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NORLITE DESIGNS From Factry

2018-04-18

今年も逢えた

工房から100メートルほど下手の湿地に、今年も冬籠り明けの若いヒグマが姿を見せました。
年ごとに個体は違いますが、この時期は雪が消えたばかりの開けた葦原で草の根をほじくって過ごしているのを見掛けます。

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まずは遠くから気付かれないように動きを観察すると、確証はありませんが、大きさや動きから3才くらいのオスのような気がします。

ミズバショウを前景にしたベストショットを撮ろうと工房までカメラを取りに戻り、道路の反対側をジリジリと半ばほふく前進で近づこうとしているとき、悪い事に熊とのあいだの道路を軽自動車が通りかかりました。
ドライバーは雪山に隠れたこちらに気付きはしませんでしたが、ふとヒグマの姿が視界に入ったらしく、少し行き過ぎたところで急ブレーキ。おまけにハザードランプ点滅。

オバサンが左側の窓から顔を出し、震える声で「コラ〜〜ッ!コラ〜〜ッ!」
滅多にクルマの通らないこの道に、続けて停まった2台の後続車。
オバサン、興奮した声で後続車に、「熊いるよ〜っ!ほれそこにイ〜〜!」
よく聞こえないオジサンがクルマから降りると、「危ないから降りるんでな〜い!」

3台も並んでしまったクルマの赤いテールランプと騒がしい人間に、平和な時間を破られた若グマはガサガサと笹薮を漕いで見えなくなってしまいました。

せっかくのシャッターチャンスを台無しにされたことも腹立たしくはありますが、オバサン達が、妙な正義感を出して警察に云ったりしないでくれることを祈りましょう。