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笑ってる?

【神々】

2016-06-15 ウメさん

 

四国のハーレィ乗り、アンジェの兄貴からメッセージが来まして。

「友人の雑誌でキャンプ道具特集するから、紹介してもいい?」

というお話だったんですよ。

 

ま、正確には、

「変態キャンパーを紹介してほしいって話だったので紹介してもいい?」

ってコトらしいですが、なぜ、そこで俺が出てくるのか不思議。

 

 

兄貴 「バイクでキャンプで変態って言ったら、かみさんしか思いつかない」

かみ 「でも俺、キャンパーなんですかね? 自信ないです」

兄貴 「キャンプ道具を自分でカスタムしてる変態の特集だってさ」

 

 

要は「いじったキャンプ道具」の特集らしいんですが、それも自信ない。

これが「壊した道具やバイクの特集」なら、巻頭を飾る自信はありますけど。

でも四国の兄貴のお話ですから、受けるに決まってはいるんです。

 

兄貴の知り合いなら、間違いなく面白いだろうから。

 

てなわけで快諾し、そのあと件(くだん)の編集さんから電話が来て。

なんだかんだで、水曜日の午後に取材をすることとなりました。

しかもその方が「バイクで来る」と聞いて、軽くテンションアップ。

 

「どんな人だろうなぁ」

 

 

 

そして当日、半日仕事を終えて帰宅し、家で待ってますと。

なにやら表に、凶悪な排気音が聞こえてきます。

この段階でもう、すでにニヤニヤしながら玄関を開けますと。

 

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めっちゃ俺好みのカスタムされた、ハーレィ・ダビッドソン・ファットボーイ。

乗ってるのは、背の高い、長髪を後ろで結んだ、髭ヅラの男。

俺の知ってる「編集者」とは一線を画す人物が、にっこり微笑んでました。

 

彼の名は「ウメ」さん。

あの有名なハーレィ雑誌、「バイブス」の編集をされてる方です。

今回はバイブスじゃなく、「バイカーモン」って雑誌の取材だとか。

 

 

 

ちょっと挨拶したら、すぐ、目の前のハーレィの話。

あえてフロント16インチにこだわる話なんかをしたありで。

ようやく気付いて、家に入ってもらいます。

 

この段階で俺的には、取材がどうとか、お客さんって感じじゃなく。

ダチのダチが初めて遊びに来てくれたって感じ。

初対面なのに、もう、すっかり胸襟が開けてしまいます。

 

家に入ってからも、またしばらく、バイクやダチの話。

 

お互いの価値観や、単車、友人に対する考え方。

クルーザの戦闘力とか優れている部分と、ほかの単車の比較。

結構、長いこと話してから、ようやく本題に入りまして。

 

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家の中でいくつかの道具の写真を撮りつつも、駄弁り。

もちろんウメさんは仕事なんですが、俺的にはもうダチと遊んでるイメージ。

俺より10くらい若いんですが、なんか話が合うんです。

 

仕事がら、単車乗りがらみの苦労が多いんでしょうね、きっと。

 

それから外に出て、例のラックを単車に積んだところとか。

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ほかの道具類を写真に撮ってゆくウメさん。

そのあいだ俺の方はといえば、当然、気になるウメさんの単車。

じろじろと遠慮なく見て回ります。

 

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めっちゃラットバイクっぽいのに、ETCがついててニヤッとしたり。

長いフォークや、手の込んだフロントフェンダーステー。

見てるだけで楽しくて、あっちこっち覗き込んでしまいました。

 

ああ、確かにその絵だけ見れば変態かも知れん(´・ω・`)

 

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ワンオフの円筒形ツールボックスや、使い込まれたサイドバッグ。

コレダのテールランプに、後付けの社外キックスタート。

でも、それより縛りつけた座布団とか、ヤレてるけど綺麗なメカ部分など、

 

とにかく「走ってる感」がカッコいいんですよ。

 

ピカピカにして飾っとくのも悪いとは思いませんが。

俺がかっこいいと感じるのは、こういう単車に刻まれた年輪なんですね。

一緒にたき火を囲みたいなぁと、心から思いました。

 

で、ふとエキパイを見ると、ヒートガードが変な形。

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かみ 「なんですかこれ? なんかギミックっぽくてかっこいい」

ウメ 「ああ、これはジェット機の部品なんですよ」

といいつつ、ヒートガードに手を伸ばすウメさん。

 

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かみ 「あ、動いた!」

ウメ 「ま、意味はないんですけどね」

かみ 「なはは! それが面白いじゃないすか」

 

とまあ、俺の方には、取材されてる感覚が一切なく。

そして、半端なところで写真が終わってることからも分かるように。

写真を撮り終えたら家に戻って、そのあとはただひたすら。

 

延々と単車や単車乗り、生き方考え方、それにバカ話をしまして。

 

結局、三時間半の取材時間のうち。

半分、いや、2/3くらいは普通に単車乗り同士として話してました。

ホント、たき火を囲んで酒を飲みながら話せないのが残念でした。

 

いずれまた、ウメさんと楽しく話せることを。

その時は、星空と酒杯がそばにあることを願いながら。

ゴツいチョッパーで去ってゆく、彼の背中を見送ったのでした。

 

 

 

芯のある、面白い男との出会いは、いつだって幸せです。

願わくはこれからも、こんな楽しい出会いがありますよう。

そして出会った人たちと、素敵な時間が持てますよう。

 

そんな風に思った、水曜日の午後でした。

 

 

 

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