2009-06-22
Numberer(リングの魂)に三沢光晴がゲストに出たときを振り返る
ウッチャンナンチャン, リングの魂, 書き起こし | |
私の格闘技の知識は、全てナンチャン司会の「リングの魂」から得ていました。Numberer(ナンバラー)という企画に、三沢光晴さんが出演したときの様子を振り返らせていただきます。
リングの魂に三沢光晴登場
南原「リン魂始まって早6年、6年間ラブコールを送り続けてきました、その人が、やっと今回、登場するわけです・・・、そうですね、いろんな溜まりに溜まったことをぶつけてみたいと思います、それでは紹介しましょう!現三冠ヘビー級王者、そして全日本プロレス社長、三沢光晴選手です、どうぞ!!」
(三沢光晴スタジオに登場、南原とがっちり握手)
南原「いや〜、待ってましたよ」
三沢「そうですか?」
南原「待ってましたよ〜、え〜、始まった当初に、あの〜、一応各団体挨拶に行こうってんで、挨拶まわりに一応、行ったんですよ」
三沢「ええ」
南原「し、知ってました?」
三沢「ええ、話は聞きましたけどね」
南原「玄関にそっと置物をしていったんですけども」
三沢「誰も居ませんでした?」
南原「誰も居なかったですね、夜行ったんで〜」
三沢「逆によかったですね」
南原「あっはっはっはっはっ、そうですか〜?」
三沢「(微笑みながら手で払う仕草で)門前払い」
南原「あっはっはっはっはっ、リン魂とかご覧になったことあります?」
三沢「ああ、見ますよ〜」
南原「あ、見られてます?」
三沢「見ます見ます、ええ」
南原「どんなやつをご覧になってます?」
南原「J1(ジェイワン)ですか?あ、ご覧になってますか」
三沢「ええ」
南原「どんな印象をお持ちですか?」
三沢「う〜ん、企画に無理があるかな」
(南原大爆笑)
南原「今回はですね、周りの反響が凄かったんですけど」
三沢「あ〜、そうですか?」
南原「カッチャンとか、『え!え!マジ!!』、勝俣が」
三沢「(苦笑しながら)そこまで」
南原「いや、本当ですよ」
三沢光晴、思い出の試合を振り返りながら
三沢光晴さんの試合、「1988.10.31 日本武道館 三冠ヘビー級選手権 小橋健太(チャンピオン)vs三沢光晴(チャレンジャー)」や「1999.5.2 東京ドーム 三冠ヘビー級選手権 ベイダー(チャンピオン)vs三沢光晴(チャレンジャー)」を振り返りながらトークをしていきます。
南原「あのね、このVTR自体がね、このリン魂に流れること自体が凄いんですけども」
三沢「ふっはっはっはっはっ、そうですよね〜」
南原「この番組でね、一緒に見ること自体がね、凄いんですよ」
三沢「日本テレビもね、よく貸してくれましたよね」
南原「もう今泉さん、ありがとうございます」
三沢「ええ、まあ一応ゴマすっといてね」
南原「あっはっはっはっはっ、いや〜、これ全日本プロレスね、この〜試合っていうのは、熱いというか、投げっぱなしとかってやったの全日が最初じゃないですか?」
三沢「そう〜ですね、俺も他であんまり見たこと無いですからね」
南原「最初ですよ、投げっぱなしっていうのが、いや、でも今見てもエプロンからのタイガードライバー、やる方はどういう気持ちでやるんですか?」
三沢「え〜とね〜、やる方もやられる方もね、ためらったら大怪我するんですよ」
南原「あ〜、面白いですね、ためらうとダメなんですか?」
三沢「ええ、結局受ける方もそうですよ、僕らバック取られて投げられると思ったときに、浮いちゃってるのに怖がっている場合は、もういいや投げられてって思わないと、切り替えないとダメですね」
南原「あっ、なるほど、ああやってこうきたときに、ギューって堪える・・・、よく言うじゃないですか、なんだ、堪えろよ〜って言うんですが」
三沢「完全に堪えられるんなら堪えた方がいいですよ」
南原「ええ」
三沢「完全に堪えられる自信があるか、もう自分から行っちゃうか」
南原「ちょっとでもバランス崩れたと思ったら自分から行った方のが」
三沢「怪我しないですよね」
プロレスラーになったきっかけ、馬場さんとの出会い
南原「もともと、プロレスラーになんでなろうと思ったんですか?」
三沢「え〜とね〜、なんででしょうかね〜、まあ、小さいときから体はやっぱ大きいって言われましたからね、背はでかかったんで」
