサービスセンターの利用者は、合唱と合奏で「少年時代」「虫のこえ」などを披露し、大きな拍手を受けていた。
■[News]ピアノコンサート:ダウン症・越智さん、岐阜で8曲演奏 /岐阜

ダウン症の障害を抱えながら演奏活動をする愛知県弥富市のピアニスト、越智章仁さん(31)のコンサートが20日、岐阜市学園町の県民文化ホール未来会館であった。岐阜女子大生活科学専攻の主催で、子育てを学ぶ学生や市民ら約120人が参加した。
越智さんは9歳のころ、名古屋音大で作曲学を学んでいた知子さん(60)の手ほどきでピアノを始めた。楽譜は読めないが、耳で音を覚え、14歳で初コンサートを開いた。現在は弥富市内の作業所に通いながら、全国で演奏している。
この日は「海のように」など自作曲3曲など計8曲を演奏し、知子さんも子育てについて話した。
知子さんは「子どもが頑張る姿に励まされてきた。障害を持つ子どもにも、必ず何かの才能があり、社会にとって必要とされるべきだと思います」と話していた。【山田尚弘】
■[News]車椅子バスケットボール:全国大学選手権 12チームが熱戦−−伊勢 /三重

「第7回全国車椅子バスケットボール大学選手権大会」(同バスケットボール大学連盟主催、毎日新聞社など後援)が20日、伊勢市朝熊町の県営サンアリーナで開幕し、選手たちが白熱したプレーを繰り広げた。21日まで。
同選手権は、車椅子バスケットボールの普及と振興、健常者と障害者の相互理解を深めることを目的に02年に始まった。これまで関西圏中心に行われていたが、もっと多くの人に知ってもらおうと、今回初めて三重県で行われた。
大会には2連覇を狙う北里大学(神奈川県)や3度の優勝を誇る埼玉県立大学(埼玉県)など全国各地から12チームが参加した。
一般的なバスケットボールと比べ、ボールを持った選手が車輪を手で回すのを2回までに制限される以外、ルールはほぼ同じ。ボール、コートの大きさ、ゴールの高さも変わらない。試合では、攻守の素早い切り替えや、車輪同士をぶつけ合う激しいプレーが見られ、客席から大声援が飛んでいた。【渡辺隆文】
■[News]途上国の障害者事情を紹介 野洲で講座 作家の石井さんが講演

滋賀県野洲市北桜の心身障害児入所施設「びわこ学園医療福祉センター野洲」で20日、公開講座が開かれ、ノンフィクション作家の石井光太さん(31)が、発展途上のアジア各国で目にした障害者の姿や社会の受け止め方などを紹介した。
講座は福祉関係者らを対象に毎年シリーズで開いている。石井さんは「アジア・イスラム諸国における障害者事情と暮らしの現状」と題して講演。途上国に多い障害者の物乞(ご)いを取り上げ、写真を交えて背景を解説した。
石井さんは「物乞いで家族を養う障害者もいて、尊敬の対象になっている場合もある」と指摘。その上で「この状況を『悲惨』とは一概に言えず、途上国では教育を通じて現状を良い方向に持っていく必要がある」と話した。
■[News]発生確率99%:必ず来る県沖地震 最前線の人に聞く 村井嘉浩知事 /宮城

