Hatena::ブログ(Diary)

ほぼ足りて、まだ欲 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2010-02-23

行ってみたい 行ってみたいを含むブックマーク

 死ぬまでに一度で良いからウィーンという街に行ってみたいと思い始めたのは一体いつからだろう。それまであの辺の中世の香りが充分に残っている街並みなんて見たって、面白くも何ともないだろうし、なにしろ言葉が通じないところには行きたくないと思ってきた。地元では縁がありさえすれば年に何回かウィーンに人が出掛けていたんだそうで、そんな人たちが呼びかけるツアーすらあった。

 にもかかわらず全く興味なんてなかった。なんだか冬暗そうだし、夏は暑そうだし、治安がどうかも分からないし、周辺から来る観光客を狙うやばい輩も周辺から入ってきていそうだし、まったく興味もなかった。

 ところが、テレビをデジタル化してケーブルテレビにつなげてみたら、何本も、オーストリア、ハンガリーなんてところを案内するトラベル・ガイド番組がある。見ているとじっくり時間をかけてそうしたところに出てきた建物を見て見たいという欲求に駆られる。それを写真に残してみたいという欲望が出てきた。

 これはやっかいだ。何しろそういう欲望が芽生えたから育てればよいという筋合いのものではないからだ。

 じゃ、どうする。ハプスブルグにまつわる話を書いたネット情報やら書籍やらをチェックすることになる。これはまぁ順当な発想だ。しかし、問題はそこから先だ。どうも海外だけじゃなくて国内でも、相当に関心を持つ人がいるらしくて先日も「ハプスブルグ展」が東京やら京都やらで催されていた。カルチャーセンターの様なと頃に行くと「ハプスブルグの美術」とか「シシーのなんたら」というような講座が開かれたりしている。

 そういう方はしっかりとその時代を生きた人間を含めた知識欲から始まっておられる様だけれど、私の動機というものは、なんちゅうことのない、ただ建物を見て見たい、写真に撮りたいという単純なものだ。

 しかし、こりゃなんだ。なんの縁も所縁もない、言葉も分からない、文化的背景も殆ど分かっちゃいない。なのに、なんであんなところを見て見たいのだろう。奈良だってもう45年くらい足を踏み入れたことがないというのに。

 死ぬまであと何年なのかを誰かに教えて貰いたい。

がっかりだ がっかりだを含むブックマーク

 八千草薫が三国連太郎と二人して、今やテレビコマーシャルがんがんの高齢者向けサプリメントのテレビCFに出てくる。憧れの “永遠の” マドンナだったあの八千草薫がである。もう、本当にがっかりである。

笑い 笑いを含むブックマーク

 お笑い芸の中には自分を蔑んで取る笑いというものがある。「噺家なんぞのいうことを信用しちゃいけません」と噺家自身がいうのもそれのひとつだ。これは他の人を傷つけるということがない。しかし、特定の他人を揶揄してとる笑いほど、下卑たものはない。高齢者を笑いものにする噺にこうしたものが多い。病院に来るのは元気な年寄りで、「あの人最近見ないね、病気にでもなったか」という小噺がある。高齢者医療費が無料だった頃には良くこの手の話が語られた。実際にそうだったからでもある。

 それを爺婆が言うのはよい。しかし、元気満々、どんなことがあったって生き残るだろうと思われる元気者がこれをやるのは私は好きじゃない。

 噺家は良く老人ホームの慰問をやってくれる。若者には我慢できないのんびりしたペースの古いパターンの笑いが高齢者には実に安心だったりする。しかし、他の場所にいって、そうした場所をさかなに笑いを取るのは卑怯だし、下卑ている。

 「眠っちゃっている老人もいるし、残りの半分くらいはどうせ聞こえてやしませんでね」といった噺家がいた。「お前もすぐにそうなるんだよ!」といってやりたかった。そういう噺家を持て囃す手合いがいる。だから私は文珍の「老婆の休日」という新作も嫌いだ。

検察対民主党 検察対民主党を含むブックマーク

 ネット上ではもうすでに検察という名の官僚が、官僚らしさを発揮してこれまでに数々の官僚の面子を満足させるために、無理矢理起訴の無理矢理有罪というパターンを、官僚パートナーである裁判官をも巻き込んで創りだしてきたことが縷々伝えられている。

 今度の小沢、石川、大久保、水谷がらみについてもかなり詳しいところまで流布されている。にもかかわらず新聞テレビはほんの少しの例外を除いていつまで経っても「説明責任」が果たされていない、だから長崎、町田も「無所属」という所属という嘘をついて自民・公明大支援の候補者が、これまた「無所属」といっていた民主党の代表ともいうべき候補者を破ったのだと説明している。

 いつまで経ったら新聞やテレビは検察・裁判官僚と真剣に対峙するというのだろうか。いつまで私たちはその騙しにのっていくのか。

 佐藤栄佐久元福島県知事の収賄事件については彼の著作にかなり詳しく書かれているんだそうだけれど、私は読んでいない。しかし、ネット上で公開されている岩上安身のインタビューを聴くと検察は任意聴取という形で彼に自宅から乗せた車の中で逮捕状を執行し、そのまま小菅に収監するという乱暴なことをしていた様だ。結果的には弟の土地の水谷建設による購入は市場価格に適正な価格での販売で、不当な値段ではないということが明らかになったにもかかわらず、これが贈収賄と認められるという不思議な判決だったのだそうだ。これだけでも、非常に大きな問題であって、これと同じことがいつまでもそのままになっているであろうことは容易に想像がつく。

