飛沫節

はじめまして。略してNMということでひとつ。

【公正】

なるほど。

・合併審査指針、公取委改正案を了承・自民党委、4月にも適用へ


 公正取引委員会が見直しを進めている企業合併審査の指針(ガイドライン)について、自民党企業統治委員会は31日、公取委が提示した改正案を了承した。公取委は今後、改正案に対する一般からの意見を募集し、4月にも新指針を適用する。

 今回の改正は、審査で重視する指標を市場占有率(シェア)から市場の競争状態を示す米国式の寡占度指数に変更する点が最大の柱。合併をほぼ無条件に認める寡占度指数の上限値も緩和する。激しい国際競争におかれている場合や、合併に伴う技術革新で製品価格が下がり消費者利益につながる場合など、シェアや寡占度指数が上限値を大きく上回っても合併を認めるケースも明示する。*1


参考↓
コラム:「三角合併業界再編―加速する経営統合―」(2007/02/13)より

(注) 寡占度指数:ハーフィンダール・ハーシュマン指数HHI)。その業界の上位5社程度の市場占有率の2乗の総和で、寡占が進むほどこの指数が大きくなる。例えば上位4社で35%、30%、20%、15%のシェアであれば、それぞれを2乗した数値の和である2750となる。*2


シェア重視の判断基準だったけども(シェアで言えば、国内で25%以上になる合併はアウト、という名目だったようだが、実質機能してなかったみたい)、寡占度指数(HHI)重視の判断基準にしていくと。要するに規制緩和ということらしいから、企業再編のいっそうの加速化、ってことにはなるんだろうね。つまりはちっちゃいとこは飲み込まれて当然、ってのは言いすぎかもだが、その辺りどうなんでしょうね。まあ業界ではおおむね歓迎ムードということらしいので、効率的・経済的で問題ないのかね。ともあれ、こういうのは結局突っ込まれると。

公取委事務総長「ビール業界、寡占度高い」

 公正取引委員会の伊東章二事務総長は21日の記者会見で、サッポロホールディングス(HD)とアサヒビール資本提携の可能性が浮上するなど再編の動きが出ているビール業界について、一般的見解として「上位2社で7割程度のシェアがあり、寡占の程度が高い業界と思っている」と述べた。サッポロHD側から公取委へ合併に関する相談があったかどうかについては「コメントできない」としている。*3

誰もがそうだと思ってたような気がするんだが、まあ詳しくないので省略。一つの例示ということで。先日のM&Aの話でも、スマップとトキオと嵐がまとまっちゃ駄目っていう独禁法のアレがあるから、大手デベなんかは同業間では身動きしづらいのかもね。

【GAGLE 】

●CD


BIG BANG THEORY SHUFFLE

BIG BANG THEORY SHUFFLE


いまや大御所のDJミツ・ザ・ビ−ツ、それにHUNGER、DJ MU-RからなるによるGAGLEのアルバム「BIG BANG THEORY』からDVDを除き、低価格でお届けしますです、ということのようです。オサレで黒太い一枚。コーヘイジャパンさんも参加してるね。試聴*1