ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 昨夜早くに我慢できずに寝てしまったために03:00に目覚めてしまう。阪神の連敗を聞いてがっくりくる。清原がホームランを打ったことを聞いて何でか知らないが嬉しくない。猫がやたらと足下にまとわりつき、にゃぁにゃぁとなく。えさをやってもその態度が変わらない。とはいえ、やつはただ単にすり寄っているのではなくて、私の手や足を相手にふざけかみつき、ふざけひっかきをして楽しもうという魂胆が見え見え。朝7時から9時まで二度寝。多分三度寝がありそう。昼間と、日が落ちてからの気温の差がやたら大きいような気がする。

こういう図書館もあり

 弁護士 落合洋司(東京弁護士会)の「日々是好日」アカデミーヒルズなるものの存在を知る。森ビルが主催しているお金持ちビジネスマンのためのカルチャー・センターとでもいうようなものなのだろうか。興味を引かれたのは六本木ライブラリーである。ゆっくりきちんと管理された環境の中で心行くまで利用できる図書館というセキュリティの確保はただじゃなかなかできませんからね、というコンセプトは考えても良い方式かもしれないと思った。いまや官制や大学の図書館は「図書館」という環境を確保できなくなり、しかも誰もそれを管理する気がないのが現状だからである。それにしても、朝8時から23時まで開いているコミュニティメンバーという個人会員になるには入会金:10,500円(税込)月会費:6,300円(税込)というのはさすがに私には手が出ない。こんな立派な場所になくても良いからせめてパブリックゴルフ場程度のレベルでやってもらえるといけるけれどね。

2年のギャランティー

 うちは2年4ヶ月前にここに引っ越してきた。新築だったが、専用使用区分についても2年間の保証ということになっている。建築施工は大手も大手、ばりばりの大手ゼネコン。しかし、彼らの設計ではなくて、ある設計事務所が担当した。ここに重大な問題が潜んでいた。例えば機構的な問題や、資材の適切な選択という点で、これらは全部設計上の問題として施工したゼネコンが逃げようとするのである。しかも、現場の担当者は1年目と2年目でその担当部署が異なるから違う人間がやってくる。その上、その間の引き継ぎはうまくいってない。これは多分に保証工事を減らそうとする意図でやっているととられても仕方がない。同じ間取りの他の階の部屋の同じ天井部分にヘアークラックが発生している。貼ってあったクロスがよりになっている。少なくとも偶然である確率よりも構造的問題の存在を疑うべき状況である。しかし、このゼネコンの担当はとぼける。問題の存在を確認するために一枚書かせておきたい。RC建築物によくある乾燥に伴う収縮によるもの、という回答に終始。残念ながら建築上の知識がなく、誰かの助けを借りなくては。

死刑に反対している・・

 犯罪被害者の遺族でありながら、死刑に反対している方の存在を「ふらっと人権情報ネットワーク」のサイトで知る。加害者は死刑が確定して執行されてしまう。しかし、その前に加害者に出会い、何度も面会する。そして法務大臣(当時は高村)にまで陳情したが、その4ヶ月後に執行される。

 裁判所や法務省は死刑判決や死刑執行の際に「被害者感情を鑑みて」と言います。だけど「死刑は待ってほしい」と主張しても執行するなら、被害者感情など考慮していないということではないでしょうか。少なくとも僕はそう感じています。

これを聞くと当事者よりも世間を気にして世の中は回っていることがわかる。
そして世の中からエクスクルードされてしまうのは加害者だけではないというのだ。

一番悪いのは、長谷川君(首犯で死刑)や共犯者です。だけどそれだけじゃない。今の社会には「排除の構造」があり、いったん事件が起きると被害者も加害者も社会から排除されてしまう。そういう意味では加害者側の家族や親族も被害者だと思うのです。

聞くべきことが多くある。それでもこの方の発想、発言を自らは安全地帯に足をおいて批判するやつがきっといることは知っておくべきだ。