ハトポッポとノリピー

ここんところどこのテレビ局を回しても、鳩山新総理と酒井法子の話題ばかりでいい加減にしてほしいという事が続いた。これじゃNEWSにならないではないか、と思いつつテレビを見るのを止めていた。
確かに阪神淡路大地震や9:11といった事件の時は「これでよい」と思っていたのだが、最近のマスコミは過激すぎないか。
実際今回の衆議院議員選挙にしても、マスコミの「煽り」によって投票行動がずいぶんと左右されたと感じている一人である。毎日毎日あれだけ「民主党有利」と宣伝されたら、どちらでもよいと思っていた人は取り残されたら困るという心理状態になり、結局民主党に投票してしまうという事もあったかもしれない。
覚せい剤のノリピーに至っては、最初の報道はなにも裏を取らず「酒井さんが心配です」と平気で言っていたテレビ局が多かったのに、亭主の供述が出たり、覚せい剤が発見されたとたん豹変、一転犯罪者探しである。


正しい事をしっかり確証し、速やかに多くの市民に伝えるといった態度はどこへ行ってしまったのか。午後8時、投票が終了次第当選確実を出してしまうといった狂奏曲は一体だれのため。私にはわかりませんね。
これから先今度は与党となった民主党への風当たりは随分と強くなるだろう、そして野に下った自民党に対しては頑張れとでも言い始めるのか。復帰しようと一生懸命努力した酒井法子に対しては、「もうお前のいる場所はない」という態度をとるのだろうか。それとも「お帰り」とでも言い始めるのかどちらにしても芯の無い行動になるに違いない。

これじゃ日本がかわいそうだ。



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