パワー・オブ・レスト

ついつい、休憩を取るのを怠りがちなので。

パワーオブレスト 究極の休息術

パワーオブレスト 究極の休息術

自分は、とりあえず、前半の睡眠に関する部分が参考になった。

まず、各個人の適切な睡眠時間の推定方法から書いてある。



その上で、睡眠に関して、以下のような習慣が紹介されている。

「毎日同じ時間に起きる。起きた後の習慣を確立する」(ストレッチ、散歩など。熱いシャワーを浴びる人もいるかもしれない)
「決められた時間に入眠する。入眠を妨げる要素とのつきあい方を知る」
「自分だけの就寝儀式をつくる」
「心配事を取り除くために、簡単なセラピーをする(GTD的に心配事をノートに書く、など)」
「就寝前に、熱い風呂に入る」(就寝時間に、体温が下がると就寝しやすくなるので)
「夕方に散歩をする」(就寝3〜6時間前に、軽い運動をする。)

その他、寝る前のタブーとして、以下のものがあげられている。

・TVは、就寝一時間前には見ない。
就寝儀式にTVやネットはふさわしくない。画面の光が、体内時計を狂わせる原因になる。
就寝儀式には、難しい本を読むとかがおすすめ。(頭を使ってしまうと、目が冴えてしまうこともある。がんばって、自分に合う本を探す)
音楽を聴くなど、自分に効果のあるものを探してみる。
歯を磨いたり、ベッドカバーを用意するなどもあり。
寝る前に同じことをやりつづけると、だんだん体が条件反射で眠気を覚えるようになる。

ちなみに、自分は、静かなクラシックをBGMにして、マンガを読むことが多いです。IT系の技術書は、読むと目が冴えてしまうことが多いので、寝る前は読んでません。
また、寝る1時間前から、明かりを間引いています。


・正午以降は、カフェインをとらない
カフェインは摂取後12時間くらい影響を及ぼすらしい。なかなか寝付けない人は、一度午後のコーヒーをやめてみることをすすめている。

逆に、寝る前にホットミルクを飲むと寝付きが良くなりますよ。
胃を暖めるのが効果ありのようです。

・寝る前には、食事をとりすぎない。(ミルク一杯とか、パン1枚くらいであればいいんだけど。)

・就寝前の飲酒
寝酒は良くないってのは、厚労省のパンフとかでも見たことがあります。

・次の日の予定を立てる

睡眠薬を使うのを習慣にしてしまう。
睡眠薬は、副作用として注意力低下や能力の低下を招くそうです。健常者が常飲するのはあまり良くありません。
不眠症などの病気で、不眠が生活に支障を来すレベルの時に睡眠薬は使うべきで、医師の適切な処方をうけて使うべきです。
もし、あなたが一週間くらいうまく寝付けなかったら、不眠症を疑って、医師に相談しましょう。

また、「寝付けない」という強迫観念にとらわれてしまったら(あるいは、前の日にはしゃぎすぎて寝付けなかったら)、目を閉じているだけでも休まると思うので、目を閉じてじっとしていましょう。
次の日は、ちゃんと寝付けるように上記に気を使ったり、こまめに昼寝をとったりしてしのぎましょう。







中盤の、ゾーン(集中している状態)に関する話題は、人によっては参考になるかもしれない。
自分は、他の本だったりを参考にして自然と身につけられたので、あんまり参考にならなかった。

多分、スポーツをやってた人なら(音ゲーでもいいけど)、ゾーンの入り方がわかってると思う。