時間は連綿に続いてゆく大河のよう。
我々はつい時間を途切れることのない川の流れのようなものだと考えがち。
昨日があり、今日があり、明日がある。
それが当たり前のように毎日を生きている。
昨日と今日が別々の日、別々の時間、別々の自分だと思うことはほとんどない。
「過去を断つ」
もし、自分の中に「変えたいもの」「改めたいもの」「捨て去りたいもの」があるのなら、昨日という過去を断ち、今日を真新しい自分として始めてみればいい。
髪型を変えてみる
髪を染めてみる
服のセンスをがらっと変えてみる
タバコをやめてみる
テレビをやめてみる・・・
というような、ささやかなことから始めてみてもいいし、思い切りが必要なことをいきなりやってみてもいいだろう。
仕事をやめると言ってみる
結婚しようと言ってみる
別れようと言ってみる
留学することを決意する
家を買うことを宣言する・・・
或いは、こっそり自分をアップグレードさせてみる。
今日から明るい自分になる
今日から元気に挨拶する自分になる
今日から断るべき時にちゃんと断る自分になる
今日から親孝行する自分になる
今日から「いい人」はやめる・・・
昨日の次は今日、今日の続きは明日というように時間の流れの中で自分という存在もずっと続いていく感覚に捕われる。
自分でも気づかぬうちに自分像を固めてしまい、新しい自分になることに躊躇いを感じてしまう。
けれど、
周りの人は自分が思っているほど自分には関心はないもの。
過去を断ち、
真っ新の自分を作れるとしたら、どんな自分になりたいだろう。
言葉に表し、並べてみよう。
優先順位をつけて、上から一つずつ実行していこう。
「過去を断つ」ことで初めて本当の自分に出会えるかもしれない。