ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

時代

 何かというと若者たちが「高度経済成長とバブルで美味しい目を見た団塊世代はしょうがないというけれど、そんな目を見たことのない僕らはとてもこの現状では我慢ができない」という。
 しかし、そんなことをいわれちゃうと「あぁ、そうかい、じゃ、僕と入れ替わろうか」といったって、すぎた過去については経験し直すわけにはいかないんだから何の意味もない訳で、入れ替わったら、私たちが得をしちゃう訳だしねぇ。
 就職だって、巧くいく時期にたまたま学校卒業タイミングがきた奴だっているし、全然駄目な時に卒業するはめになっちゃった奴だっている訳だよね。今年だって美味しいところに内定できなかった連中はしょうがないから留年するってくらいだといっている。
 だったらそうじゃなかった連中はその連中から何かおとしまえをつけてもらうのかといったらそうはいかないはずだよ。
 だから「団塊の世代は挙げ句の果てに年金だって僕らの保険料から持っていっちゃう訳で、僕らは貰えないかもしれない」というのだ。だったら年金システムを本当の意味で「改定」するつもりがあるだろう政党に投票しなくちゃだめだろ、自民党に入れていたんじゃ、金輪際解決される訳がないぞというのだけれど、そうもしていそうもない。
 この点ではなかなか意見が収束しないんだ。

あまり報じられず

東京新聞こちら特報部(2014年7月22日)が報じているところによると、
 福島原発事故後の健康支援を議論する環境省の専門家会議は座長が長滝重信・元放射線影響研究所理事長で、検診を拡充してデーターをできるだけたくさん取って事前と事後の比較をしろという声を押さえ込み、県内外の被ばく線量は100ミリシーベルトをかなり下回ると見込んでいるため、「放射線による健康影響は証明できない」「影響が証明できない以上、福島県内の健診すら不要」という方向に傾き始めている。
 座長たる長滝重信が理事長を務めていたという放射線影響研究所の前身は「治療せず、原爆の効果を調査」した米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)だ。そこに連なる人脈が「安全神話」に関与した。いまは「安心神話」の流布に奔走している。

本屋

 私は都会の、真ん中とはいわないけれど、かなり人通りの多い地域に暮らしている。ほとんど観光地といっても良いかもしれない。こんなにたくさん人が行ったり来たりする街なのに、ろくな本屋はない。昔からない。小さな雑誌や漫画を商う店はぽつぽつとあったのだけれど、それも片っ端から店を閉めてしまっている。古本屋もぽつぽつとあったのだけれど、あっちもこっちも店じまいしてしまって、今や漫画本を扱っている店だけになった。大型書店とはいえない、まぁ、中型書店チェーンの店が二軒ばかりもとデパートとショッピングモールに入っている。しかし、これとて、ほぼ雑誌と漫画が中心で、後は学習書、地元関連本程度。新書や文庫はほんの申し訳程度にあるのだけれど、いったいいつから補充してないんだろうかという程度。哲学系、あるいはまともな論壇誌なんてものを探すのは無理だけれど、超右翼論壇誌だったらすべて揃っているという偏り方。地方に暮らしているのと、ほとんど変わりはない。
 しかしながら都会に暮らしている有利な点は小一時間歩くとか、200円程度金をかけて公共交通機関を利用すれば、ないものはないくらいの書店にたどり着くという点だ。問題はこの時期なら暑さだろう。昔はなんということもなかったのだけれど、今やこの歳になると、ちょっと暑いだけで、もうたまらない。グデェ〜っとしてしまう。そのうち熱中症とかいうような症状に簡単に陥ることになりそうだ。
 結局一番簡単なのはネットで買う方法に勢いなってしまう。そしてますますろくでもない書店まで閉店に追い込んでしまうことになる。いったいどこでこれを断ち切れるのかはなはだ疑問だけれど、こうなってしまうともう手遅れなんだろうなぁと半ば諦めるしかない。
 

なんだ、これ

 適菜収(てきなおさむ):哲学者で作家だとラジオがいうんだけれど、こんなものをこうして取り上げるのもくだらないんだけれど、文化放送の朝の番組「おはよう寺ちゃん、活動中」という番組をラジオで流していたら、とんでもないコメントの数々で目が点になって眠れなくなった。
 右翼という考え方はあるけれど、こいつの口汚い偏向した考え方はここまで来るともはやお笑い芸人でしかない。
 そもそも選挙は民主的なものではないのだ、議論する能力を持っている人間を選ぶのが選挙であって、馬鹿に選挙権を与えてはいけないだって。馬鹿は選択のできない人間のことだと。だから選挙権を制限しなくちゃいけないんだ。それをしないから大泣き県議みたいなものが誕生するんだという。時代錯誤も甚だしい。民主主義は恐ろしいものでもうだめだということはアリストテレスだっていっているんだとまでいう。
 彼は山本太郎橋下徹を著名なバカというが、こいつは無名な馬鹿、もしくは「ニーチェ馬鹿」ともいえるのではないかなぁ。
 こんな奴をラジオに連れ出す文化放送のスタンスがよう分からんのだけれど、ま、結局産経系の本質が分かりやすくてよいかもね。

ほうらきた

 政府は、国連平和維持活動(PKO)に自衛隊将官クラスを派遣し、国際部隊の現地司令官ポストを担当できないか、外務、防衛両省などによる検討に着手した。従来は他国部隊への指揮行為が、憲法解釈で禁じる「他国の武力行使との一体化」につながる恐れがあるとして自粛していた。集団的自衛権の行使を容認した閣議決定で「一体化」の定義を緩和したことなどを受け、自衛隊の海外任務拡大の具体化を図る。政府関係者が21日、明らかにした。
 司令官派遣は、国際社会で「部隊派遣と同等の評価を得られる」(防衛省幹部)とされ、国連からも期待が寄せられているという。(河北新報2014年07月22日)

 これくらいのことがどうして「ほうらきた」なのかという疑問を持つとすると、もう既に洗脳されている。

ツイート

昨日の私のツイートに反応があった。
私のツイート

アベシンゾーの姑息な、ジャーナリズム夕飯懐柔作戦はじわじわとその大政翼賛的な展開を広げております。皆さん、本当に気がついた方が良いですよ!このまま座して眺めていると自分で自分の首を絞めます。

これにくっついてきたRT

誰の金で飯ってると思ってんだ

 この人、私に向かってこれをいっているんだと思って、あぁ、多分「お前の年金は俺たちが払ってんだぞ、分かってんのか」といっているんだとばかり思った(大きく間違っておりますが)。
 いったいどんな奴なんだろうかと思ってプロフィールを見に行った。すると自分で自分のことを爺と書いている。ということは私の解釈は当たっていないんだ、と。それじゃ日頃どんなことをtweetしているんだろうと思ったら、ほぼリツイートなんだけれど、ほとんど私の論調と変わらない。そこで私はようやく理解した。彼は「アベシンゾーとマスコミ幹部」に対して「それは血税から出ている金だぞ」といっているのだ。

2014年07月21日のツイート