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ヤサぐれ者の魔窟vs発掘亭日乗越

2012-11-12

nori542012-11-12

【『詩とダンスのための新人賞エルスール財団賞創設。コンテンポラリー・ダンス部門は乗越たかおが独断で選ぶ!】

●詩とダンスのためのエルスール財団創設!

 このたび一般財団法人エルスール財団が設立された。同時に「詩部門」「フラメンコ部門」「コンテンポラリー・ダンス部門」それぞれの新人賞として「エルスール」も創設。

 コンテンポラリー・ダンス部門の新人賞は、オレが単独で決めさせていただく賞なんである! そんな賞が創設されたんである! めでたいことであるな! なっ! 

  財団の公式サイト http://www.elsurfoundation.com

 

 エルスール財団は、今年歴程賞受賞など詩壇の重鎮・野村喜和夫さんと、フラメンコ界の重鎮・野村眞里子さんご夫婦が「詩とダンスのための財団」として設立したもの。

 財団といっても、法的基準が緩和された勢いでガッと作ったものなので、基本は手弁当である。が、そのぶん熱い心が籠もっている。

 

 野村眞里子さんは自身のフラメンコ公演において野村喜和夫さんの詩の朗読や伊藤キムとのコラボレーションなども行っており、非常に広い視野を持った精力的な方である。

 伊藤キム×野村眞里子「ututu/もうひとつの夢の方へ」のDVD http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002A7VJYC/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B002A7VJYC&linkCode=as2&tag=35246563-22

 

 オレはお二方のこれまでの活動も十分に拝見した上で、今回協力させて頂くことを決めた。

 

 コンテンポラリーダンスにおいて、このような賞はかつてないのではないかな。



●ただ一人が一人を決める! 「詩とダンス新人賞」エルスール

 

 創設されたエルスール賞という新人賞が特徴的なのは、

 ・詩とダンスにおける新人賞である

 ・「詩部門」「フラメンコ部門」「コンテンポラリー・ダンス部門」の三部門

 ・各部門とも、ただ一人の審査員が全権を持って選ぶ

 ・賞金は10万円

  ということ。これは、オレの流儀にもピッタリとマッチしている

  オレはこれまで国内のダンス・コンペティションの審査員を全て辞退させて頂いてきたが、その理由の一つが、合議制への懐疑だった。

  話し合ったところで、オレの評価は揺らがないしな。だのに審査会議における多数決や政治的な駆け引きなど(むろん全ての審査がそうだというわけではないが)を経て優勝を決めるということに疑問を感じていたからだ。 後から「オレはこっちの方が良いと思った」という人もいるが、それもなんだかな、と思う。だったら会議の場で通してこいよ、ってことになるんじゃないかね。

 が、そんなオレにも、個人賞の感覚に近いエルスール賞は、ドンピシャなのである。

 もちろん、これはオレの協調性のなさであり、協議による決定全部を否定しているわけではない。オレには向いていない、ということだ。

 これまでも、オレは自分の評価軸のみを頼りに若手を精力的に見て、これはと思う人がいれば文章や推薦など、様々な形で応援してきた。それはこれからも変わりはない。

 これからは年に一度、より明確な形で応援できることとなったのである。

 

 ま、ダンサーは賞のことなど気にせずに、「乗越のハナをあかしてやる」みたいな作品を、虎視眈々と作っていってくれ。

 ちなみに今年度の受賞者は、財団のサイトに選評と共に発表してある。

 今月末には関係者による授賞式が行われる予定である。