ネーループレイスで玉子カレー


ネーループレイスのさりげなく美味しい玉子カレーライス(2012年2月)

ゆで玉子が2つ、ててんと載っています。ソースとライスがよくマッチしていてうまい。量も軽めで、買い物途中にささっと食べられるかんじ。



玉子カレー屋さんは看板が見あたらず、店名不明。訊くのも忘れた。

食べる場所もなくて、みんなその辺で立ち食いです。

メニューにはいろいろありましたが、みんなことごとく玉子カレーライスを食べていたので、きっと名物なのかと。



その隣というか通路の向かいにある、ローナーケーパンジャーブ(Raunaq-e-Punjab)という食堂。

カウンターに書いてあったマッキーディーローティーとサルソーンダーサーグというパンジャーブの名物料理が気になりました。が、2月も中旬だったため、out of seasonとのこと、残念・・

他にオススメとか名物とかないのか尋ねたら、マトンビリヤーニーが良いとのこと。



そのマトンビリヤーニー。

お味はアベレージでした。
お店の人が標準よりもずいぶんとたくさんサービスしてくれたようで、山盛り!
ビリヤーニーはお腹に溜まるので、必死で食べる感じになってしまいました。



ネーループレイスでは、他にスイーツとスナックが食べられそうなSONAというお店も気になりました。アールーチャートやアールーキーティッキー、パーニープーリー、あとたぶん、パオーバジーやチョーレーバトゥーレーとかが食べられそう。
ビリヤーニーでお腹いっぱいだったので、次回に是非試してみたい。



ネーループレイス全体はこんなかんじ。

1階と2階部分がパソコン屋、ラップトップ(ノーパソ)屋、周辺機器屋、ソフトウエア(海賊版??)屋、印刷屋が並んでいます。階段が外に張り出しているのが特徴的。



エレコムのインド1号店もありました。

デザインや機能性に特徴のある製品が集められていました。他店の武骨な商品に比べると、パッケージも含めてとても綺麗でかわいい。しかし、日本での定価+αといった価格だったので、かなり高価な印象でした。ショウルームの比重が高いのかも。

ネタのつもりで買ってきた菓子

BigBazaarの食品売り場の一角に、なぜだか唐突にベンガル物のコーナーがあって、そこにはスナック菓子のほかに、ベンガル語の暦の冊子や説話集みたいのもあって、なんとも不思議でした。ベンガル人の便宜のために設けられてるのだろうか。


そこにあったのが、このマカローチャク(Mukharochak)というダールモート(塩味の豆のスナック)。
ただならぬ雰囲気・・



アップにしてみる。
このおじさん、インパクト強すぎ。



いちおうISO規格の認証を受けた施設で製造してるらしい。
確かにパッケージはしっかりしてる。



しかし、バーコードには修正が・・なぜ・・



中身は、おっ、いろいろ入ってますね!



さて、このパッケージのアヤシサだけに惹かれて、ネタとして買ってきたダールモート。お味のほうは・・

これが、バリうまっ!!
びっくりするくらいうまくて、手が止まりません(*゚∀゚)
スパイスの加減、塩の加減、絶妙です。
今日だけで1,000kcalぶんも食べてしまった。ヤバイ。
きっと創業者だと思われる、写真のおじさんの自慢の逸品なんですね。


これはリピート決定です。
次に行った時も在庫あるといいなー。

旧カケダホテルの隣の食堂

2012年2月のデリー滞在を振り返って書きます。
コンノートプレイス(CP)に出ていて、ちょうどお昼になって、お腹が空いてきて、おいしいチキンカレーが食べたくなりました。ひとりだったこともあり、レストランに入ってというより、食堂でささっとっていう気分でした。CPでそういうランチといえば、KAKE-DA-HOTEL(カーケーダーホータル)が一番に思いつきます。
そうだ、KAKE-DAのチキンカレーが食べたい、食べたい!



