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酩酊亭日乗 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-01-18

noraneko2010-01-18

[][]#2

まりあ†ほりっく 第1巻 [DVD]

まりあ†ほりっく 第1巻 [DVD]

なんか、冒頭の漫才だけでお腹いっぱいな気分になるな。これ。

心の声に、「バラしたら、ブチ犯す」。

動かないし、モブが抽象画なのはすっかりシャフトだ。

美少女美少女美少女……。

天国のお母さん、これが俗にいうハーレム……」

って、をい。女だろ、お前。

ああー。

記号化されたフェティシズム固定化され、背景とさえ化したシュチュエーション。

これはあれか、オタクカルチャー全般に関する遠回しなアイロニーなのか。

真田さんの長回しモノローグ面白いが。

三島様とのお付き合いを望む者は……」

って、女子高だろ。

海産物ウミウシ、って……増えるワカメ……。

ああ。でも、ギャグでよかった。これ。

って、このおまけはなんだ。意味……ないんだろうな。

[][]#2

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 1巻

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 1巻

ようやく物語がはじまった、って感じだな。先週がああだったから。

鏑木、中村悠一か。

OP懐メロか。ってか、「タッチ」のテーマだった曲じゃね? なるほど。約束、だからな。

ミナの衣装、やばいな。いろいろと。原作ニュアンス通りではあるんだが。

こういうところばかり動かすなよ。

何故か吸血鬼という言葉過剰反応する鏑木くん、それに、わかりやすい尾行、ってか、隠れる気ないだろ、お前。

桃太郎侍

あっ。コケた。

おお。ミサイルだヘリだ。

鏑木くんの身体能力、半端ねぇな。

ガキの体……これ、海外に売り込めないな。年齢制限厳しくしないと。

警官、あっけね。

ってか、これ、ヌルヌル動くな。予算たっぷりあったのか。

蜘蛛来た。

やっぱり、ぬるぬる動くなあ。

記憶回復フラグ。で、覚醒。

一撃かよ。

主人公補正、強し。

[]#235

ランドセルを背負った女性とすれ違い「え?」、っと思いつつ目で追うと、すぐに小学生くらいの女の子がその女性に追いついて納得した。

犬と猿を従えた若侍とすれ違い「え?」、っと思いつつ目で追うと、すぐにキジが後を追い、納得した。

[][]#2 

はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)

はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)

OPだけみると、なんか普通キッズ向けにみえるな、これ。

つっちー、わかりやすしぎる。

幼稚園児にコンビニのシャケ弁薦めるな。

いろいろと用事を頼まれたり、トイレは待てないだろう。要領が悪いな、つっちー。

まあ、普通に監督不行き届き。

幼稚園児で恋人とか結婚前提とか理解できるのか?

先生が真に受けるなよ。

杏ちゃん、ずいぶん難しい言い回し、すらすら話せるのな。

「やればできる子」は、褒め言葉ではありません。

もう、先生相手の萌えハーレムものにしちゃえよ。これ。

幼稚園児、いらねえよ。

なんだか、ニセ科学界隈の論争を彷彿とさせるな。

今夜、って、幼稚園児は外出できないだろう。

結局、夜の林にいくのかよ。

ひいらぎちゃん、その着ぐるみで出てきたのか。

師匠

なんだ、このEDフリーダムすぎる。

ええっと……これ、誰をダーゲットにしているんだ?

[]#236

 丸っこくて半透明で手羽先と嘴を忙しくなく振り回してピィピィ鳴き続け、冬の朝にはみっしりと道を埋めつくしている。外から暖房の効いた室内に入るとたちどころに溶けていく。

 もう少し北にいくとこいつらの代わりに雪が降るそうだが、おれが知る寒さの姿はそんな感じ。

[]#237

 ある晩、狙撃の腕が自慢の伊達男が酒場で、「おれなら、お月様だって落とすことが出来るね!」と豪語した。

 酔っ払いどもはそんな妄言を相手にするはずもなく、出来る出来ないの押し問答となった。

 翌朝、伊達男の家に様子を見にいくと、伊達男のベッドに裸のお月様が寝ていた。

[]ファントマは哭く

ファントマは哭く (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

ファントマは哭く (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

AADDシリーズの……ええっと、三冊目、でいいんだよな。確か。

とにかく、「ウロボロス波動」、「ストリンガー沈黙」と背景世界を共通している連作。のうちの、一冊。もちろん、単独で読んでもなんら支障はないが、詳細なディテールを味わうには、やはり刊行順に読んでいった方がいい。

