デビッド・カークパトリック『フェイスブック 若き天才の野望(5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)』

長いよ、タイトル。直訳?
というわけで、いきなり平凡でミーハーな超流行どころの本で申し訳ないんですが。
言わずと知れたフェイスブックを学生時代に立ち上げたマーク・ザッカーバーグフェイスブックの変遷を書いたドキュメント本。言わずと知れたとか書いときながら、私、映画『ソーシャルネットワーク』が流行るまでフェイスブックの存在すら知らず、この本読んで初めて、どういうSNSなのか知ったくらいなんですけどね。。。
で、基本このマーク・ザッカーバーグは、われわれが手に届かないくらいの天才くんなんですけど。天才くんでも何するにも鼻につく天才と、もう凄すぎて観察してて面白い天才くんがいると思っていて、彼は後者の方で、“次は何をするのか!?”とか“こうなったらどう考えるんだ?”とか楽しみにさせるキャラクターだったので、単純に読み物として面白かったですよ*1
ま、前にも言ったかもしれませんが、外国人の名前覚えられない奴なんで、基本その辺で読み進むスピードはすっごい遅く、すさまじく多い登場人物もザッカーバーグとモスコヴィッツくらいまでしか個別認識してませんけどね。。。
ただ、フェイスブックが時に失敗もしながら成長していく様は面白く、また、いかにアメリカ等でフェイスブックが支持されているかが書かれている本なんですが、読めば読むほど逆に“俺はフェイスブックはできないなぁ”という思いが徐々に。実名主義ってのがね。実名で世間に公表できる内容なんてひとっつも無いですし、それに、フェイスブックでいかに多くの友達が登録されているかがステイタスなんて、そんなのどうやっても増えないから*2。その上、実生活の大半は実名で過ごしているにも関わらず、アイデンティティの大半はこの“ラジパラ”としての名前の方で、こっちの面は実生活の知り合いにはまず公表してないですからね。
そう考えると、ま、基本読んでるときは、知ってるSNSであるMixiに置き換えて理解してたんだけど、ますます“俺は匿名でMixiでいいや…”感が。とかいって、Mixiも3年近く放置してるんだけどね*3。思い出して、久々にログインしてみたら、ゲ!、3年前のマイミク申請が。
いま、これに返信すべきか悩み中です。。。



俺内ランキング(2011.4.4現在)

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次点:節電の貼り紙:都内某店(迷言)*5
※リハビリ中なので10位まで行きませんがご容赦ください。

*1:ちなみに、個人的に最近鼻につく天才(?)はゴルフのあいつね。なんかもう眩しすぎて(←コレ私の知人が言った名言。「眩しすぎて見てらんない」って)テレビとか出てくると、もうチャンネル変えざるを得ないんですが。ANAのマイル貯めるのもやめようと思ったくらい…

*2:いや、全くゼロでもないけど、でも少なくとも周りでフェイスブックやってるの1人しか知らないし

*3:この間、外から見た人には“最終ログインは3年前”とか出てたんだろうか…

*4:深夜の馬鹿力』では結局かかりませんでしたけど、フツーに脳内には流れてました

*5:“節電してます!”という貼り紙を屋外に貼って、ライトアップ。震災以降ずっとこうなんだけど、この店の節電とわ??