Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

午後

一通りの書類仕事を片付け,のんびり.チェックリストの項目も10個のうち,7つまで消化した.お昼前に,言語研へ行き,F氏とお話,そしていっしょにランチを食べに行く.カレーうめぇ.
書籍部で月刊「言語」誌を購入.明日の出張の移動中に読む本を探すもいいものが見つからず断念.明日の仙台駅で雑誌でも買おう.

ほっと一息

今年の3月終わりに出した論文がやっと出版される模様,遅い.とはいえ,この論文のトピックは他雑誌(複数)でリジェクトを食らっている内容なので,やっと一応は論文となって日の目を見るわけである(リジェクト論文を改訂するのではなく,3月くらいに今一度イチから書き直したのである).
しかしまだ,4月に出したの,5月に出したの,(6月に出したのはアクセプトで今印刷中),7月に出したのが査読中だったり音沙汰なしだったりで,いったいどうなっているの?(注1:このように今年度前期に集中的に論文を書いていたからこそ,8月にパプアニューギニアへ行ったり9月に山篭りができたんス)(注2:論文の数が多すぎだろって突っ込みがあるかと思いますが,ほとんどは2年前にドイツにいた頃書き溜めていたやつなんス,それがようやく出てきたわけなんス).
また10月から論文執筆をkskしますよ.

博士の就職力、学会も後押し 研究職続行は「3割」

アサヒコムより,http://www.asahi.com/job/special/TKY200709270086.html

「非常勤講師の働き口すら得るのが難しいし、なれたとしても、薄給で身分は不安定。年収500万円にも満たない人もいます」

いやいや,ポスドクでも年収500もいきませんしw.仙台地区じゃ,非常勤も厳しいのです.

もちろん、研究をあきらめない人もいる。
イスラエルの研究をしている男性の博士号取得者(35)は、妻と3歳の娘を養っている。時間がとられるため、今年6月には仕事をやめ、研究に専念した。生活費は、ヘブライ語の通訳や翻訳でまかなっている。研究に専念した、この男性もこう話す。
「『食べるという現実』と『研究を続けるという理想』の間で、どう折り合いをつけるか、日々考えている」
これが、博士の現実。
30代も半ばになれば、ある程度人生設計を固めたい。なのに、研究を続けられるのか、働く場所はあるのか。博士たちの将来は、いわばどん詰まりなのだ。

ぎゃー,今そこにある現実だよなあ.でもさ,結婚して精神的に支えてくれる人がいるだけ,このイスラエル研究の人は幸せだと思いますよ.それに引き換え僕は orz.
僕は40まで悪あがきして駄目だったらあきらめようかなと思っている.