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no,moonwalk.

               

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おしらせ

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書いている人:石川
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2009-03-11

 久しぶりに更新するのにこんな話題もなんだけども、なんかすごい夢を見たのでここに書いておきたい。


 俺はどっかの離島にいて、その土地独特の建築様式みたいなのの取材に来ていた。その一環で、地元の名家みたいなとこで家を見せてもらうことになっていた。

 訪ねてみると家主は人は親切な人で、あれもこれもみたいな感じでいろいろ見せてくれる。ただ、案内されてるうちに俺はちょっと変だなと思い始める。家の敷地に、家族以外の人がたくさんはいってくるのだ。何だろうと思って俺が家主にきいたら、実はこれからこの地域の土着の祭がある、よかったら見ていかないか、みたいなことを言われた。こっちも取材で来てる身だし、ネタが増えるのはうれしいので、喜んで見せてもらうことにした。

 持参してたジャージに着替えて家の敷地内にある会場に行く。そこは全体が階段状に段々になった広場で、集まった人たちはみんな一方を向いて段差のところに座ってる。なんだかじっとりとした、不気味な雰囲気の空間だった。俺はその一段目の端の方に座った。犬に関する祭だという話。

 しばらくして、祭が始まる。空は気色の悪い色をしていて、場は湿った緊張感に包まれる。祭の始まりと同時に、会場には一匹、イノシシみたいな巨大な犬が放たれた。犬は段差に沿ってすごい勢いで走り回っていて、それに向かって観客は怒声をあげる。罵倒する。子供は石を投げる。俺はなぜかわかんないけどその犬が雌犬だってことに気づく。

 犬が会場を何周かしてちょうど俺の前を通り過ぎようとしたとき、突然、方向を変えてまっすぐ俺の方に飛びかかってくる。逃げる暇さえなかった俺がとっさに犬を抱き抱えると、そのまま犬は大人しくなった。と思ったら、膝の上になんか液体がかかる感触。最初、犬がおしっこしたのかと思ったんだけど、それにしては犬の様子が普通じゃない。いつのまにか隣におばちゃんがやってきて「がんばって、がんばって!」とか言っている。

 犬の巨体に隠れて俺の視点からは膝の上でなにが起きてるのか見えないんだけど、感触や、周囲の様子から、犬が出産しているのがわかった。その巨体を俺の上に預けながら。俺の膝には、定期的に血だか羊水だかわからない液体が注がれる。俺はそれが終わるまでずっと犬を抱えたまま、あまりの状況に失神しそうになるのを耐えていた。ボトリとなにか固まりが落ちる感触がした。

 次のシーンは翌日で、その夜は家主のところに泊めてもらったみたいで、ジャージも洗濯してすっかりきれいになったものを丸めて返された。なんかおみやげもくれた。

 家に帰って荷物の整理をしてたらそのおみやげが出てきて、開けてみる。中身は精肉してパック詰めされた肉だった。俺はそれを冷蔵庫に入れる。そして洗濯してもらったジャージをタンスにしまおうと思ったとき、ジャージの中でなんかがうごめいてるのに気づいた。

 ここで俺はすべてを察した。おみやげにくれた肉、あれは俺の膝の上で出産していた、あの犬の肉だ。このジャージの中でうごめいてるのは、あのとき生まれた子犬だ。あの島であの犬はなんか厄災みたいなものを司っていて、こうやって旅人にその肉と子供を持ち帰らせることによって、穢れを島の外に排除するような、あの祭はそういう儀式だったのだ。俺は生贄として利用されたのだ。

 それに気づいた俺は心底背筋が寒くなったんだけど、意を決してジャージをほどいてみる。中で動いてたのは子犬じゃなくてゼンマイの首振り人形みたいなおもちゃで、肉も食べてみたらふつうのおいしい豚肉だった。おわり。


 破綻や飛躍の少ないストーリーに、終盤で真相が明らかになる展開。夢なのに妙によくできていて不気味だった。でもそれより俺が驚いたのは夢なのにオチがついているところで、せっかく俺が寝てるのに、俺の脳はなに俺に無断でがんばってるんだ。猛省を促したい。

2009-01-26

 久しぶりに更新したらバッチの設定間違えて本文の1/4をタイトルに入れてしまうという醜態を晒したので部活やめます!(修正済)

2009-01-25

 なぜかここ1ヶ月くらい急激な懐古欲求に駆られていて、中学とか高校の頃に聴いたCDをかき集めたりしている。ケンイシイのCircular motionのシングル(パトリック・パルシンガremixがベキベキした変トリップホップですばらしい)とか同じくケンイシイのX-mixとか、竹村延和のChild's view remixとか、そんなのを金に糸目をつけずに(1枚80円〜800円程度の)中古盤でかき集めている。

 昨日は第一期SPANK HAPPYのアルバム2枚を買った。スパンクスに関してはこの流れで話をするには語弊があるというか、当時渋谷系全盛期の時期に中学生だった俺は、日曜の深夜に伊藤英嗣がやっていた PURE POP SHOP というラジオ番組を主な情報源の一つにしていて、そこでかかった「僕は楽器」をテープに録ってウォークマンが壊れるほど聴いた。ある日の夕方、俺はなんだか忘れたけど気に入らないことがあって、家出しようと思ってウォークマンにこのテープだけ入れて家を出て、あまりに破滅的なアレンジのこの曲を聴きながら世界の終わりについて思いを馳せたりしたのだけれども、結局30分くらい経ったらお腹がすいたので普通に家に帰った。


