原発の恩恵

対立生む“原発の恩恵”と言う記事が産経新聞載っていた。
当然予想された事ではあるが、「安全」という神話に酔っていたのではないかという気もしている。
記事の一部
原発で恩恵を感じたことは一度もないのに、損害を受けている。原発近くの人は手厚く補償されるだろうが、うちがつぶれても補償されるのか。
ある県幹部は「原発の恩恵がリスクと釣り合ってきたのは、“安全”という前提があったからこそ。これまでの経済的恩恵とは桁違いの損害が出ている」と話し、立地地域も被害者だと強調する。その上で、「県民対立や国民からの批判を防ぐためにも、濃淡はあるにせよ原発の経済的恩恵が、特定の地域だけのものでなかったという事実をしっかり伝えていきたい」と話している。

引用終わり


当初から絶対この話は出ると思っていた。
原発を誘致した時からその周辺自治体は相当の交付金などを受け取っていたという。うらやましい話だが引用させて頂いた県幹部の話など、あまりにも客観的な意見過ぎる言い方ではないかとも思える。
私としては、絶対という言葉はない。
と感じていたのだが、それは比較論から出た考えではなかったか。
一連の最終処分場に関する反対も、これと同列でとらえて考えられている気がしてならない。誰しも千年に一度と言うような災害を前提に物語は書けないのだから。


生活を続けて行く上でどうしても必要であるというものに対して、もう少し違う角度からとらえる必要があるのではないか。
知らなかった、という言葉を慎むようにしよう。


善人なおもて往生す、いわんや悪人をや・・か


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