魔法少女まどかマギカ 第6話

ソウルジェムの正体。

まどかのさやかの言い争いと母親との会話は相変わらずまどかの感情の動きが自然に理解できてよかった。

杏子は相変わらずあまり悪人であることに説得力を感じない。最後には早くもまどかたちと共通の敵がいるかのような流れになってたが、このまま仲間になってしまえば不自然には感じなくなりそうなのだけれど。

ソウルジェム魔法少女本体だという事実の暴露については、まったく登場人物たちの驚きに共感できなかった。魂の移動というのが実感がつかめないし、元に戻せるかどうかも不明だし、キュウべえのむしろそっちの方が都合がいいという説明に説得力を感じてしまう。

魔法少女まどかマギカ 第5話

新キャラ対さやか。

まどかの感情の動きは相変わらずとても共感できて良かった。さやかのカラ元気も共感できるものだったが、恭介の快気祝いは正面の構図を多用した妙なものでいまいち幸せな感じが伝わってこなかった。

新キャラの杏子は、いまいち戦う動機が納得できなくて面白みを感じなかった。ピッコロ大魔王的な典型的な悪役として特に説明がなくても動機は納得できるだろうと考えてるのだろうけど。野中藍が悪人に聞こえないのが理由な気もする。

とはいえまどかの葛藤を軸にした物語は見応え十分で、まだまだ問題なく面白い。

魔法少女まどかマギカ 第4話

さやかが魔法少女に。

魔法少女になろうとするさやかと、魔法少女の恐ろしさを知っていくまどかの対比を軸としたプロットがわかりやすく印象的。そしてさやかが魔法少女になる理由も、まどかが魔法少女になることを否定する理由も十分な時間を取って示されていて、かつ無理のない演出で十分に納得できるものだった。シャフト的な構図や美術は相変わらず異空間の表現か背景に徹していて物語を楽しむのを邪魔することがない。

文句なしに面白い。

魔法少女まどかマギカ 第3話

マミが犠牲に。

以前さやかが自分たちには叶えたい願いがないほど不幸を知らないことを問題視していたけど、今回はその甘さをさらに強調するような展開で、物語全体で一貫したテーマがあって非常にいいと思う。この「甘さ」は平和で日本に住む視聴者の多くが共感できるものだろう。

さやかとまどかのキャラ描写もそんな視聴者と等身大の人間として共感しやすく、そのテーマを示すのに大きく貢献していると思う。

今回は日常シーンでシャフト的な凝った構図や美術が少なかったと思うけど、シャフト製でも背景美術や構図を物語の必要以上に凝らなければ僕にも楽しめるよう。

IS 第2話

クラス代表決定戦。

二人のヒロイン共にあまりにテンプレ過ぎる性格と物語に萎えてしまった。

バトルの結果も納得できない。物語のバトルの結果は実力差とか油断とかの納得できる理由があって決定されるべきだが、敗因の一夏の無知がそのような理由になるとは思えない。

あまり次を見る気がなくなった。

魔法少女まどかマギカ 第2話

魔法使い体験コースへ。

シャフト空間のバトルは非常に見応えがあったし、単純な物語の中にも主人公たちの悩みや物語のテーマがあって、退屈はしなかった。全体的にそれなりに楽しめる感じだった。

ただ華美な背景美術が物語に対して必然性があるかというと、あまりある気がしないのはシャフト作品では相変わらず。

CONTROL〜犯罪心理捜査〜 第1話

熱血女刑事とだらしない雰囲気の心理学教授が事件を解決。1話完結。

今風のスタイリッシュで大胆な演出が多少混じった感じの演出で、全体的に軽い雰囲気だけれど、シリアスな部分はしっかりと真剣さが伝わってきた。

心理学を使った事件の解決法はそれなりに面白かった。

主役二人を含めてキャラクターがしっかりと作られていて、ギャグにもシリアスにも十分に活用されていて、とてもよかった。

全体的にとても良い出来で、ぜひ次回も見たいと思った。