お西さんに行かナイト

西本願寺門主さんが変わられて、その法要が行われています。
その中で、心惹かれたポスターが「お西さんに行かナイト」でした。
初めて、西本願寺がライトアップされるのです。


いつもとはちょっと違う入り口から入りました。


築地塀の情緒を味わい、


受け取った整理券がこの番号。


このゲートに並ぶのは1時間以上先のようです。
その間に、いただいたパンフレットを読みました。

「伝灯報告法要」というのは新しい門主さんが親鸞さんの教えを引き継ぎますと親鸞さんに報告することのようです。

8時過ぎになってようやく門をくぐりました。

大玄関門


先日34年ぶりに開いた「唐門」を内側から見ました。別名「日暮の門」


大玄関
この横の玄関から対面所に入りました。写真撮影は禁止。
記憶を辿ると、靴を脱いで玄関を入ると
「虎の間」虎・虎・虎 虎がにらみを利かせています。
「南能舞台」をみながら進んで、
「鴻の間」大広間で華麗な障壁画があります。
欄間は雲間を飛ぶ鴻、ふすまには松に鶴。
「雀の間」「雁の間」「菊の間」とすべて国宝の中を歩きました。
「白書院」孔雀の間とも呼ばれて部屋中孔雀。
「北能舞台」現存最古の能舞台だそうです。
「狭屋の間」細長い部屋という意味だそうで、廊下のようでしたが床は畳でした。
格天井は書物の絵で飾られていました。その中に1匹の猫「八方睨みの猫」がいました。
待ち時間の予習のおかげで、すべて見落とすことなく拝見しました。
靴を履いて外に出る、これから「飛雲閣」を見物します。

京の三閣 金閣銀閣飛雲閣 といいます。

飛雲閣の二階、歌仙の間 は歌仙の絵が描かれていました。


「鐘楼」ここも極彩色の彫刻が光に浮かび上がっていました。


「花燈明」竹に繊細な彫り物が施され、美しい光を放っていました。


「御影堂」と月
普段見ることない西本願寺を堪能してきました。

南無阿弥陀仏」六字の御名を唱えてきました。