県は18日、新庁舎8階展望テラスの夜間開放を始める。時間は午前9時から午後9時まで。県の担当者は「観光スポットとして親しんでほしい」と来庁を呼び掛けている。
 展望テラスからは女神大橋を背景に船が行き交う長崎港や、市中心部を望むことができる。これまでは安全面を考慮して午後4時には施錠していた。県民の要望もあり5時間繰り下げることにした。夜間は警備員が常駐する。
 「長崎帆船まつり」で花火が打ち上げられる21、22日は混雑が予想されるため、入場は先着150人に限定する。午後6時半から県庁舎1階で整理券を配布する。整理券は1人2枚まで。いすなどはなく、レジャーシートなどを準備する必要がある。折りたたみいすは使用不可。飲食は可能だが、飲酒、喫煙はできない。

本記事では、長崎県における庁舎開放の取組を紹介。
2017年12月25日付の本備忘録で、落成式を記録した同県の新庁舎。落成式後「16時以降閉錠」をしていた「行政棟8階展望テラス」を同県では、2018年「4月18日」から「夜間開放」*1を開始。開放時間は、 「平日」の「庁舎・展望室」は「7時から21時」、「テラス」は「9時から21時」、「休日」はいずれも「9時から21時」*2となる。庁舎の「「使い方」をひらく」*3同取組。夜間の利用状況は、要観察。

*1:長崎県HP(報道機関向け発表4月)「県庁行政棟8階展望テラスを夜間開放します」(2018年4月13日)

*2:前掲注1・長崎県(県庁行政棟8階展望テラスを夜間開放します)

*3: オープンシティ研究会、 岡村祐、野原卓 田中暁子『まちをひらく技術』(学芸出版社、2017年)17頁

まちをひらく技術 ─建物・暮らし・なりわい─ 地域資源の一斉公開

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