週刊少年サンデー2011年30号 『召喚されテトラ』

今週のサンデーの読切『召喚されテトラ』(作者:くろばR)がお気に入りです。



召喚されテトラ  (作者:くろばR)


荷物持ち属性の召喚獣・テトラの物語なわけですが、まず絵が好み。上の表紙もいい感じで、ファンタジックなキャラクターや背景が好き。それにキャラクターが力を溜めているところなんかの絵もいいなぁと思ったり。



とっても重そうで好きなコマ





とっても楽しそうで好きなコマ


ヒロイン(?)のポケモンマスターw・アルジの飄々としたキャラもいい感じに力が抜けてて非常に好感が持てます。面白かった。そのうちクラサンに載るんじゃないかなぁと期待してます。


『くろばR』は初めて聞いた名前で、誰なのかなぁと思ってたら、twitterで[twitter:@ITTK ]さんに黒葉星図先生であろう、と教えて貰いました。さすがはプロサンデー読者のITTKさんや!

黒葉星図先生は2006年12月新コミ入選された若手の作家さんで、ボクが覚えてるのはラクロス部ハジケロッツ。妹のラクロスの試合がメンバーが足りず、兄がこっそり助っ人に入るというおバカコメディでした。この作品はもっと力の抜いて読める作品だったけど、軽快な台詞回しと、動きのあるパースの効いた構図が印象に残ってます。



ラクロス部ハジケロッツ (作者:黒葉星図


普通、新人さんの本誌での読切は、ギャグマンガでない限り40〜50ページぐらいあることが多いと思うんだけど、『召喚されテトラ』は22ページと短め。でもこれくらいの長さの方が生きるのかもしれないなー。サクサク読めて気持ちよかった。次回作が楽しみです。