宮城県は15日、東日本大震災の被災状況の写真や動画、自治体の行政資料など約31万7千点を収録した「東日本大震災アーカイブ宮城」をインターネットで公開した。震災の風化を防ぎ、防災・減災対策や防災教育に生かす狙い。ほかにも10万点以上を収集済みで今後、順次公開する方針。
 宮城県図書館のホームページからアクセスできるほか、検索エンジンで「アーカイブ宮城 記憶」と打ち込んで検索できる。担当者は「避難所で何が不足したかを書いたメモなどもあり、実際に災害が起きた時にどう対応すべきか、参考になるのでは」と話している。資料は県や県内市町村、団体や個人から提供を受けた。

本記事では,宮城県における東日本大震災に関するアーカイブの取組を紹介.
東日本大震災に関する記憶の風化」の防止とともに,「防災・減災対策や防災教育等に幅広く活用」されることを目的に,「震災関連資料をウェブ上で広く公開」*1.実際のアーカイブは,「写真を検索・閲覧」「音声・動画を検索・視聴」「文書を検索」「地図から検索」*2.記録と記憶とともに,「備え」*3にもなりえそうな同取組.他県レベルでの取組は,要観察.