「仮面ライダー THE FIRST」舞台挨拶

仮面ライダー THE FIRST の舞台挨拶に行ってきました。最前ブロックをゲットしたのですが、会場でON TIMEで最初のライダーを見ていた人という問いに手を挙げる人はもっぱら後ろの方。ほとんど高野さんのファンのようでした。年寄りの私はちょっと座りが悪い(^_^;)
司会進行がすごくよくて、笑いが絶えない面白い舞台挨拶でした。東京国際映画祭の話がでて、黄川田さんは「嬉しかったです」と優等生な答えだったのに高野さんは「ヒーローショーみたいで、笑って手を振らなきゃ!って思った。次は仮面被って歩きたい」なーんて答えて、黄川田さんに「それじゃ意味無いじゃん!」と突っ込まれてました(笑)
しかし、舞台挨拶が終わったとたんに映画も見ずに駆け出ていく人が沢山いたのはビックリするやら呆れるやら。私の座っていたあたりは1/3ぐらい空席になりました。次の会場へは、映画を見て、食事をしても余裕な距離なのですごく不思議。当然指定席券をもう確保してるんでしょ? もしかしたら、出待ちのために出ていったのかも。次の会場の方に行った知人が、同じだったよと教えてくれて、役者さんはともかく、監督さんからしたら複雑だよねと思ったりしました。
 
映画は面白かったです。楽しめました。点数にすると65点くらいかな?(え?低い?) オープニングのバイクでジャンプ&爆発の逆光シルエットはまさに原作そのままで、何度見てもすごい!(予告で見たときは本当に鳥肌が! ここら辺に年齢が出てます(^_^;))
水の結晶には目が点ですが、まあ、“とんでも”もありかな? 本郷猛はパイウォーターとか信じちゃってる人なんですね〜。科学者としてダメじゃん(笑)
しかし、井上さんは女心が分かってませんね〜。35年前ならともかく、今の時代、本郷猛の行動はどこからみてもストーカー。ストーカーに惚れる女なんざいやしませんよ。例え彼女の為だとしても、ストーキングされてる方からすりゃ、すべてキモイんです! そして、一文字隼人みたいな男に結構女は惚れるもんです。それで幸せになれる奴はまれですが、でも惚れちゃうもんなのよ。
アナログ感がテーマということで、顔出しアクションも頑張ってましたね。黄川田さんは運動神経が良いと思っていましたが、高野さんもあんなに動けるとは思ってませんでした。だから、ワイヤーに引っ張られてる感じのシーンも結構あったのが残念。ダブルライダーキックが緩んだゴムみたいに見えたし。あれはライダーバトルのキモだと思うので、もう少し頑張って欲しかったなぁ。「もう少し…なら」と思うところが多い映画ではありました。佐田さんと一茶さんは予想以上によかったし、続きが出来る終わり方だったから、続編作って欲しいな。そして、もう少し手間のかかったアクションシーンを見せて欲しい。その為にも、近くで上映されてる人には是非劇場で作品を見て貰いたいです。私ももう1回ぐらい行きたいのですが、私の住んでいるところでは朝昼しか上映せんのですよ〜。次の土日はいけないし。上映時間を変更してくれ〜〜〜!
あ、そういえば、フィルムを数コマ切って繋いだかのようなところが2回ぐらいあったのですが、これって元からだったのでしょうか。昔はフィルムが切れて繋ぐなんて日常茶飯事でしたが、一日3回の上映で、1週間しかたってないのに首を傾げます。傷もちょっと見えたし。何故?
それと水の結晶がぼけていたのは、元のビデオ画像の解像度の問題? 映写機のピントがずれてたのかもしれないけど、なんだか勿体なかったなぁ。