ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 鮎を見なくなってもう半世紀ぐらいたっているだろうか。いや、それはもちろん食べるという意味ではその後もいくらもあっただろうけれど、釣るという意味では多分中学へ入った頃までだったのではなかったか。
 清水では鮎といったら興津川だった。今の鮎はほとんど全部、おとりの鮎に鼻管をつけて泳がせ、そこへテリトリーを侵されることで追い払いにきた鮎が針に引っかかって釣り上げられちゃう、友釣りだ。
 私たち子どもはそんな高級な釣りなんてできないから、毛針を貰って、それをいわゆるテンカラのように川上から流していって、それを咥えにくる鮎を釣り上げるというやり方だ。
 それでも朝まだ夜の明けぬうちに車を雇った大人に載せて貰って、川にいく。昼近くになると魚は食わなくなるから、こっちも日陰に入って昼寝する。夕方になってくると喰いも立ってくるからこっちも竿を出す。一日仕事だった。いや、仕事じゃないから、一日遊びってことだ。
 しばらく鮎を食ってもいないなぁ。

爆笑!

麻生氏は21日の会見で、17日の発言について「高齢者が過度な将来不安を持たずに、積極的に消費してもらえるように意識を変えていくことが重要」との趣旨だったと説明。「前後の文脈をみていただければ、おわかりと思う。経済の浮揚には消費の拡大が絶対必要ということを申し上げた」とも述べた。(朝日新聞デジタル 2016年6月21日12時56分)

 おじさん!おじさん!そこの言い換えれば終わると思っている大無責任なおじさんよ!あんたねぇ、そんなこたぁ、あんたにいわれるまでもなく、みんな知っているよ!あんたがやらなきゃいけねぇのにやってこなかったことだよ。
 じゃ、ここで質問!高齢者が消費できるように意識を変えるためには何をしなきゃいけないの?
 これだけ社会保障費削減して、要介護認定のこれまでの下二つを保険でカヴァーするのをやめるような施策を展開している政府の財務大臣がまさか、このまんまでそんなことが実現するとでも思っているわけ?ちゃんちゃらおかしいよ。
 それでも日本のマスコミはこのまま矛を収めるんだろうな、麻生に睨まれてヘラヘラッとしてな。

散歩

 とりあえず今日の散歩は蔵前の「カキモリ」へ向かったんですよ。なんで?といったら欧州規格カートリッジ・インクを使ったボールペンをもう一本欲しくなったからなんですよ。で、ガラッと開けたら、男性店員の人が私をじっと見ていて、真っ直ぐ来られて「なにを?」ってお聴きになるんです。あれ?ここって、「ルック・アラウンド」じゃないの?ってくらいのものですが、多分こんな爺さんが来ることは滅多にないので、何か特別なことがあるんじゃないかと思われたのかもしれません。
 で、問題はそこからなんです。その先を全然決めていませんでした。で、そうだ!ここまで来たんだから浅草橋にいって、餃子の王将で炒飯+餃子を食いたい!と思ってしまいました。そうだ、そうだ!パラッパラの炒飯だ!と思ったわけです。ガンガンと歩む歩調にもリキが入ります。
 で、ようやく王将の前までやってきたら・・・そこにてんぷら「三定」という看板。三定という天麩羅屋は雷門の脇にもありますね。そこであっけなく、方針転換。天丼ということになりました。あっれぇぇぇぇ!
 で、ここの三定ですが、天麩羅屋というよりも、店内にぶら下がっている短冊を見ると、もはやほとんど定食屋でございます。チキンカツ、ジンジャーポーク、オムライスときちゃうんですから。それでも初志貫徹(どこが貫徹だっての)して上天丼、1,030円也。そしてその定食屋感を強くしたのが、運ばれてきた天丼です。なんと器は樹脂製のものなんでござる・・・トホホ・・・。天麩羅はキスと、さすがの三定というべき小柱と小エビのかき揚げ、そして、先日の立ち食い蕎麦屋の海老に負けちゃう海老。汁の超少ない天丼もなんですが、これのようにつゆだくの天丼も如何なものかと。
 お爺さんお二人と、お婆さんお二人で賄っておいでです。
 勘定の時にお爺さんに「浅草の三定さんと・・・」とここまで言ったら、にべなく「親戚です!」と表情ひとつ変えずに。多分何人も聞くんで、イヤになってんですよね。
 8,794歩。

iPad Mini

 通常私がハードを買うときはできるだけキャパシティーをめいっぱい載っけて買うようにしてきたのに、そういう方針を立てるのに勉強した「安物買いの銭失い」教訓を忘れてしまって買ったのが、2年半前に入手したiPadMiniなのだ。
 本当に使いこなすことができるだろうかと疑心暗鬼になっていた上に、その時一緒に買ってきてといわれた友人が最低のスペックで良いからといったものだから、それに惹かれて、一番キャパシティーの小さいものを買ってしまったのだった。それでも多分500ドルくらいはしたはずだ。今の新しいiPad Proの小さい方(iPad Miniと同じサイズ)の同等品だったら729ドルもする。
 それで、今やしょっちゅうストレージが足りないぞと警告されていた。しかし、ふと気がついた。そうだ、私はKindle専用機を入手したんだからもはやこっちでKindle本を読むことは全くないのだ、と直ぐさま、これを排除した。するとファイルごと削除されちまった。どの本をどこまで読んだか想い出せない。しかし、元ファイルはAmazonサイドで記録されているらしい。問題は自炊本だった。もう一回全部をKindleに入れる必要があるわけだ。これ、結構面倒だけれど、段々要領を得てきた。
 これで1.4GBばかり余裕ができたぞ。

2016年06月21日のツイート