6月の岩手・宮城内陸地震から3カ月が経過した。教訓は何か。「次」に向け備えるべきことは何か。県沖地震の近い将来の発生も予想される中、村井嘉浩知事に聞いた。【青木純】
◇「情」排し、客観判断 組織脆弱な5月に訓練−−村井嘉浩知事(48)
<6月14日午前8時43分に発生した岩手・宮城内陸地震で、県内では10人が犠牲となり、8人が依然行方不明になっている>
亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。また被災した方々は、体力と気力が求められ苦労が絶えないことと思います。県として全力で支援していきます。
<発生約2時間半後の同日午前11時10分、自衛隊に災害派遣を要請。元自衛官という経歴を持ち、決して要請をためらってはいけない、と考えている>
普段は「富県宮城」と言っていますが、知事として一番大切なのは県民の生命と財産を守ること。皆さんに健康で、一日でも長く生きてもらうことが私の使命ですから。
私は自衛隊にいたから良く分かるのですが、自衛官は通常、有事のための訓練を重ねています。有事というのは人が人を殺そうと襲ってくる状況のことで、考え方によっては自然災害より恐ろしい。そのための訓練をしている彼らは、人命を守るプロフェッショナルです。だから被災者の救出や、ライフラインの確保における自衛隊の力は大きい。県民を守る時、一番信頼できるパートナーだと思っています。今後、災害が発生し、要請するかどうかぎりぎりの状況であっても、できる限り協力を求めていくつもりです。
<知事に就任してから、従来は秋に行っていた「県沖地震対応総合図上訓練」を5月実施に変更した>
県庁という組織が一番脆弱(ぜいじゃく)なのは、人事異動直後の4月です。その時に地震が起きれば、多くの職員が何をすればよいか分からなくなる。
だから図上訓練は5月にやる。6月にも訓練を行い、9月も防災の日に県民を巻き込んだ大きな訓練をやりましょう、ということにしたのです。
いざという時には、体で覚えたことしかできません。訓練は頻繁にやることが必要で、それは県民の皆さんも同じ。大きな津波が来たら最も多くの犠牲者が出るとされる沿岸部では、特に訓練が重要だと考えています。
<地震が起きればまず震源近くの被害状況を確認し、障害を持つ人や高齢者、小さな子供などを優先して人命救助に取り組む。しかし、行政にできることには限界があると言う>
阪神大震災の時、助かった人の70%が「自助」によって生き延びた。隣近所で助け合う「共助」で助かったのは20%で、公的機関に救助された「公助」は10%だったそうです。大地震の発生後10時間は、消防車も救急車も来ないと覚悟してほしい。そして10時間耐えれば、後は我々が何とかします。命さえあれば、何とかなる。
前回78年の県沖地震の後、建築基準法の改正などで建物自体は強くなっているはずですが、それ以前の家はたくさんあるし、高齢者の割合も増えています。決して安心はできません。
私の家が近所で1軒だけ壊れて、別の地域で10軒壊れていたら、私の家より10軒を優先するでしょう。シビアですが、情は入れない。より多くの命を助けるため冷静、客観的に判断することになると思います。
■[News]バスの日:旧式から最新型まで勢ぞろい 福島で協会がイベント /福島

◇バスの良さ見直して 客足回復へアピール
「バスの日」の20日、「第1回福島バスまつり」が福島市の駅前通りと街なか広場で開かれた。1972(昭和47)年製のボンネットバスから最新のノンステップバスまでが繁華街に勢ぞろいし、多くの家族連れでにぎわった。県内のバス利用者はピーク時の約7分の1に落ち込んでおり、関係者は「バスの良さを見直して」と呼びかけていた。【松本惇】
県バス協会や県、福島市などでつくる実行委が、バスの利用促進などを目的に主催した。歩行者天国となった駅前通りに2階建てバスなど7台が展示され、子供たちがハンドルを握って楽しんだり、家族連れが記念撮影していた。古いバス停の看板が即売されたり、街なか広場前を発着点に市内を周遊するボンネットバスも無料で運行され、人気を集めた。
息子2人と周遊バスに乗った福島市大森の主婦、佐々木紀子さん(37)は「なかなか乗れないバスに乗れ、子供も大喜びです」と話し、「普段からバスを使いたいが本数が少ないので不便。もう少し増やしてくれれば利用しやすいのに」と注文をつけていた。
県バス協会によると、県内の乗り合いバス利用者は、ピーク時の1968年度の約1億6000万人から、昨年度は約2400万人に減少している。今年4月には福島交通(本社・福島市)が会社更生法の適用を申請するなど、バス会社は厳しい経営を強いられている。県バス協会の菅崎守雄専務理事は「クルマに乗れない高齢者が増える中、バスはなくてはならない公共交通機関。バスで中心街に買い物に来てもらえれば市街地も元気になる」と話していた。
■[News]君たちの声を光に:全盲教師の1年/8 支え /埼玉

