堺市議会議員 野村ともあき(旧)ブログ

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堺市議会議員 野村ともあきブログ

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2015-12-20

堺市議会平成27年第4回定例会が閉会いたしました。

平成27年堺市議会第4回定例会(12月議会)が12月17日に閉会しました。

12月議会は予算審査も決算審査も役選もありませんので、開会前はわりと円滑に議会が進むのかと思っておりましたが、次から次へと難しい案件が出てきて、正直、通常の議会の何倍も疲れました。

本当は、議会の合間に(自民党府連からも指示が出ている)大阪ダブル選挙の「総括」をブログに書く予定でしたが、とても手が回りませんでした。そちらは改めてまとめたいと思います。


今定例会は、メディアで大きく報道されていた大阪維新の会堺市議会議員団所属の小林由佳(よしか)議員(北区選出)と、その政策スタッフであった黒瀬大議員(西区選出)の政務活動費に関する対応を巡って幕を開けました。


小林・黒瀬両議員の政活費については、維新の会や堺市正副議長、議運正副委員長による調査、2回に渡る議会運営委員会での意見陳述、そして全議員による「議員総会」の場で両名への意見聴取が行われるなど、堺市議会として多くの時間を費やして真相の究明が行われてきました。しかしながら、疑惑を調査する段階で新たな疑惑が生じるなど、その成果は全容の解明には程遠く、議会では地方自治法100条の規程に基づく調査権を持った委員会、いわゆる「百条委員会」が設置されることが議決されました。


百条委員会の設置は全国でも稀で、堺市にとっても大変不名誉で遺憾なことですが、本件に関する疑惑は情況証拠からは「完全にクロ」としか思えないような状況であるにも関わらず両名が徹底的に否定を続けておりますので、それを信じるならば、関係者や関連する事業者などを呼び、事情を聞き潔白を証明することが、両名の名誉のためにも必要でしょう。

最終本会議後の予定者会において私も委員として選出されましたので、務めを果たして参りたいと思います。


議員総会から間もなく、議会では通常の日程が開始され、今回は私も会派を代表して「大綱質疑」を行いました。

一つ目に取り上げた質問は「大都市行政について」。大阪ダブル選挙の結果を受けて、今後の堺市政の方向性を問いました。

二問目は「市有財産の利活用について」。高度成長期を中心に建設された多くの市有財産が更新の時期を迎える中、その維持と戦略的な活用方法について質問いたしました。

三問目は「ドローンの活用について」。今年の流行語大賞にも選ばれたほどドローンは一気に社会的認知度が高まりました。産業的な背景と地理的条件から堺市にはドローン産業の拠点となりうるポテンシャルがあります。次世代物流インフラであるドローン産業の振興について、提案型の質問を行いました。

最後に「百舌鳥古墳群の保全について」。戦前まで百舌鳥古墳群には天皇陵を含め100基以上の古墳がありましたが、現在ではなんとその半数以上が消滅してしまっています。我々の世代がこのような惨状を招いたことは慚愧の念に堪えない現実であり、この状況はなんとしてでも阻止しなければなりません。百舌鳥古墳群世界文化遺産登録を通じた、古墳群と周辺環境の保全の意義について質問、要望をいたしました。


3日間の大綱質疑の後は常任委員会です。

私が副委員長を拝命しております産業環境委員会には、クリーンセンターへの粗大ごみの持込処分料の改訂議案が付託されておりました。この対応を巡って各委員から質問が相次ぎ、委員間討議も経て、結果、公明党さんが主張されていた激変緩和措置を間に挟むことで結論を見ました。

具体的には現在、10kgから持ち込めていた粗大ごみが、来年4月からは50kg、10月からは100kgからの持ち込みに変更されます。これは、業者回収より直接持込みの方が安いためにクリーンセンターへの持ち込みが殺到しており、処理能力がパンク寸前となっていることへの対応ですので、利用者の方からすると不便を強いることになりますが、何卒ご理解をいただきたいと思います。


常任委員会を終え、議会も一段落と思っておりましたら、今度は堺市の情報流出事件の責任を取って市長が報酬を50%カットする条例案が提出されて来ました。

本件は、その要因となった情報流出事件の社会的影響力の大きさから、対応を巡って議会が揺れました。事件の詳細は大きく報道されておりますのでここでは割愛しますが、事件当時の堺市の個人情報の管理体制が杜撰であったことは大きな問題です。確信的に悪意を持った従業員がレジからお金を持ち逃げするようなことを防ぐのは困難ですが、想定しうるすべてのケースについて、組織的、人的、物理的、電子的あらゆる面から対策を採ることを市に強く要望いたしました。

市民の皆様方に不安を抱かせ、ご心配をおかけしたことを、議会としても反省しお詫び申し上げます。


ともあれ、本年度の公務は、残すところ先述の百条委員会の第1回目の開催のみとなりました。

本年は私にとっても改選の年でしたが、4月にあった自身の選挙がはるか以前のことのように感じるほど「激動の一年」でした。

しかしながら、おかげさまで議会公務、政務、党務と、今までないほど多くのことを学ばせていただいた充実した年でもありました。


皆様のご支援に感謝致しますとともに、引き続きのご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

2015-11-27

大阪ダブル選挙雑感

大阪ダブル選挙の結果は、我々自民党にとって大変厳しい結果となりました。この間、ご支援いただいた多くの方々に心より御礼申し上げます。結果を真摯に受け止め、今後の活動に取り組んで参りたいと存じます。引き続きのご鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。