南原「ええ、プロレスずっと見てたんですか?」
三沢「いや全然、プロレス少年じゃないんで、こうたまたま見てて、おっ、やったら面白そうだな〜って」
南原「おっ、これ俺いけんな〜って」
三沢「出来るかな〜、やれるかな〜、みたいなね」
南原「まあ当時は、新日と全日あったんですけど、なんで全日本を選んだんですか?」
三沢「あのね、全日本しか本当考えなかったんですよ」
南原「えっ、新日本あるのは知ってたでしょ?」
三沢「ええ、その時代、国際もありましたから」
南原「あ、国際もあって3団体が」
三沢「一応全部見てたんですけどね、自分がこう見てて一番なんか、感覚に・・・」
南原「しっくりとくる?」
三沢「うん、あ、プロレスだっていう、感じは一番・・・、そうとったんでしょうね」
南原「馬場さんの最初の印象、どうでした?」
三沢「でかいな〜ですよね、やっぱり、みんなそうだと思うんですけどね」
南原「これがジャイアント馬場か〜っていう感じですか?」
三沢「多分、みんなが思っているより大きいですよね」
南原「大きいです、大きいです、ええ」
三沢「まして僕は18歳じゃないですか」
南原「はいはい」
三沢「うお〜、みたいな」
南原「あっはっはっはっはっ、じゃあもともと他に就職しようとは思わなかったんですか?」
三沢「あ、思わなかったですね〜、全然」
三沢光晴が語る武藤敬司
このあとは視聴者から送られてきた質問ハガキに答えていきます。今までで一番効いた技、一番強かった外国人レスラー、2代目タイガーマスクになるときの心境等。そして、個人的に今一番戦いたい選手は?という質問に。
三沢「そうですね、個人的って言われると困るんですよね」
南原「ええ」
三沢「一番戦ってみたいのは自分ですけどね、ふふっ」
南原「自分と」
三沢「自分とは戦ってみたいですけどね」
南原「今、俗によく言われているね、その〜、こないだもお会いしたと思うんですけど、武藤選手どうですか、印象は?」
三沢「いや、あのね〜、人間的にですか?」
南原「人間的にも、会ってみて」
三沢「やっぱりね、魅力ありますね」
南原「ええ」
三沢「まあまあしゃべってて、楽天家で、レスラー向きだな〜みたいなね、へへっ」
南原「あ、レスラー向きだな〜、ええ、あの〜、恋人みたいだなって言われたって」
三沢「う〜ん、だからね〜、昔からよくね、マスコミとかから比べられてたからね」
南原「そうですね〜」
三沢「まあまあやっぱりね、試合見てて面白いですしね」
南原「試合見てて」
三沢「武藤選手の試合見てて、やっぱ面白いや」
南原「あ、やっぱり新日もご覧になったりするんですか?」
三沢「見ます、見ます」
南原「ええ」
三沢「だからやってみたいとは思いますよね」
南原「お〜、やってみたいと思う?この人だったらちょっとかみ合うかなって、やってて気持ちいいかなっていう感じですか?」
三沢「う〜ん、ありますよね、それね」
このあとも蝶野正洋、橋本真也、小川直也、1・4の橋本vs小川戦、前田vsカレリン戦、ヒクソンとの対戦、バーリ・トゥード、交流戦!全日本vs新日本等を立場上慎重になりながらも誠実に答えていく三沢光晴さん。語り口は物静かで、時に冗談を交えてナンチャンを笑わし、そして、プロレス界のことを常に考えているというのが、私がこのNumberer(ナンバラー)を見ての印象でしたね。
三沢光晴さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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このときのナンチャンがすっっっごく嬉しそうなのが文字からでも伝わるし、だからこそこの世に三沢選手がいないことがつらいですね。。。
三沢選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
確かにこのときのナンチャンは、待ち焦がれた恋人についに出会えたというようなハイテンションでした。そして、そんなナンチャンを引き出したのが、三沢光晴さんでした。
私はプロレスをほとんど見ていない人間ですので、ナンチャンの様子を通して三沢光晴さんの大きさを感じ取った、そんな放送でした。