ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

管釣り日記(25)

今日は過去最強の寒波襲来中ということで、終日余裕の氷点下でしたが釣行してきましたよ。
釣果は56匹(7:30-17:00)。棚は大体ボトムべったりでしたね。


↓当然だけど、氷が張ってしまっていました。(氷がなく、流れのあるポンドでやってました。)
→氷なし



→ガチガチ


→ガチガチ


いやあ、朝はガイドも凍るし、まともな釣りは出来ませんでしたねえ。雪も残り、氷も張るような、あまりの寒さに魚も口をあまり開いていないままアタックしてきているようで、フッキング率が異常に悪かったです。小さなあたりはあったので、活性はそこそこあるようですが、いかんせんフッキングしない。朝はどうやったらしっかり食わせられるか考えつつ、探っていた感じでしたね。掛けも乗せも微妙で難易度はかなり高かったです。


そんなこんなで、9時まではボトム2匹、スプーンの巻きで3匹の情けない釣果になってしまいした。光物のスプーンは全部ダメで、カラシとオリーブや茶色といった地味系に反応が多くありました。


ここまで2時間程度、釣りをしていて分かったことは、

(1)カラーは地味系
(2)泳ぎはロール系(ウォブリングやウォブンロールは駄目)
(3)ボトムの方がフッキング率がいい(顎の下からフッキングさせられるため)
(4)スプーンのシルエットは細目or小さめ
(5)フックは小さめ(10番)
(6)棚はボトムべったり
(7)活性自体は低くはない

でした。



特に重要そうな情報は赤で書きましたが、とりあえず棚はボトムで、地味目のカラー、活性が高いということで、ここからはアクションをボトムバンプメインに探っていこうということに決定しました。これで暫く粘っていると、やや日が差してきて気温は上がらずとも水温は上がってきたのか、しっかり咥えてくるようなバイトも増えてきました。釣果を順調に伸ばしていったのですが、ここでまた問題が・・・。



はい、、ですね。



暴風といってもいいレベルで強い風が吹き、ラインで当たりが取れなくなりました。手前ならなんとなくは分かるかな、って程度。ここでラインを見なくてもいいクランクベイトに変更し、下の方に沈めて何匹か釣果を伸ばしたのですが、あまり連発せず。決してプラグが悪いわけではないんですが、爆発力が微妙でした。


そこで再度ボトムに戻ることに決めました。ただしラインで当たりが取れない以上、どうやってボトムアクションを入れつつボトムで拾うか?ということが課題がになりました。


結論としては、細かいバンプとデジ巻の組み合わせです。アクションを途切れさせず、スプーンの巻きのようにロッドとリールの感度で当たりを取るという釣り方です。試してみると、これが大正解。
勿論ラインで当たりが取れないので普通より難しいんですが、違和感があったら「巻き合わせ→ロッドで合わせ」をすることで、しっかりと掛けることが出来ました。またアクションを途切れさせないことにより、割とオートマチックなフッキングにもなり、ロッドに角度をつけておけば自然に乗ってくれる感じにもなりました。
このアクションで大切なのは、ラインテンションをかけ続けることです。まあ当然ですが。



こんな感じで一日やり通し、釣果56匹達成。今回は早めにクランクを使ったことで釣れない時間帯がも短くて済み、ボトムでの爆発力で一気に釣果を伸ばせた感じでしたね。放流は無く、気温も低く、風も滅茶苦茶強い中での釣りとしては、満足のいく釣果だったと思います。



成立するパターンが少ないながらも、どこかに爆発力のある正解があるのがこの時期の釣りなので、シビアかもしれないですが、数少ないパターンを射抜いて釣果を伸ばしていきたいと思います。