ほぼ足りてまだ欲 その先

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御用新聞

 もちろんいうまでもなく産経新聞自民党の広報紙同然だから、こういう記事を書くのは容易に想像がつくわけだ。
 山口4区に立候補している黒川敦彦がtwitterに「安倍昭恵を取り囲め!」と書き込んだのは怪しからん、こんなことは選挙妨害だ!」といわんばかりに産経新聞がかき立てている。

 首相夫人とはいえ、女性を大勢で取り囲み、威圧することを促すような書き込みは、非常識であり、言語道断だ。にもかかわず、朝日新聞毎日新聞など日頃、女性の人権問題に関心が高いはずのメディアも、報道することはなかった。(産経新聞2017.10.13 11:40)→こちら

 アハハ!へそで茶を沸かす!黒川敦彦はもともと加計学園獣医学部新設問題を追及してきた市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の共同代表で、わざわざ安倍晋三を追求する為に300万円持ってやってきて立候補するというやり手でございますよ。何が礼儀でなにがマナーだよ、産経新聞の日頃をよく考えてみろよ。ネットの書き込みをそのまま記事にするような新聞が。

取材拒否

昭恵氏出席の演説会、取材拒否 首相事務所「安全の確保」理由に(共同2017年10月13日 11時25分)
 衆院選山口4区に立候補している安倍晋三首相の地元事務所(山口県下関市)は13日までに、安全の確保などを理由に、地元で開かれる個人演説会の取材を拒否する方針を下関市記者クラブに伝えた。全国で遊説する安倍首相の代わりに妻の昭恵氏が個人演説会に出席している。同記者クラブは方針の撤回を求めている。事務所は、インターネット上に、昭恵氏を「取り囲みましょう」と書き込まれていることなどを理由とし、「関係者と来場者らの安全確保と会の円滑な運営を図り、公正な選挙運動が害されないため」と文書で説明。「選挙運動や政見に関わる取材は候補者に申し入れてほしい」としている。(共同)

 「怖いから逃げる」訳でございます。「なにをいわれるかわからないから逃げる」訳でございます。また誰かに「騙されちゃう」といけませんから。
 ところで、籠池夫妻はまだ拘置所に収監されたままでございますよ、安倍昭恵様。

グダグダ

 まぁ、変な話をするわけですが、日本の言葉の大半は中国からやってきた単語をそのまま使ったりしていますし、日常的な会話の中に平気で中国のことわざが出てきちゃったりするわけですよねぇ。安倍晋三だって、「李下に冠を正さず」なんていっちゃって、これなんか典型的な中国のことわざですよ。もっともどう考えても安倍晋三はこのことわざの正しい解釈を理解しているとは思えませんねぇ。加計孝太郎との関係を質問されてこう答えたんですが、これじゃ答えになってない。じゃ、なんでこんなことわざを使ったんだろうかというと、少しでもインテリに見えたい、という気持ちの表れでしょうねぇ。それでいながらアンチ・インテリジェンスだってことがばれている。
 そういうところがドナルド・トランプにそっくりでございますね。今度はユネスコから脱退すると宣言したんだそうです。オバマが頑張った分は全部帳消しにしようという運動の一環でしょうか。ユネスコの年間分担金の22%を大アメリカ国が供出していたわけですから、脱退だといわれたら、ユネスコにとっては大痛手でございます。バカですねぇ、トランプというのは。アンチ・インテリジェンスを標榜しているように見えてしまいます。世界遺産を全部アメリカは返上したら良いでしょう。あ、ほとんどないか?ほとんど国立公園ですからね。
 森本あんり先生の「反知性主義」という本が結構売れているんじゃないでしょうか。昨日本屋の店頭で見たら帯がトランプの写真に替わっておりました!

反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体 (新潮選書)

反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体 (新潮選書)

 ところで、安倍晋三森友学園と安倍夫婦の関係を聴かれて、「詐欺を働くような夫婦に妻は騙された」んだとお答えになったんだそうで、ほぉ〜!凄いことをいっちゃったんだなぁと呆れかえって、ぶったまげましたね。詐欺の片棒を担いだのはいったい誰なんだ、という話でございますが、自民党に投票する方々、選挙に行かない方々は、こんなことを平気で垂れ流す男とその妻なるものを支持しているわけで、情けなくないのかなぁと真剣に悩みますが、そんなことを思わないからこそ、この国がこうなっている訳なんでしょうねぇ。ふ〜ん・・・でございます。
 そういえば文科省副大臣でチン答弁を繰り返した義家くんも気がついたら桜チャンネルに支持されるような人になっていたのですねぇ。余市にいたときのことを考えたら、本当に嘘のような話でございますねぇ。当時の先生方のあきれ顔が想像されます。

2017年10月12日のツイート