 だから、今度の件でも説明しなくちゃならないのは検察側ではないのか。

 そういえば、菅谷さんの冤罪事件でも当時の検察は心の底から申し訳なかったと思っているとはとても思えない。「当時はそれがベストな捜査証拠だったんだから、しょうがねぇじゃねぇか、何をいっているんだ、フン」といっている雰囲気満載状態だ。

 それをどこの新聞もテレビも、指摘することができないで、検察の言いなりのリーク記事を追いかけ回していることが、どこにも明らかにされない。

 関東の4チャンネルのテレビに至ってはニュースショーでやめ検のコメンテーターが小沢一郎を評して「証拠がなくたって90数%有罪だ!」と言い放ったというのだから、これは普通の状態ではない。やめ検入れたオール検察+マスコミ連合対民主党ではそう簡単に打ち破ることができない。

 私たちはひょっとすると戦争まっしぐらだったあの当時に限りなく近いマスコミ状況を見せられているのかもしれない。

 それにしても自民党総裁が民主党の姿勢をどうのこうのという度に「お前なんかにいわれたくないよ!」と叫びたくなる。

 鳩山由紀夫が加藤紘一の秘書の事件の時に「秘書がやったことは議員がやったこと」と追求していた演説をテレビがしきりに流す。それを見る度に、この国の政治家はあぁした事件が起きる度になんで自分を振り返らないのか不思議でしょうがない。何かがあれば必ず指摘されるのは分かっているはずだ。なんの学習もしない。上から下まで、どうにかして美味しい目を見てやろうと思っている輩ばかりだからなんだろうか。

お焦げご飯 お焦げご飯を含むブックマーク

 子どもの頃の日本には電気炊飯器なんてものはなかったから、ガスコンロではあったけれど、お釜でご飯を炊いていた。だから当然の如くお焦げができた。その日によって焦げ具合も違うし、焦げている量も違う。ちょっと他のことをしているうちに焦げちゃうと、その匂いで分かる。「アッ!焦げてるっ!」と誰かが声に出して、慌てて釜のところに走り寄るというのは日常の風景だった。

 ご飯をよそった時に、お焦げは避けられていたものだ。白い、柔らかい、ふかふかと炊きあがった白米が食べたいに決まっていた。お焦げが入ると、「えぇ〜」といったが、「もうそれしかないんだから我慢しなさい」といわれた。大体みんなが避けるから、昼飯なんかはそのお焦げに熱いお茶をかけてお茶漬けにしたけれど、その焦げが滲んで黒っぽくなる。そこにしょっ辛い塩鮭をのっけて食べると、茶の間に流れているラジオからはNHKの「ひるのいこい」のテーマソングがきこえてこなくてはならない。

D

 それが電気炊飯器ができてから、全くお焦げができなくなった。忘れ去られたお焦げとなった。見たことがなかった。全部が全部、白く炊きあがったご飯で、全部を文句なく食べることができる様になった。良いなぁと思った。

 それがいつの頃からだろうか。あんな具合に「アッ!お焦げだ!」と嬉しそうな顔をする様になったのは。その度にいつも「お前ら、本当にそう思ってんのかよ・・」と心の中でいっていた。

時間を戻さないと 時間を戻さないとを含むブックマーク

 それほど危惧をしていなかったのだけれど、オリンピックが始まってみると、あっという間にオリンピックペースに引き込まれてしまって、今やオリンピック中継を中心に生活がまわっている様だ。メルボルン・オリンピックの時にトランジスター・ラジオを耳に当てて、波が引く様に弱くなり、波が打ち寄せる様に大きくなるラジオ中継を耳をこらして聴いていた頃から、馬鹿にしながらも振り回されてきたのかもしれない。今始まったこっちゃないのだ。しかし、週後半からのイベントに合わせて朝方生活にしていかないとこれは困ることになるだろう。

 そういう意味ではジャンプ団体戦も終わっちゃったし、カーリングももう危ないし、そろそろ良いか。

sabonekosaboneko 2010/02/24 01:42 Viennaぜひ行って下さい。今、行きましょう!思い立ったら吉日です。Salzburgもおすすめします。

nsw2072nsw2072 2010/02/24 02:49 >sabonekoさん
 今はいやです。だって寒そうじゃん。Salzburgも良いらしいですねぇ。悩んじゃいますねぇ。

オシレーターオシレーター 2010/02/24 08:29 私も人を揶揄してとる笑いは、好きではありません。最近は多いですよね。nsw2072さんが書いているご老人ネタもそうですが。大人になるとそういうものにも免疫がついてきますが、幼い子どもは傷つくことも多いのでは…。大人がああいう笑いを子どもに見せるのはどうかと、いつも思います。まあ単に芸がないんでしょうね。

nsw2072nsw2072 2010/02/24 22:58 >オシレーターさん
 そうですね、「芸がない」ということです。発想に暖かさがない、とでもいうんでしょうか。子どもたちも年寄りは笑いものにしても良いんだ、という感覚を知らないうちに身につけます。実は大それたことだと思うんですよ、その感覚は。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/nsw2072/20100223