ゴールデンラジオ12/23

大竹まこと ゴールデンラジオ11/12/23 “残念でしたハマカーン”】

どん兵衛とラーメン

17日にTHE MANZAIを終えたハマカーンがOPトークに登場。
室井佑月に「ダメだった人達」や「失敗したね」と言われたハマカーン

浜谷:大竹さんも、だって今日会って一発目が「かすりもしなかったな」なんすか?かすってんすよ!かすったからあそこ行ったんすよ!
神田:(笑)
大竹:かすった?
浜谷:かすりましたよ!ちょっと。
神田:準決勝でかすったから決勝に上げてもらえたんですよ?だって。
大竹:お前ら俺ほんとバカだと思う。お前らは。
神田:え?なんでですか?
大竹:どこがスポンサー付いてると思ってんだよ!どん兵衛とかいろいろね、付いてんだろ?ラーメンのネタやっただろ(笑)
浜谷:いやいやいや、それね、後から気付いたんすけどね。

「日清だからカップヌードルもある」と言う浜谷に大竹から「どん兵衛が賞品出してんだろ」とツッコミが入る。

浜谷:でもね、僕ら漫才がね「ラーメンっていいですよね」って入りなんですよ。それいきなり「どん兵衛っていいですよね」って入ったらえらい空気になっちゃいません?(笑)
神田:こびの売り方下手だな!ってなっちゃいますよ(笑)
浜谷:とんでもねぇ奴ら出てきたな!って。

◆麻雀でオーラスで1000円の役

グループBで1票しか獲れていなかったハマカーン
他の3組が2票、3票で並んでいて、最後誰に入るか?という時に無関心な表情をしていたという指摘に

浜谷:関係ない。そこ俺ら入っても勝てないもん。
神田:入ったところで2ポイントだから(笑)
浜谷:麻雀でオーラスで1000円の役で上がるようなもんでしょ。余計な事してんじゃねえ!って突っ込まれますよ。
大竹:ね。麻雀でオーラスで1000円の役っていう、その、ラジオで、公共放送でその例え…はどうなんだろうなぁ?賭け事で例えて言う。
浜谷:なんでそう追い詰めるんですか。良かれと思って言ったんじゃない。
神田:ハハハ(笑)全てがダメな方に転がって。
浜谷:チラホラ笑ってる人もいたじゃないですか。その人達も同罪でしょ?
大竹:何?笑ったら同罪かよ、お前!
神田:僕らをクサす時の大竹さんの目の輝きよ、もう(笑)キラキラしながら(笑)
浜谷:少年のような目をしてますよ。

態度や賭け麻雀で例える所にクズをチラ見せする浜&谷とそこを突いて追い込む大竹さんw


ハマカーン出演部分振り返り

番組ではここから室井佑月さんのダメ出しという形でハマカーン出演部分をレビューしていくのですが、文字にするとただ室井佑月さんが嫌な人になってしまいますw
その辺のフォロー、説明するのは面倒なので粗い抜粋で。

  • うちのきたろう

芸人達がリムジンで登場するシーン。
そこではあらかじめスタッフからざっくりとした指示が出ており、それに従ったという浜谷。

大竹:じゃあじゃあ、オリジナルにずっこけた奴いないの?リムジンから降りた時ずっこけた奴は。
浜谷:あっ、あのーいないです。
大竹:うちのきたろうだったら絶対ずっこけてるね。
室井:やってるやってる!「やらなくていい」って言われてもやってる。
大竹:やらなくていい所でやるのがうちのきたろうだから(笑)

サラっと“きたろう愛”を出してくる大竹さんw

  • 真面目

ハマカーン煽りVについて。

神田:スタッフさんがいろいろカメラ回して「コメントください」とか言うんですけど、まぁ〜気の利いた事言わないんですよ、浜谷さんが(笑)
大竹:浜谷!
浜谷:僕いっぱいボケたんですよ、あれ。あのー…ね、記者会見来てる人は認めてくれる…
神田:記者会見はそうだけどそれ以外のまた「V欲しいんで意気込みをちょっと」って言ったら、3分ぐらいほんとにだらだらと「ん〜…やる気はあるんですけどね。ええ」みたいな(笑)
浜谷:それを、それ流してくれりゃ良かったんすよ!
神田:すごい真面目に答えてたから(笑)

普通に答えてしまう浜&谷w
さすがチームT。キャラを忘れた時の春日に似ているw

  • みんなほんとに面白い!