今回の選挙は政策的な部分で争点のはっきりしない選挙でした。

維新側の主張は、制度設計が白紙となった都構想を「やるかやらないか」というもので、そこに政策的な要素は皆無でした。

一方で自民側は、「維新政治の是非」という相手の土俵に乗った主張しか打ち出せず、維新批判に終始した上、維新側からは共産党との共闘を徹底的に批判され、選対、支持者ともに一貫した方針を出せないまま選挙が終わりました。大きな戦略ミスだったと感じています。


自民、維新双方ともに具体的な政策を正面に据えることなく、またリニアや北陸新幹線など重複する政策もあり、政策的議論が深まらなかったことに、遺憾、自責、後悔、忸怩たる思いなどが入り混じった複雑な心境に陥っています。


選挙結果の詳細な分析は改めて行おうと思ってますが、政治的構図としては選挙前と変わっていません。変わったのは、橋下氏が少なくとも大阪市役所からはいなくなり、自民党は柳本、栗原両名が議員の職を失ったことです。

大阪自民党の組織の弱体化は深刻な状況ですが、現在の議員、党員には、国政で野党に転落し多くの地方議員が維新に移ったどん底の時代を経験したメンバーが数多く存在します。


ゼロからの建て直しに一丸となって取り組まなければなりません。

2015-11-21

大阪ダブル選挙を終えて

2週間以上にわたって行われた大阪ダブル選挙はいよいよ明日投票日を迎えます。


この間、くりはら貴子大阪府知事候補と柳本あきら大阪市長候補に本当にたくさんの方々にご支援をいただきましたことに心より感謝致します。残された時間はわずかですが、最後の最後まで支援の輪を広げていただけますようお願い申し上げます。


今回の選挙の最大の争点は、2週間の選挙期間の間に「維新政治の是非」に自然に定まりました。そしてそれが最後に大きなうねりとなりました。

「維新政治」をどのように定義するかも含めて少し時間をかけてまとめたいと思いますし、しっかりと総括もしなけばならない必要性を感じています。


個人的にはこの度の選挙は、大阪府・市の未来だけでなく、政治そのもののあり方が大きく変化していることを感じました。


ともあれ、あとは天命を待ちたいと思います。

ありがとうございました。感謝。

2015-11-11

【大阪ダブル選挙】自民党と共産党が組んでいるというご批判について(再掲)

自民党大阪府連のサイトが大阪ダブル選挙用仕様になっております。

この度の選挙は、大阪府知事、大阪市長を同時に選ぶという880万府民のみならず、その影響から日本全体の浮沈にかかる大変重要な選挙です。有権者の皆様におかれましては、是非、こちらのサイトをご覧になり、候補者選びにお役立ていただきたく思います。


自由民主党大阪府支部連合会 公式サイト


さて、前述のサイトでは「共産党との共闘批判に関する見解」が紹介されております。以前、5月17日の住民投票時に、私の方でも同趣旨の見解をブログに掲載させていただいたところ、各方面から大きな反響がありました。今回のダブル選挙でも「共産党との共闘」が、再び維新側からいわれなき激しい攻撃材料にされておりますが、何度も言うように、これは維新側の都合の悪いことを隠蔽するために行っている“目くらまし”のようなものです。


この度の大阪ダブル選挙は、これまでの“橋下・維新政治”の是非が大きな争点となっています。

我々自民党・大阪は、これまで背信と欺瞞によって破壊と混乱を繰り返す“維新政治”と徹底して対峙して来ました。政治に携わる者として、信義にもとる維新の政治手法を看過できない、そういった信念から“維新政治”からの脱却を訴えてきたのです。


思えば「橋下・維新の会」と呼ぶべき組織の歴史は、背信と裏切りの連続でした。

民主党、太陽の党(次世代の党)、みんなの党、結いの党などと離合集散を繰り返し、現在は「維新の党」内で身内同士の泥沼の争いを繰り広げています。首長では当時現職の大阪市長や堺市長を両手を挙げて称賛した後、選挙で叩き落としました。住民投票前には首相官邸とあれだけ蜜月をアピールしていながら住民投票が終われば内閣不信任案に賛成しました。なにより5年前、橋下氏が自身を擁立した自民党を裏切り、自民党議員を引き抜いて結成したのが「維新の会」の始まりです。

初めての立候補の直前には2万パーセント出ない。住民投票はラストチャンス。負ければ政治家は引退。有権者をも何度も欺きました。

民主主義政治そのものが大きく揺らいでいることを感じます。


“維新政治”の最大の問題点は「自らの背信と欺瞞によって生じる不都合を、相手に責任を転嫁したり、一方的なレッテルを貼ったりすることで市民を扇動し、隠蔽してきた」ことです。

金のために信義を捨てる。我が身のためなら他人を追い落とす。維新の会が思想信条から義理人情に至るまで微塵も持ち合わせていない政治組織であることは歴史が示しています。

このような組織が信頼されないのは当然のことで、政治関係者はもとより、義憤にかられた人々が市民レベルで反対運動に加わって来ています。自民党と共産党が結託しているのではなく、大阪において維新以外はすべて“反維新”であるというのが正確な構図です。

このような状況に対して「既得権益を守るために思想信条の異なる勢力が結託している」と批判することは、自らの不都合を隠蔽するための悪質な論点のすり替え、詭弁です。


我々は、政治への信頼を失墜させ、社会的混乱を招いて来た“維新政治”を決して認めません。

このような事実を省みて、信義ある政治家は維新に与することなど絶対にできないと信じます。政治に携わるすべての方々の良識を信じています。