ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

スイッチ

 わが家の数あるスイッチのうちで最もその使用頻度が高いのはどこのスイッチかと考えて見る。食堂ではないのか。なにしろいつでも人がいる。なんて、とぼけたってしょうがないのだけれど、それはもちろんトイレの電気スイッチに決まっている。滞留時間は短いけれど誰もが日に3-4度は確実にスイッチを押している。そのスイッチがとうとうパチンと入っても、切る時にパチンとなりにくくなった。このスイッチは換気扇と連動していて、スイッチを切っても換気扇が設定の時間分おくれて切れるという機能を持っている。だから入って切るという単純なスイッチではない。その分高い。普通のスイッチが千円くらいで買えるというのに、このスイッチと来た日にはメーカーの標準小売価格(変な呼び名だ)だとなんと5000円くらいする。
 ネットで調べると量販店のネット販売でおおよそ3800円くらいだ。じゃ、というので量販店に自分でいってみると、こんなものは置いてないのだ。自分で買う人はいないということか。ネットでは買えるらしい。じゃ、というので秋葉原にいってみた。大間違いだったのかも知れない。今や秋葉原はネット関連機器屋と化していて照明用の壁スイッチなんて一体どこに行けというのかという状況だ。諦めかかった時に、「パナソニック配線機器」と書かれた看板を見付けた。ようやくだ。あったのだ。3300円だったのだ。皆さんこの辺りはどうしておられるのだろうか。

図書館ネタ

いつの頃からか図書館を積極的に利用するようになったものだから、図書館に関する話題には直ぐに飛びつく。佐賀県武雄市という街があるのは知らなかったのだけれど、ここの市長の図書館に関する話題。

司書を積極的に入れる。事務の職員を減らして人件費を浮かせ、その分、司書採用に充てる。これで、さらに、司書と相談できるようになります。ちなみに、県内ほぼ最低の司書の処遇を抜本的に改めます。
ここからが最大のミソです。今まで、月間600冊の購入を図書館がしていたんですが、本の選定を市民に開放します。30人から成る市民選定委員が本を選び、まず、読んでもらいます。その代わり、書評を書いて頂き、その書評を本に貼ります。来年2月に公募し、4月から選んでもらいます。{武雄市長物語こちら

 図書司書の役割を本当に理解しているだろうなという公設図書館はそんなに多くはない。むしろ普通の図書館利用者はその存在にすら気がついていないかも知れない。わが町の図書館にも図書司書の方がおられるはずだけれど、どこにおられるのか一見しただけでは判らない。
 こんな類の本を捜しているんだけれどといったら応えてくれる人がいるのだろうか。外部委託の運用のおかげで無休になったのはとても助かるのだけれど、どうもおられる方はパートの方ばかりのようにも見える。棚の本の並びも時として自分で直してしまうようなこともある。
 ところで、この月間600冊の選定をする委員の方の書評を本に張って貸し出しに供するアイディアはよいかも知れないけれど、貸し出しに廻ってくるまでに相当な時間がかかってしまわないだろうか?うちの街の図書館利用上の悩みはそこにある。なかなか登録されないのだ。この点はどうだろうか。