KAKE-DA-HOTEL, CP (2012年2月)

しかし、お昼どき、行列が・・。外国人の観光客も列にいます。
福岡人の性質か僕だけの性質か、並んでまでは食事したくないんですよねー。並ぶのきらい。

KAKE-DA、たしかに美味しいんだけど、並ぶほどじゃぁないんだよなーとか、こころの中でブツブツ言いながら、とりあえずスルーして他を探してみることに。でも、KAKE-DAのチキンカレーの気分になっていたので、似たような食堂がいいなー。



これは、KAKE-DAの旧店舗ですね。
2010年の2月に来た時には、ちょうど新店舗のほうが出来たばかりで、壁のタイルに保護シールがついたままでした。
旧店舗は閉鎖されてそのままなんですね。
もうちょっと先まで行ってみよう。



お!これは・・
「BhapeDaHotel」とな。KAKE-DA旧店舗のすぐとなりです。
店名に「DA」ってのが入ってるからKAKE-DAとおなじパンジャーブ系で、カレー鍋がガス台に並んでるダーバーという典型的な食堂のスタイルもKAKE-DAといっしょ。
これはKAKE-DAとおなじ系統のチキンカレーが食べられそうです。
しかし、ハズレのお店だとイヤだな、ってことで、来ているお客さんを観察してみます。
店内では、近所のオフィスからランチにきてるふうのおじさんとか、家族連れとか、小ぎれいで悪くない雰囲気の人たちが黙々と食事しています。全体に肉付きがよくて大柄で目が丸いパンジャーブ人っぽいひとが多いのも今回は好印象。お店の人もよく動いている。これは入ってみても良さげ。

写真で店の前に写っている人たちは、連れが会計してるのを待っていた人たちで、待たずに座れました。



BhapeDaHotelのチキンカレー(Rs140)とローティー(Rs7/枚)(2012年2月)

典型的なおいしいダーバーのチキンカレーでした。シンプルで至って普通で、その普通さがおいしい。
ローティーでチキンをむしりながら食べます。ローティーも普通に美味しい。1枚おかわりして3枚食べました



店内の階段のしたの三角スペースにあった手洗い場。
汚くもみえますが、この手のお店では平均的とおもう。転がる石に苔は生えない的な衛生感覚ですね。むしろいい雰囲気じゃないか、と自分は捉えてしまいます。



これはチキンカレーを注いでいるところ。
領収証にカレーついちゃうよw



バターチキンも見せてもらいました。
白いタイプのですね。これも美味しそう。次回は是非これを食べてみたい。
でも、領収証にカレーついちゃうよー。



KAKE-DA-HOTELのチキンカレー(Rs90)(2010年2月)

探してみると2年前のKAKE-DAのチキンカレーの写真が出てきました。
見た目は同じですね。
味も有名なKAKE-DAのほうが美味しいともいえない感じ。

驚いたのは値段が結構違う・・。でも、2年経ってるので、KAKE-DAもだいぶ値上げしていそうです。帰って比べる前は、Rs140が高いとはぜんぜん思いませんでしたしね。


いま、TimesFoodGuide2012で調べてみると、今回のBhapeDaHotelも載ってるじゃん!! そして、KAKE-DAもBhapeDaも、2.5/5の同じ評価値でした。それぞれに熱心な(loyalな)常連がいるとのこと。

次回もKAKE-DAが混んでいたら、迷わずBhapeDaHotelに行くつもりです。

チベタンコロニーで牛肉ざんまい

牛タンが食べられる!ということで、北デリーのチベタンコロニーを訪れたとき(2012年2月)のことをまとめました。

リングロードのバイパス道を北に快走していくと、右手にタルチョがはためく集落が見えてきます。ちょうど歩道橋があるのが目印です。地名としては、マジュヌカティラ(MajnuKaTila)のチベタンリフュジーコロニー(TibetanRefugeeColony)になります。



ハイウェイ沿いにこのような入り口が数カ所ありました。メトロのイエローラインのヴィダーン・サバー駅が近いようで、サイクルが盛んに客引きをしていました。



集落のちょうど真ん中あたりに、目指すレストラン「TeeDee」はありました。2Fに上がります。
ちょうどランチ時だったため、中はチベットの人でいっぱいです。家族連れ、おじさんの集団、お坊さん、カップル座りの夫婦、いろんな人がいましたが、みんなチベットの人のようでした。これはきっと美味しいはず!