◇あのころに戻った−−社会参加の門戸、広がって
9月13日、長瀞町立長瀞中(高田忠一校長)で文化祭が開かれた。全盲の新井淑則(よしのり)先生(47)は1年生の合唱に聞き入っていた。課題曲は「夢の世界を」。のびのびとした歌声を聞き、22年前に秩父市立秩父第一中で教えた生徒たちを思い出した。当時担任をしていた1年生も同じメロディーを歌った。「気持ちだけがタイムスリップしたようでした」
その年、秩父一中に赴任してきた1人の音楽の新人教師。明るく元気なその女性が、人生の伴侶(はんりょ)となった。新井先生は真弓さん(44)についてこう言う。「彼女がいなかったら、今の私はないと思います」
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真弓さんと新井先生は出会って2年後に結婚した。夕食後すぐに2階に上がり、寝るまで授業の準備を続ける夫の姿に「国語の先生ってこんなに勉強するのか」と驚いた。
網膜はく離だと最初に知らされたのは89年の冬だった。自宅の縁側で生後5カ月の長女美希さん(19)をあやしていると、病院から夫が帰って来た。「右目、手術しなくちゃならないんだってさ」
6年後、夫は両目の視力を失った。落ち込んだ夫は何度も「死」を口にするようになり、年老いた夫の両親までも「みんなで死んでしまえば楽かな」と言って泣いた。
「子供たちを置いて自分だけ死ぬなんて、ずるい」と思った。3人の子供は0〜5歳。それだけは許さない、と家族の中で1人奮闘した。
夫の手を引き外に連れ出しては、社会で働くたくさんの視覚障害者に会わせた。八つ当たりされても、「会ってもしょうがねえよ」とふてくさられても、「意気地のないこと言わないで。行くんだよ」と尻をたたき続けた。夫は「死ぬ」と口にするのをやめて、点字や歩行の訓練を始めた。
「同僚や生徒に迷惑がかかるから教師を辞めた方がいい」。復職を希望する夫を応援する真弓さんの耳に、学校関係者からそんな意見が聞こえてきた。「私の口からは夫を復職させてくださいと言いにくかった」。その後、少しずつ障害者への理解が高まる。99年、養護学校へ復職。今春、普通学級の教壇に立つことができた。
子供たちは、すくすくと育った。中学生になって3人とも、短距離選手だった父親と同じ陸上部に入った。部活が終わって帰宅すると、決まって「お父さん、マッサージして」と言ってきた。新井先生は成長した姿を見られない分、触れることで成長を確かめた。
現在の長瀞中には、夫を知る先輩教師や真弓さんの元上司らがたくさんいて、心強い。夫婦にとってこれ以上はない環境にあることや周りに支えられていることを実感する。そして「私たちのようなチャンスに恵まれない障害を持った人はたくさんいる。その人たちにも社会参加の門戸が広がってほしい」と願う。
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夫は春から、夕食後2階に上がり、一人自室にこもる。点字の教科書と向き合い、ぶつぶつと音読する声が聞こえてくると、真弓さんの胸は熱くなる。「ああ、昔もそうだったな。あのころに戻ったんだな」【町田結子】=次回は10月中旬の予定です。
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■[News]みんなのフェスティバル:障害者ら300人が交流 下松など3市8施設参加 /山口

周南、下松、光3市の障害者らが交流する「みんなのフェスティバル」が20日、下松市河内の下松スポーツ公園体育館であった。8施設の利用者と保護者ら約300人が参加し、よさこい踊りを楽しんだ。
障害者の就業や生活を支援している「ワークス周南」(周南市久米)が初めて開催。地元のよさこい踊りグループを招き、基本練習などで汗を流した。
知的障害者授産施設「周南あけぼの園」は、利用者と職員らで06年に結成した踊り連がよさこいを披露。オレンジと黒の衣装で鳴子を打ち鳴らし、軽やかなステップで会場を沸かせた。【内田久光】
■[News]討論懇談会:脊髄損傷者ら議員と 福祉など現状訴え /山口

脊髄(せきずい)損傷などの障害がある有権者の声を国政に生かすための討論懇談会が20日、山口市神田町の簡易保険保養センター「かんぽの宿湯田」であった。
会は県脊髄損傷者福祉協会が2年ごとに開催しており、今回が3回目。障害者とその家族ら12人が参加した。公明党県本部代表の桝屋敬悟衆院議員(中国比例区)や民主党県連の戸倉多香子副代表らも出席し、参加者からの「認知症の高齢者に向けたグループホームが少ない」、「介護の現場で働く職員の報酬が低い」などの意見に対し、それぞれの政策を話して討論した。
同協会の笠井弥太郎会長(63)は「障害者自立支援法や後期高齢者医療制度などで生活が苦しくなっている。国の金がないからと、福祉や教育を削るのではなく、まず無駄をなくしてほしい」と訴えた。【大村健一】
■[News]県立大学フェスタ:学部の活動など披露 「受けたい授業」も開講 /山口