1回戦の結果発表時に神田がニヤニヤ笑っていた。勝ち負けへのこだわりが薄いのでは?という指摘。

浜谷:いやいやいや、神田さんはそういう所ほんとありますからね。ほんと直前まで他人のネタで笑う笑う。
大竹:人のネタで笑ったりしてんの?それ。
神田:だから僕Bブロック見て全組に拍手してましたもん。
大竹:どっからその余裕あんだよお前。
神田:余裕なかったですけど面白いんですもん、みんな。ほんとに!
大竹:ハッハッハ(笑)
浜谷:いや、これゲンナリしますよ、これ。

これが神ちゃんの人柄ですかね〜。
後でまたこの辺が取り上げられるのですがw


◆やらしてやるよ

大竹:でも本当はあれ1本勝ち抜いたら2本目のネタがあったって。出来なかったんだろ?
浜谷:陽の目を見なかったです。
神田:一生懸命作って。時間も4分に合わせて。
大竹:だから、やらしてやるよ。
浜谷:えぇ!ここで?
神田:ほんとですか?

大竹:何分あるんだよ?
浜谷:4分ありますよ?
大竹:充分だよ。やらしてやる。
神田:マジっすか?ラジオで4分もネタやっていいんですか?
大竹:だけどこれ本当は、あの、誰も見てないんだろ?聴いてないんだろ?落ちちゃったから(笑)
神田:世に出る事のなかった(笑)
浜谷:幻の2本目です。
大竹:幻の2本目。
神田:これで優勝しようと思ってたネタです(笑)
大竹:じゃあこっちのが面白いの?
神田:いや、強いのはやっぱり1個目に…でも2個とも強いと思ってます。僕らは(笑)
浜谷:まぁ、決めるならこのネタだっていうものが2本目です。
大竹:急にやって出来るの?そんな簡単に。
神田:もちろんです!もうアホほど練習してましたもん!
浜谷:つい最近の話ですから出来ますよ。
神田:先週まで毎日練習してましたから。

ネタをやらせてもらえる事になり明らかにテンションが上がって嬉しそうな神ちゃん。
何のコンテストでもテレビでもなく、注目度が高いとは言えない昼のラジオでネタがやれるというだけでここまで喜べる、そういう所が素晴らしいと思いますね。
注目度の高くない昼のラジオなんて言っちゃいましたが、もちろん場を与えてくれた大竹さんもです。


◆大絶賛!

ハマカーン幻の2本目『カブトムシ』を披露。

大竹:凄いじゃない!いいじゃない!面白いじゃない!ねえ。
室井:こっち先やれば良かったんだ。
神田:こっち先ですか?いや、でもちょっと人前で出来て良かったです。一生懸命作ったから(笑)
浜谷:幻の2本目(笑)
大竹:やっぱし漫才師だねぇ!いやいや、ちょっと感動したよ。
神田:すっごい嬉しいです。
浜谷:いかかでしょうか?(笑)

弾むように「いかがでしょうか?」と言う、嬉しそうな浜&谷w

大竹:見事にヒュンって世界に持ってかれたね。一瞬のうちに。
浜谷:うわぁ、ありがたい。これはありがたい(笑)
神田:ほんとに気持ち良く年越せるな(笑)

神田:当日泣けなかった分、今泣きそうです(笑)


大竹は「1位ネタだよね!?」と大絶賛。
だからこそ一同「ネタの順番の選択を間違えたのでは?」という話に。
2本目のネタはどこのライブでもかけていなかったので反応が分からず、ラーメンのネタは本戦サーキットで1位を取っていたのでそれを1本目に選択したと説明するハマカーン

