昇仙峡の紅葉は今週末がピーク

nonaka122008-11-05

となりそうです。本日午前中行ってまいりました昇仙峡。
右の写真の隣の峰が「覚円峰」→
さすがに朝10時前だと観光客はパラパラ、でも帰り道は何台ものバスとすれ違い、さすが紅葉のトップシーズン。
まず目指すところは「野猿谷」。
ここは昇仙峡を過ぎしばらく走って、荒川ダム方面へ右折の後能泉湖にかかる大橋を渡って左折、板敷渓谷方面に進みトンネルを抜けるとそこからが野猿谷となります。
距離にして昇仙峡滝上からおよそ5〜6キロ程度ですが、別世界といつも感じています。
ここの紅葉は素晴らしすぎです、夏の山の色とは全く違う燃える色となっています。
毎年感じているのですが、ここの紅葉がもしかしたら近県随一かなと(特別オーバーではないです)。
いわゆる単色ではなく実に複雑な色が出ているのです、これもこの辺りが第一種広葉樹混合樹林帯(この表現合っているかな)で落葉樹と常緑樹が混ざっているからなんだそうです。その上木の幹が実に美しいので、中に入ると見とれてしまいます。



その後、一旦滝下の駐車場に車を置いて登りはじめ、ほとんど人気のない遊歩道を千ヶ滝まで登りつめ、「1円玉事件」現場を確認の後帰ってきました。
木々の間から差し込む朝日がとっても眩しく、紅葉したモミジの葉をこれでもかと言うくらい真っ赤に染めている所や、葉先だけが紅葉した木々の間をくぐり抜ける様に歩いてきました。

途中、環境省から許可いただいた竹林の伐採箇所では今まで見たことがない山肌が美しく輝き、きっとこれから伐採と枝うちが始まる県有林では、たぶんこのように景色が見られるようになると想像しながら歩いてきました。
きっと来年はもっと素晴らしい渓谷に変わっていることでしょう。
その前に、今年の紅葉まっ盛りがおそらく週末ごろですから、もう一度は来る事になるだろうなと想像しながらの朝の散歩でした。


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 山梨情報へ