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2015-04-08

人生がときめく片づけの魔法



前回の記事に引き続き、片付けやライフスタイルについて。
わたしのウチには、なんにもない1~4巻 - 佐々木メモ



人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法





ベストセラー・・・なのかどうかはわからないけど、最近の片付け本の中では鉄板。
10年以上前になると、片付けといえば収納術に代表されるように「いかに多くの物を整然と収納できるか」が主眼となっていたが、断捨離とか、フランス人は服を10着しか持たないとか、最近は「良いものを少し」に変わってきているとのことで、その流れを汲んだ片付け本。



・概要(うろ覚えなので枝葉は違うかもしれません)
片付けに大事なのは「物の定位置を決める」「いっきに終わらせる」
物を捨てるかどうかは「手にとってときめくかどうかで考える」
家やものに感謝する。
その他、片付けのスキルなど。


・感想
面白かったし、実用的でもある。「いっきにやるといっきにリバウンドする」といった定説に対して、筆者のこんまりさんが経験からくる不思議な説得力で反論し、持論を展開していく。こんまりさんが神社とかもお好きで、割とスピリチュアルな話も出てくるけど、たぶん本気でそう思っているんだろうなってわかるから、なぜか納得してしまう。し、自分もなんとなく「自分の周りの物に感謝せねば・・・」と思うに至ってしまった。

捨てる順番とか、掃除の手順に関しても
「なんでかって言われたら、これは私の経験からくるものなので、なんでとは言えないけど、けれどなぜかこれだとうまくいくんです!!」
といった表現をされていて、なんか、無理にもっともらしいことを言われるよりもかえって
「お、おう!ならしょうがないな!そうなんだろうな!」
って思います。


・行動の変化
家に人がいなくてもただいまっていうようになった。
帰ったらカバンの中身を全部一旦出すようになった。
その他、片付けに対するモチベーションアップ。

惡の華



泊まりに行った友人の家にあったので一気読みした。

惡の華(1) (少年マガジンKC)

惡の華(1) (少年マガジンKC)




・概要
ボードレールを愛読する中学生が主人公。思春期をこじらせた旧友たちとの交友、恋愛について。
帯にある作者の言葉を引用する。まさにそんなマンガ。




この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女、かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます。





・感想
思春期特有のいわゆる「中二病」が鮮やかに表現されていて、結構好き。11巻までいっきに読んだ。
読んでいて、梶井基次郎の「檸檬」と、ポール・グレアムの「ハッカーと画家」を思い出した。

檸檬に関しては、登場人物の日常に対する反発が共通しているように思う。なんの変哲もない淡々とした日常に対して異常性を感じることがあり、それになんとか一石を投じようとするのは、決してわからないでもない。これは一部の人だけが感じるというよりは、すべての人がその感受性の要素のようなものを持ち、人によって心の中に占めるウェイトが異なるのではないかと思う。

ハッカーと画家に関しては、(まだ読んでいる途中なのだが)、思春期の子供の視野の狭さに言及されているところが共通している。ハッカーと画家の作者は確かそれを学校というシステムの弊害として説明していた。
子供にとっては学校こそが世界の全てで、スクールカーストにおける順位のみが人間の価値だとみなされることが多い。そのために、そこに適応できなかった生徒、何が問題かははっきりとはわからなくとも抜け出したいと思う生徒、適応しながらも違和感を覚える生徒たちが、いわゆる「思春期(反抗期)特有の問題行動」を起こすと考えられている。
生きづらいだろうな、とも思う。けど解決すべきか?と考えるとはっきりとはわからない。大人になったからだろうか。

檸檬

檸檬


ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち