掃除について3冊

こんまり、ゆるりまいさんと続いて、さらに掃除のことが知りたくなったため。
忙しくなったときに綺麗な家を保てるかという観点から、図書館で適当にチョイスしたやつを読みました。



1.ズボラ式こそうじ術

ズボラ式こそうじ術

ズボラ式こそうじ術

良書。マンガなので読みやすい。

筆者が本当にズボラなので、「この人でもできるなら自分でも・・」と思う。
内容については特に真新しいこともなく、
こんまりさんのように「物の定位置を決める」ことの重要性が最初にある。
これに関しては自分の経験からもすごく効果的に思う。

後半は掃除のタイミングや、モチベーションについて。
筆者は
「気づいたときにすぐできる位置に掃除道具を置く」
「CMの間など隙間の時間で掃除する」
といったことを述べているが、これは向き不向きがあるかと。

(自分の場合は掃除道具を目に見える位置に起きたくないし、そもそもあまり多くの掃除道具を持ちたくない・・)

これについては他の人のやり方も探してみて、自分でやってみて試していくしかない。





2.なんにもない部屋の暮らしかた

なんにもない部屋の暮らしかた

なんにもない部屋の暮らしかた

ゆるりさんの別の本。
コミックエッセイ「わたしのウチには、なんにもない」に比べると、
体系的で実用寄り(といっても中身はほとんど重複する)

この人のレベルは即取り入れるのは難しいかもしれないけれど、
一つの頂点として確認すると方向性が見えたりするので、良い。




3.「キレイなキッチン!」のコツ

「キレイなキッチン!」のコツ―そうじの超カリスマが書いた

「キレイなキッチン!」のコツ―そうじの超カリスマが書いた

掃除が好きなおばさんが自分のキッチンがいかに綺麗で、自分がいかに家事も仕事もこなしているかを話す途中で、自分が見つけた掃除のコツを教えてくれる本。

「読者が知りたいこと、読者に伝えるべきこと」よりも「自分が書きたいこと」を優先している点で、読んでてイライラするが、表紙のおばさんの微笑みを見ると「おばさんという生き物は大体こういうもんだよな・・」と思ってかえってすがすがしくなってくる。

自分は図書館で適当に手にとって読んだからいいものの、購入してしまった人はいったい何の罪で、お金を払った書籍から、見ず知らずのおばさんの趣味で作ったお皿の話を聞かされないといけないんだろう・・と思った。

ちなみに比較的実践的な内容も、普通の人には当てはまらない。
使うたびにシンクの水を吹き上げたり、まないたやスポンジを熱湯で消毒したり・・・
普通の掃除本が「掃除をサボるからまとめてやるのがしんどいんです!こまめにやりましょう!」って論調で、自分もそれには同意するんだけど、この筆者並みにこまめにやってたらおそらくまとめてやる方がまだまし。あとここまで潔癖を目指す必然性もない。

現実に知り合ってたら絶対に話を聞きたくないし、絶対にこの人の家に遊びに行きたくない。

本は読み飛ばせるから良い媒体だなぁと思う。



4.きちんとヨゴレをとってからの気持ちのいい整理術

きちんとヨゴレをとってからの気持ちのいい整理術

きちんとヨゴレをとってからの気持ちのいい整理術

3と大体同じ印象。内容は忘れたけど、少なくとも今の自分にとっては忘れていい内容だったということは覚えてる。