県立大学で観光講座
本日は県立大学で観光講座を受講してきました。「フットパスツーリズム」と題して、NPO法人つなぐ理事長の山本郁夫さんの講座です。
概要は、図書館や郷土資料研究室には素晴らしい資料が眠っているのだが、広く市民に知ってもらうという努力はしていないのではないか。
ならば、自分たちで街やミュージアムを楽しんで頂くガイドブックを作ろうではないか。
そうすれば、例えば美術館で「本日のお勧めコース」と言ったことも可能になるだろうし、情報を一般の人々に渡す助けにもなるのではないか、と言う事でガイドブックづくりから始めたと言う事でした。満員の聴講生も思わずウンウンです。
確かにガイドブックがあれば一人で回ることもできるし、トイレや駐車場、ショッピング情報といった細かいところまで提供できる事になりますね。
そうして進んで行くうちに、お客さんに育てられるツアーが出来上がってきたそうです。
ガイドブックを作成するうちに、何度もその地区を訪ねていると次第に地区の人々と打ち解け、街がきれいになって来るという自浄作用も生まれてくるんだそうです。
ツアーだけでなく、街も自然にきれいになってゆく。
こんなツアーがこれから必要になって来るんでしょうね。
大手じゃできないだろうなあ。
これからも続けてください、フットパス。
