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2008-12-28
■朋あり、本当に遠方より来たる

「弁天」のニシン蕎麦。ここのニシン蕎麦のニシンは下に隠れておって、上のダシはあたかも関西のそばつゆのごときであるが食べ進むうちにまごう事なき関東蕎麦になるのだ。
先月シドニーに行ったときにあった友人が、叔母さんを見舞いに日本に来た。昨日、私が忘年会で飲んだくれていたときに家に電話があったのだそうだ。買い物があるからと千葉の叔母さんの家から東京に出てきた。切れ味の良い小振りな包丁を買いたいというので、包丁屋に行く。うちはたった一本の文化包丁でなんでもやるが彼は何種類もの包丁を使い分けているのだそうだ。
うちの連れ合いと三人で私の好きな蕎麦屋に出向き、回顧談に花を咲かせながら昼飯にする。繁華街からずいぶんと離れたところにある蕎麦屋なんだけれど、どうやら最近結構知られているらしくて店はどんどん次から次にとお客がやってきて、食べ終わって外に出てみると、なんと並んでいる人がいるのである。平日の昼飯時がどうなのかは知らないけれど、ここの店で外に人が並んでいるのはびっくりした。そういえば客席係の女性がなにやらボードに紙を挟んだ物を持って外に行ったのを見たから、それに名前を書いて順番を管理していたのだろうから、昨日や今日人が並びだしたわけではなさそうだ。どうもだんだんこっちまでそんなことになって来ちゃったのかと思うと世の中は油断も隙もない。
買い物に行く連れあいと別れてその友人と二人であちこち歩く。彼はやげん堀の七味、豆腐の栃木屋で湯葉と油揚げ、桐の箱長で桐のまな板なんてものまで買う。
次に逢えるのはいつだろうか。
■発見

つるや釣具店のHPを店主のブログからたぐって発見。店主のブログはあるキーワードを検索した人が私のブログを見に来たらしくて、リンク元を辿ったらその検索ページから発見したのだ。そういえばあのお店にも数回足を運んだことがあった。あそこで扱っているようなタックルを手に入れたいと熱望していたこともあった。ロッドを持たなくなってもう十数年経つ。あの頃の熱がウソのようだ。商売にしているわけじゃない、つまり道楽というものはこんな具合になっても良いのだから気が楽だなぁ。しかし、それでは道は極められない。私の先輩のように絵を描いて描いてしまいには個展を開くようになれば、これはもう道楽じゃなくて、「道極」と命名してしまう。これ、なんと読むことにしようか。
ついでにその検索結果からもうひとつクリックしてみたら、なんとそちらの方はクレイドル・マウンテイン・ロッヂに泊まってフライを振ったらしいのだけれど、ロッヂからワラビーにポテトチップを投げ与えたら食べた、なんぞと書いている。こんなことをする奴にフライを振る資格なんかこれっぱかりもない。この程度の奴が「釣れない日の夕暮れの川はなんて美しいのだろうか」なんて書いても全く感動を呼ばない。軽蔑、侮蔑に値する。