まず、ギュマ(gyuma)70Rs、牛のソーセージから。
ジューシーでうまい!
ソーセージですが、皮である腸が分厚くて、モツの中にスパイシーなひき肉の詰め物が詰まっているというか、ホルモン焼きの中にカバーブが詰まっている?感じです。
内臓系の臭みと脂とスパイスのコンビネーションが癖になります。これを書いている今も、食べたくなって仕方がありません・・

帰って調べてみると、ギュマというのは blood sausageという記述にいきあたり、つまり、血を詰めたソーセージも一般的なようです。ここのギュマの中身は確認してないんですけど、内臓系の味はそういうことなのかも?韓国のスンデも美味しいですもんねえ。



次に、チェレ(cheley)80Rs、牛タン炒めです。
ばっちり牛タンです。量も多い!
回鍋肉みたいな甘辛い味付け。

デリー在住の同行者は、これの野菜抜きのを6皿分!お持ち帰りしていましたw。冷凍しておいて、牛に飢えたときに食べるんだそうです。焼きそばや焼き飯に入れても美味しいとか。

ここには、ギュマとチェレと並んで、LowaKhatsaというのがメニューにありました。調べてみると、spicy, stuffed lungsということで、肺に何か詰めたやつみたいですね。内臓系充実してます。



牛ひき肉のスープです。
春雨みたいなのが入っています。濃厚なスープ。



牛のシャバレ(shabhaley)60Rs、ピロシキみたいな具が詰まった揚げパンというか、揚げ餃子というか、ミートパイというか。
ボリューム満点です。
ここで興味深いのが、ビーフのシャバレが60Rsなのに対し、マトン、ポーク、チキンのシャバレは120Rsなんですね。ビーフが一番安い!!半額!
ベジのバレ(「シャ」は肉の意味なので、ベジバレになる)もありましたが、ビーフとおなじ60Rs。ビーフ安い。



牛のギャトゥク。中華麺です。
他にテントゥク(チベットのすいとん)もメニューにありました。



ティンモ。(中身なしの蒸しパン)
僕らの食事が終盤に差し掛かったころ、山盛りのこれが向こうのテーブルに運ばれていくのをみました。「絶対うまそう!」すかさず同じ物を注文しました。
うまい・・
もっちりとして小麦の味が、うまい・・
牛のスープにひたして食うと、これまたうまい・・
やはり、美味しいレストランは主食がうまい!
メニューにはなかったので、忘れずに口頭で「ティンモ」を注文しましょう。

この「TeeDeeレストラン」ですが、調べてみるとずいぶん昔から変わらずに営業していることがわかりました。
チベットの碧い風
1993年の旅行記のある意味中心的な場所になっています。当時からチベット人で繁盛しているようです。この物語に出てきている人々は、今どうしているのだろう・・



集落の中にはゴンパもあります。
エスプレッソマシンがあるカフェもあったし、宿も見かけました。チベタン線香やダライラマ猊下の写真などチベットグッズも充実していました。あと、デリーの他では見かけない登山靴がそろったお店もありました。中国からの缶詰やDVDとかもいろいろありました。

チベットの人がここに住んでいる経緯をおもうと、喜ばしいことではないのでしょうが、デリーの他とは異なった空間が広がって、見た目も近しいチベットの人に囲まれていると、なんとなくホッとしました。ちょっとインド世界から退避したいときに訪れるといいかも。ご飯おいしいし。

ITCのバターチキンの素を試す


ITCの「Kitchens of India」シリーズのバターチキンの素を試してみました。

袋に書いてあった作り方は、以下の3ステップのみ。

1,中身を鍋にあけ、水(300mL)、骨なしの鶏肉(300g)とよく混ぜる
2,沸騰し始めたら、フタをして弱火にし10〜12分間煮こむ。鶏肉に完全に火が通ったことを確認する
3,バター(50g)を加え、火を消す

