渇水の夏

4月から連休もろくになくずっと仕事で、7月になっても集中講義や採点地獄で、それがやっと終わっても、今度は添削や出張やあれやこれやで。
非常勤は給料激安だけど、夏休みはしっかり取れて自分の仕事に専念できるのが唯一のメリット……なはずなのだが、永遠に仕事が続く。

何がよくないといって、馬鹿なことが何も考えられない、したがって何も書けないことだ。
馬鹿なことではなく、馬鹿げたことに小さな頭が使われてゆく。
情報処理とかタイムマネージメントとかちょっとしたプロジェクトとかシラバスとか。
そういうのは本来高給取りの専任の先生が全部やって!

そして啓蒙。教育。
人を啓蒙してやるぞ!なんて本気で思っていたら、本当の馬鹿になる。
もうなっている気がする。
ついそういうことに小さな意義を認めてしまうんだけど。
そして自分がああ、枯渇している。

9月5日になったら私はもうしばらく自分の考えたいことしか考えませんから、そうここに宣言しておく。