「プロデュース能力」
- 作者: 佐々木直彦
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: 単行本
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プロデュース能力
第1章 プロデュースとは何か
第2章 プロデュース思考
第3章 壁を越える行動
第4章 ビジョナリー・リーダーシップ
第5章 「熱」と「ロジック」が推進力
第1章 プロデュースとは何か
プロデュースには、ワクワクドキドキがあります。そして、それを創造し相手に発信します。プロデュースというと少し大きなことをするイメージがありますが、その大小は関係ないそうです。ですので、その中には個人も含まれるでしょう。
・「本田式サバイバル・キャリア術」講演会 - Nの世界
・「抜擢される人の人脈力」 - Nの世界
・「マインドマップで議事録をとろう!」 - Nの世界
この方々以外にも多くの人がこれからの世界ではこの個人の力の比率が大きくなると見聞きしています。
第2章 プロデュース思考
そのために、どのようなストーリー、全体像で行うかについて第2章に書いてあります。
VISION
1.ビジョンはなにか
2.なぜそのビジョンなのか
STRATEGY
3.コアテーマは何か
4.自分に何ができるか
5.誰に何をやってもらうか
VALUE
6.大義名分は何か
7.付加価値は何か
第3章 壁を越える行動
定義は出来てもなかなか行動に起こせないのことはあります。第3章では、それについて次の2つの切り口で書いてあります。
・ブレーキしてしまう3つの理由
・小さな行動をするための4つ
そして、まずはやってみる。やってみると効力感が得られるからです。
第4章 ビジョナリー・リーダーシップ
第4章では、プロデュースするプロデューサが行う7つの行動について
第5章 「熱」と「ロジック」が推進力
第5章は、第1〜4章までの総括といった感じです。
プロデュースとは
一つのビジョンをもとに、
人々の力を借りて「新しい何か」を創り出し、
現状を変えること(p.16)
いくつかのプロデュースの事例が載っているので、具体的なイメージはし易いと思います。
セミナーに一度参加しただけですが、とても佐々木さんの人間性が表現された本になっていると感じました。