服部緑地

服部緑地の中に日本民家集落博物館というところがあります。
日本の代表的な民家が各地から移されて展示されています。
昨年が開園50周年だったそうです。
子供の頃に遠足で来た記憶があるのですが、それはきっと開園間際の頃だったのでしょう。
さて、緑地公園駅を降りると雨、
出直すか進むか夫婦でもめて、彼を押し切って公園へ。
幸いこの後雨はすぐに止みました。

このサークル、車いすやバキーを入れるためのゲートです。
歩行者と自転車が通れるくらいのポールの間に1つ設けてありました。
入口を入ってすぐに梅が迎えてくれました。

梅園は3分咲くらいかな、良い香りがしていました。
その梅園には20数種類の梅があるという看板。
梅に心を残してお目当ての民家を見に。
入口は河内布施の長屋門
ここをくぐって右手に堂島の米蔵
飛騨白川の民家
摂津能勢の民家では竈に火が入っていました。
ここに移築されてきた民家はどれも庄屋クラスの豪農の住まいだそうで竈も立派なものです。
これは日向椎葉の民家
椎葉の民家の広いこと
ここでは「岩戸神楽」が行われていたそうです。
私の中で最近読んだばかりの「楽しい古事記」に出てきた「岩戸神楽」につながったのです。

「神楽宿」と呼ばれるそうです。
岩戸神楽の一番から三十三番までを夕方からはじめて朝の光を見てようやく止むといわれるお神楽
村の人が演じ村の人が集まる
想像したものを現実のものの中に見ることができて感激でした。


十津川の民家、南部の曲屋、小豆島の農村歌舞伎舞台、信濃秋山の民家、北河内の茶室、奄美大島の高倉
次々と見て回りました。
この風車は堺の風車。多い時には数百の風車が灌漑用に活躍していたそうです。
野外博物館の中の梅園は今が盛りでした。
民家と梅も日本人のDNAでしょうか、心落ち着く風景でした。


緑地公園駅は駅のホームの真上は道路でした。