鶏肉とバターがあればできるようです。
300gだから、モモ1枚またはムネ1枚くらいかな。インド的には、皮は除くことが前提になっていると思います。
今回は、モモ身1枚(340g)から皮と脂を取り除いて、だいたい300gくらい。長く煮込まないので、一口大に小さめに切りました。

他に電子レンジを使った調理方法も書かれてます。900Wのレンジで10〜12分間加熱するとのことで、鍋で作る場合と熱源が変わるだけで、手順は同じでした。



開けてみると中身はタイのグリーンカレーの素みたいなかんじですね!
ちなみに外袋もこの内袋も開け口はなく、どこからも切れないので、ハサミか包丁が必要です。これはインドの製品はだいたいどれもそうですね。



ペーストと鶏肉を水に溶いて、加熱を始めたところ。
ペーストは、加熱を始める前に、しっかりと溶かしておいたほうがいいようです。熱くなってくると溶けにくくて、ダマになりそうになりました。

説明通りに、沸騰してきたらフタをして、12分間加熱しました。



フタを開けたところ。おっ、それっぽくなっています。



バター50g・・大量です。
デリーで食べるバターチキンには、さらにたくさんクリームも入っているようなので、脂質とかコレステロールとか・・(=_=;)
バターを入れて溶かして混ぜると、油と水分がなじんできて、全体がクリーミーな様子になってきました。



できました!

ちゃんとバターチキンですねー。
インドではバターチキンのチキンには、タンドゥーリーで焼いた香ばしいものを使うのが普通で、それには全くおよびませんが、レトルトに入っている肉に比べれば、断然美味しいですね。
グレービーの方は、若干レトルトっぽい味はします。

量は、お腹いっぱい食べて2回分ありました。日本の表記だと4人分になるのではないでしょうか。インドのレトルトだと2つ分くらいです。

結論としては、レトルトのものよりも、お肉がフレッシュなぶん美味しいけど、グレービーはレトルトっぽい感じがあるので、スパイスミックスで作ったものよりかはやはり劣る。でも、鶏肉とバターとこれがあれば、15分とかでバターチキンができるのは魅力ですね。

このバターチキンの素の重量が100gで、レトルトだと285gとかで+箱入りだから、日本に持ち帰る重量の効率を考えると、ざっと6倍くらいになりますね。今後はレトルトよりも、こちらの○○の素が中心になりそうです。

インドで買ってきた○○の素

デリーから福岡に戻って3週間近くたって、そろそろまたインドの食べ物が食べたくなってきました。
写真は、持ち帰った食料の一部で、おもに○○の素系のやつと、スパイスが写っています。スパイスは、古くなってきたものの補充中心なので偏っています。スパイスミックスは、いつものやつとインドで大好きなパーオバジーを福岡で食べたいなーと思って、それのを2種。など。

今回は、○○の素系をいろいろ試してみようと思って、たくさん買って来ました。
インドに行くときに、釜飯の素やら親子丼の素やら○○の素をたくさん持っていくなーということを思い出し、インド料理も○○の素に頼れば、とりあえずカンタンに作れる!と今さらながら気づきました。おみやげで人にあげる場合も、スパイスミックスより気軽に作れるし、再現性も上がるし、美味しいやつを見つければ喜ばれそうです。

スーパーに行ってみると、レトルトが美味しい「Kitchens of India」シリーズの○○の素バージョンがいろいろとあったので、これは期待をもって買いました。いっしょにたくさんあった「Mother's Recipe」というシリーズも、比較の対象として購入。インドのレストランで美味しいトマトスープも、マギーのやつで簡単に作れるのかな。あと、グラーブジャームやジャレービーの素っていうのもあったので、これは楽しみ! ジャレービーの素には、生地をたらすためのプラスチックの容器まで付いてきました。

さて、どれから試そうかなー。