 話が逸れたけど、そんな感じで当時俺は「僕は楽器」の1曲しか聴いてなかったので、懐古欲求の流れでこの2枚を語るのはちょっと違うのかもと思ったけどまあいいや。とにかく長らく絶版になっていたその2枚のアルバムが一昨年に再発されたと聞いてずっと買おう買おうと思いつつ面倒でのびのびにしていたのだけども、先日amazonで見たらもう扱ってなかったので、あわててタワレコに電話して店頭在庫を取り置きしてもらって新品で買った。


 そして今聞きながらこの文章を書いていて、今聴いてもぜんぜん古くない!ということはなくてそれ相応に古いし、これ抜きに90年代は語れない!ということも全然ないんだけど、たぶん俺は単に菊池成孔のポップスが好きで、DCPRGとかペペなんとかより「普通の恋」をもう何百回も聴いたタイプの人間なので、うれしいなーと思っただけ。

2008-11-09


 オズの魔法使いのサントラはどこへやっただろうかと思ってCD−Rを漁っていたところ、蔵盤の一部が、大干ばつ!って感じで地割れまくっているのを発見した。というのは一部誇張で、実際には表面がうねうねになっているだけで亀裂まではいたっていなかったのだけれども、このまま表面の塗装がひび割れてきたらその下の記録層まで至るのは確実。間一髪のところでコピーをとって事なきを得た。

 CDつうのは傷のつきやすい読み取り面ばっかり大事にする人が多いけれども、実はデータはレーベル側から塗られた塗料に記録されているので、もっとレーベル側を大事にすべきなのだ。読み取り面は多少傷ついても磨けばどうにでもなる。


 被害があったのはマクセルの MQ っていう色つきのCD−Rだけで、他のメーカーのものや、マクセルのほかの製品は大丈夫だった様子。しかし遅かれ早かれどのディスクも耐用年数というのはあるはずで、今回みたいに物理的には破損しないにしても、そもそもCD−Rの記録というのは長年経つと消えていく性質のものであるらしいのだ。世の中には、レア盤以外は手元に盤がなくてもすぐ手に入るからいいよ、なんていうタイプの人もいるのだけれども、俺はお気に入りの音楽を手元においておきたいタイプの、どうにもそういうタイプの人間なのだ。かつてお気に入りだった音楽を久しぶりに手に取ったとき、触れると同時にディスクが青く輝く砂になってサラサラと手のひらから零れ落ちていく。そんな日がいつか来るのかと考えただけで、胸の奥で、メタルギア2のボスにダメージ与えたときみたいなキュゥーンという音がする。唐突に20年前のMSXのゲームの話持ち出して悪いけど。いまじゃ3Dだもんなー。いまじゃっていうかメタルギアソリッドでさえも10年前だけど。ソリッドのほうはやったことないけどな。メタルギア2は、敵に見つかったときのウィーンっていうサイレンに驚いて、何度椅子から飛び上がったことか。その様子を親父が見てて「いますごい跳んだな」って言われたことがあるのを思い出した。

2008-11-07

 再発した粉瘤の手術をした。


 それほどたいした手術ではないとわかってはいても、歯科以外の外科手術はあまり受ける機会がないのでやはり緊張する。診察室へ入るまではわりと普通でいられるものの、ベッドに寝かされるとやはりちょっと自分の動きがぎこちなくなるのがわかる。その状態で体温と血圧を計った後、細身で美人の看護師がおもむろに俺の指先にクリップみたいなセンサーをつけ、その瞬間から俺の心拍が電子音でリアルタイム中継されることになった。診察室内に俺の心臓の鼓動が、サイン波の素朴な音色に変換されて鳴り響く。これで俺の心理状態はいまからガラス張りだ。

 看護師がとにかく美人なので俺はちょっといいところを見せようと思って、緊張してませんよ、みたいな顔をするのだけれども、顔の半分に覆いをされたり消毒されたりしていると、最初BPM80くらいを刻んでいた心拍はあっという間にミニマルテクノくらいになってしまう。何とかせねばと思い、リラクゼーションの基本であるところの腹式呼吸を意識することにより、俺のヒューマンビートボックス(違う意味で)は少し遅いBPMを刻むようになった。リラックスリラックス、と心の中で念じる俺のありようは哲学的な視点から見ればアニメ一休さん以外の何者でもなかったと思うのだけれども、ひとまず気を落ち着けた俺が、どう?って感じで看護師さんのほうを見ると、美人すぎてそれはそれですぐ心拍数が上がったりして、とにかくもうそんな感じで俺は今考えてみればものすごいゲーム感覚な手術時間を過ごしたのでファミコン世代すぎる。あとこれを書くのは都合3回目だが、看護師さんがほんとに美人だった。


 ゲームの合間にはやっぱり見えない患部のことを想像していて、ああいま粉瘤にメスを入れて中身を掻き出しているのかなあ、とか思っていたのだけれども、最後に摘出した患部を見せてもらったところ切断とか全然してなくて丸のままくりぬかれていて、俺の推理力は未だ未熟である。くりぬかれた患部はもともと俺のもみあげの皮膚だったオブジェクトで、表皮にあたる面には髪が生えており、そのことが、ああこれは身体なのだな、ということを強く感じさせた。生命を生命たらしめているのは毛なのかもしれない。ハゲは死体。(自戒をこめて)(なんだと!)

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