アジャイルサムライ読書会の参加レポート

アジャイルサムライ読書会(渋谷道場) に参加してきました
#agilesamurai


「あのプロジェクト、なんかうまく行かないんじゃないかなあ、きっと…?」の様に思うが、それが何故かは具体的に説明できず、そう感じる程度なのだけど、結果、迷走やら手戻りやらですったもんだしているうちに色々妥協したアンニュイな決着になった…みたいな事を何度か見てきました。

今回の題材の「アジャイルサムライ」の中から「それはどんな要因からだったのか」と「それに有効な考え方はどういったものがあるのか」のヒントを得る事ができそうです

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

スタイル

事前に1〜3章を読んで各自の感想や疑問をサポートWikiに書き出しておく
それを元に議論し理解を深めて行く

持ち帰り

1〜3章はアジャイルとは?と、プロジェクトの準備段階の話が多い印象です

  • 解り易い言葉で始める
    • まずは平易な言葉で意味合いの共通認識から
    • 専門用語は後から置き換えて行けばよい
  • 包み隠さず誠実に
    • 色々な局面で共通の認識の合意が大事
    • 顧客も交えて定期的な進捗確認や予定の合意をする(早期に柔軟な軌道修正)
    • 積極的に関わる顧客(顧客と一緒にチームする事)が大事
  • やらない事を最初によく考えておく
    • やるべき事(顧客が本当に欲しいもの)に注力できる
    • キーマンと合意しておく
  • 短い単位で計画の繰り返しをして焦点を合わせて行く
    • 合意した計画に責任を持つ
    • 優先順位を付けて今取り組むべき課題に集中
    • 後で決めるとしたものもプロジェクトの進行に伴ってその判断材料がでてくる
  • 役割の境を超えられそうな人を見定めておく
    • 小さなチーム程、複数の役割を受け持つ可能性が出てくる
    • 自分の得意分野意外でも積極的になれる人が向いている

感想

時間がもう少し欲しいなあと感じるくらいに質疑が繰り返された印象です。
アジャイルを実践されている方、一部アジャイル的な手法を取り入れている方、なかなかアジャイルを導入する許可が得られずに…という方、アジャイルの可能性とは?と興味を持ち始めた方、色々な立場からの議論の交流の場となると良いですね!
経験者の方の実際の経験談がイメージを膨らめてくれるので、可能な限り全回参加したいと思います!

懇親会でも引き続き興味深いお話ができて楽しかったです、有り難うございました。


次回は8月3日(水)の予定(ATND)