で、この「ファントマは哭く」、相変わらず大小のアイデアすし詰め状態で、えらく情報密度が濃いし、内容をまともに理解しながら読み進めようとすると、えらく時間を食う。

ウェッブと呼ばれる人口知能と半分共生状態にあるAADDの人々と、宣戦布告したものの、あっけなく武装解除されてしまった地球人たち、知性としての在り方が地球人類とあまりにも異なる群体生物ストリンガーと、ストリンガー人類コンタクトをとるために生み出し、そして、再統合が不可能になった大使一族のセクト、そのアンドロイド、カルレン……など、多彩なキャラクターが各々の立場でうごめき奮戦しながら議論しあい、結果的に謎の襲撃者、ファントマと向き合う……というような内容、だと思う。少なくとも、メインプロットは。

だけどしかし、この作品、幹より枝葉がとてもよく繁っている。

リアルタイム情報を共有することが前提になっているAADD側の組織運営論、それでもなくならない偏見差別、個人対個人レベルコミュニケーションの当否……種族間や異文化間、あるいは、世代間、男女間の相互理解とその限界について、様々なパターンを描くことによって、説得力を持たせている。

あっと驚くファントマの正体、というのも、実にSF的な大ネタを振ってきているのだが、これ、つきつめて考えると、とてもよい「コミュニケーション非コミュニケーション」論の例題集になっているのではないか?

[]人類は衰退しました。 5

人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)

毎度おなじみのシリーズ五作目。

妖精さんと、ひみつのおちゃかい」、「妖精さんと、いちにちいちじかん」の二編収録。

「ひみつのおちゃかい」は、妖精さんたちが町内旅行にいって主人公が学生時代を回想する話、「妖精さんと、いちにちいちじかん」は、例によって作動原理不明なアイテムの影響で、クスノキ村のリアルが低Bitゲーム空間と入り交じってしまう話。

主人公の半生(と、いってもいいと思う。学校卒業と同時に郷里に引き上げてきて、そこからこのシリーズが開幕するのだから)が明らかになる「おちゃかい」は、なんかこー日常性がどうしようもなく染みついた寄宿舎学生生活の中で、主人公がいかにも孤独な立場を保持したり仲間をみつけたり女生徒の裏側を知ったのか、という話で、過去シリーズを既読の方にはよりいっそう楽しめる。名無し主人公のキャラ掘り下げ的な意味において。

かのひとは以前よりああいう性格であり、数年の学生生活を経てさらにああなったのだな、的な感慨がある。

絶賛衰退中で広範な地域から子供をかき集めて運営されている学校のせせこましい実態とか、子供たちの間であれこれおこなわれている駆け引きとか、ロボットとか、全然絡んでいないようで根本的なところで絡んでいる妖精さんとかが見所。

「いちにちいちじかん」は、ひたすらレトロゲームネタオンパレードドットがどうのビットがどうの、ポリゴン数がこうの、処理能力ああの……と、延々、その手のネタが続く。

ブロック崩しとかD&Dとかインベーダーとかウィザードリィとかぷよぷよとかその他その他。

っていうか……このネタ、全部わかるの三十代以上だろ、絶対。

しかしまぁ、あげるとどんな危機もギャグになる不条理パラメータは、おれも欲しいなぁ……。

[]進化設計

進化の設計者 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

進化の設計者 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

異常気象が頻発している2036年が舞台

気象予測シミュレーションなどの研究をしている吉野尚美。

阪神北区高齢者福祉課に勤める日向拓海。

スマトラ沖に建造中の巨大人工島、ムルデカでPADS (Pawaerd Atomoshperic Driving System : 動力式大気圧潜水システム) のパイロットをしている山城星良。

三者別々に事件に巻き込まれ、それが次第に一つの流れに収斂していく、という構造になっているんだけど、吉野尚美のプロットが、産業スパイ物、日向拓海のパート家族持ち中年の悲哀を含んだクライムノベル山城星良のパートが狂信的な優生学信徒(みたいな連中)を相手にしたアクション、と、それぞれ別個の味付けがなされていて、単純にエンタメとして読んでも読みごたえがあり。

わたしなんかは、年齢と性別のせいか、日向拓海のパートに一番感情移入したけど(猫怖ぇー! 奥さんがー! 娘がー!)、最初のうちバラバラにみえた細かい事件が一つの結末に収束していく様子は、大小様々な伏線とその回収の仕方も含めて、実にお見事。

ムルデカを成立させている経済事情や法的な背景、特に、主な出資国である日本の立場や意図、規模こそ大きいものの船舶扱いなので、一種の治外法権的な場所、アジールになっている、という設定が、後半のクライマックスで効いてくる。

出来すぎたユビキタス環境適応しすぎ、言葉によるコミュニケーションを必要としなくなるマーゼン症候群とか、気象シミュレーションを巡るあれこれとか、突然変異の謎とか、いくつか仕掛けられているSF的なフックも効果的に物語の中で消化されている。

希望に溢れたラストシーンも、よし。

中身がぎっしりつまりすぎのきらいもあるが、とても面白い一冊だった。

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