「県立大学フェスタ2008」が20日、山口市熊野町のニューメディアプラザ山口であり、学生らでにぎわった。
日ごろの活動の成果を発表し、高校生や地域住民らに情報を発信するのが狙い。文部科学省による支援事業の一つ。学生たちは会場内に設けた20のブースやステージで、サークルやボランティア、学部での活動を披露した。教授らも「県大一受けたい授業」と銘打ち、各専門分野から選んだテーマで、分かりやすい講義を展開した。
屋外で人気を集めたのが2人乗り自転車「タンデム」の乗車体験。2人で漕(こ)ぐため、視覚障害者や高齢者も運転が可能。実施したタンデムサークル部長の清水あかねさん(20)は「多くの人に知ってもらう機会になれば」と期待を込めた。【藤沢美由紀】
■[News]県立障害者福祉センター:遠隔地の障害者に出前授業 水泳など指導−−草津 /滋賀

◇支援団体と連携、毎回2人派遣
遠隔地の障害者にもサービスを提供しようと、県立障害者福祉センター(草津市笠山8)は今年度から出前事業を実施している。センター職員が直接、障害者が住む地域に出向き、水泳などを指導するもので、創設18年を迎えたセンターの知名度アップも狙う。同様の取り組みは大阪や高知、長野などでも行われているが、受け入れ先にとっても、障害者への指導法を身近で学べる機会になり、メリットは大きい。【金志尚】
事業の名称は「障害者スポーツ指導支援」。各地域にある既存の障害者支援団体と連携し、団体の水泳教室などにセンター職員が指導員として参加する。
事業の柱は、未就学の障害児への療育と、年齢を問わない障害者へのスポーツ指導。同センター主査で、自身も指導員として各地を巡回する増田圭亮さん(43)は「センター創設18年の経験を基に、各地域のプラスになりたい」と意気込む。
既存団体と連携するのは「指導員だけで訪れても、人が集まるか分からない」(増田さん)ためで、各団体の知名度をいかし、多くの障害者を指導する。
今年度の訪問先は、高島、東近江、野洲の3市で、このうち高島市では4団体と連携。センターは担当職員3人のうち、毎回2人を派遣する。事業の実施日数は最大で年間48日と決まっており、その範囲内で各団体の要望に応じている。
豊富な知識を持つ指導員の派遣は、受け入れ先の団体にとっては指導法を直接学べるメリットがある。高島市の「地域生活支援センターほろん」は今年、同市今津町日置前の「高島市今津B&G海洋センター」で計9回水泳教室を開き、そのうち4回、指導員を呼んだ。今月6日の教室には障害者9人が参加し、指導員から90分間、リハビリや泳法を学んだ。
「ほろん」相談員の中村勝彦さん(47)は「参加者によって要求や障害の重さが違うので、指導には専門性が必要。そばで見ていると勉強になる」と指導員を歓迎する。
派遣する立場から、増田さんは「利用者に『また来てや』と言ってもらえるのは、喜んでもらえているからかな」と手応えを語る。来年度以降、訪れる自治体も拡大していく意向で、「行ける範囲で他の市にも出向きたい」と抱負を語った。
■[News]2008大分国体:本番さながらに、開会式リハーサル−−九石ドーム /大分

◇めじろんダンスなど
国体まで1週間となった20日、開会式のリハーサルが大分市の九州石油ドームであり、出演者がめじろんダンスや太極拳などのオープニングアトラクションを本番さながらに披露。観客約1000人を魅了した。
日本文理大チアリーディング部「ブレーブス」の池田和樹さん(20)=2年=は「会場が広いので大きく見せるよう心がけ、楽しんでもらえる演技を」。大漁旗をたなびかせ、女性が和楽器に合わせて勇壮に踊る「船曳唄(ふなひきうた)」「関の鯛つり唄」を試演した県民謡研究会萬謡会の松井猛会長(63)は「入退場時の手順を詰める必要はあるが、踊りはうまくいった」と笑顔だった。
21日は全国障害者スポーツ大会の開幕リハがある。【中島京】