大竹:ダメだ。ラーメンのネタも聴きたいぐらいだ(笑)

大竹:負けた恨みまで入ってる感じがね。「なぜ俺達じゃないんだ!」と。
浜谷:いや僕らもこれやってて、まさかこの年の瀬に一番いい漫才出るとは思わなかったです。
大竹:ほんとにいい!
浜谷:はい!ここ1年で…そうだなぁ…
神田:一番だな。
浜谷:10年ぐらいで一番いい漫才。
神田:一番気持ち乗ったね。

ネタを披露できたことも、ネタ自体の仕上がりも、そして大竹さんの反応も、全てが合わさって本当に嬉しそうな、楽しそうなハマカーンの2人。
聴いてる側もなんだか幸せな気分になりました。

◆華大さん大好き

浜谷:華丸・大吉さんは予選でも、もう他の芸人達が袖でこう観てて、ちょっとあの賞レース…ね、勝負っていうのをちょっと忘れてみんな「子供の頃見た漫才面白かったなぁ」みたいな空気にさしてくれる漫才でしたね。
神田:ほんとに1時間でも観てられる漫才だった。
大竹:ずっと観てろお前ら!
神田:ほんとに。華大さんだったら1時間観たい。

ちょっとした話なんだけど、華大さんの持ってるいい空気が伝わってくるエピソードです。
芸人達が勝負を忘れて見入るって本当に凄いと思います。

◆神田さんもしかしたらね、大化けする可能性あるんですよ

前にも出てきた神田の勝負に対するこだわりのなさみたいなものがまた取り上げられ、方向性を探る事に。

室井:その競争意識の無さ良くないよ。ほんと(笑)
浜谷:そうですよね。いやいや、尊敬して笑うのもいいけど、んん〜、「ぜひ自分もああなりたい!」とかさ、なんか要素盗みたい…
大竹:でもね、あの、こうやって聴いてるけど、その闘争心むき出しよりも、なんか神田のそのなんていうの?闘争心の無さ加減?これからはそういう…感じの方もなんか…
浜谷:いや、大竹さん!大竹さんそうなんです!実は私もそう思ってて、神田さんのこのなよなよさ、やる気の無さ…
大竹:そうそう。やる気の無さ。
神田:いや、やる気はあるってば!
浜谷:「あるってあるって!」つって全然行動にしなさ。
神田:ハッハッハ(笑)
浜谷:これを私2年前から、ちょっと押し出していこうと思いまして。
大竹:ちょっと何かあるよな?そこにはな。
浜谷:最近ね、そういう感じの漫才もやりだしたんですけど。これ、だからね、あるかもしんないんです。神田さんもしかしたらね、大化けする可能性あるんですよ。
大竹:そうだよねえ。俺もそう思うよ。もしかしたらね。

浜谷:ちょっと面白いすよね。漫才師でああいう決勝の舞台とかに出てきて「あんまやりたくねんだけど」みたいな空気の奴いたら(笑)

大竹:ただ、この雰囲気はさ、例えば東MAXがさ、なんか1万円札でおでこ拭いたりするじゃない?ああいうデフォルメじゃない所で、持ってる余裕がね、何かこの化学反応起こす可能性はちょっと感じたよね。

我が我がという人が受ける時代ではないし、神ちゃんの背景を考えるとガツガツしてても説得力がない。
色んな面でこだわりの無さというか余裕を感じさせるキャラ、いいんじゃないでしょうかw
持てる者の嫌味を感じるような人柄でもないですし。


この後の外レポでは気が抜けたわけではないでしょうがキレ味を欠くというかw
浜&谷の決めの部分で救急車のサイレンが入ってしまってグダグダになったりw



THE MANZAIの結果は振るわなかったものの、たけしさんから事実上の賛辞をもらって感激していた華丸・大吉
そこまでとは言えなくても「10年で一番の漫才」「一番気持ちの乗った漫才」と言えるネタを、ラジオではありますが披露出来て大竹さんに大絶賛されたハマカーンも実質的勝利者になれたのではないかなぁ?と思う放送でした。