経営とヒラメキの必要性(中松 義郎氏に学ぶ)
著名な発明家の中松義郎氏の講演会に参加した際の
記録を改めて見直す機会があった。
ヒラメキなき企業はつぶれるとし、氏はヒラメキの
定義として、人が考えないことを思いつくこととする。
氏が5歳から64歳(1992年当時)の60年間に
発明し、特許を取得した過程で、体験を重ねてきた
ポイントを以下の三つに分けて説明していた。
1 スジ 2 ピカ 3 イキ
氏がいう発明の対象分野には、経営・政治・教育・家庭も
含まれる。
目に見える世の中には、目に見える発明が存在し、
目に見えない世の中には、目に見えない発明がそれぞれ
存在する。
上記の、1 スジ とは、筋が通る・論理性があること。
感覚はだめ。
2 ピカ とは、従来の延長線ではないピカとした
ヒラメキをいう。
3 イキ とは、世の中に生きるもの。
空理・空論はダメでアイデア倒れ
ではダメ。
開発もダメ、理論の延長線上にあり、ピカに欠ける。
アイデアもダメで、発明のみが有効である。
次回に、氏が発明王のエジソンより多数の発明をした
主な内容を紹介したい。